2009年12月27日
今年を振り返って
そろそろ今年も終わりなので、総決算として振り返ってみたいと思います。ほぼ自分用メモです。
今年は来年のための1年にしました。シーズン真っ只中にたくさんストリングを試したのもその一環。ストリングはリベンジ・ハイペリオンが良い!となったものの、考えが変わりつつあります。今まで固いポリばっかり使っていたせいか、ポリプラズマピュアすら飛びすぎると感じていたのですが、最近はマルチもいいなぁと思えるようになりました。クロスに柔らかめのストリングを入れたことや、冬でボールが飛ばなくなったからだと思います。マルチそのものが良いというよりはマルチくらいの反発力があった方が良いという感じです。ハイブリッドが気に入ったのも、ただ単に反発力が上がったからかもしれません。なので、春先には次の3種を試そうと思っています。
1 リベンジ一本張りを43ポンドくらいで
2 ハイペリオン一本張りを45ポンドくらいで
3 リベンジ・ハイペリオンのハイブリッドもそれなりに
要するに、ローテンションにして反発力を出そうとします。今までは大体50ポンドくらいでした。ポリで1.30というゲージを考えると、強く張りすぎていたかもしれません。
テニスそのものについては、来年に繋がる希望は最後の大会で見えました。今年で大きくレベルアップできたと思います。あの戦いができれば今年よりもずっと飛躍できるはず。その大会がたまたま絶好調なだけで、まぐれだったかもしれませんが、自分にはあまり当てはまりません。僕の場合、普段から調子の良し悪しを感じることがないのです。体調が悪い、痛い、やる気がないというのなら別ですが、通常通りの体ならばいつも同じです。なぜかはわかりません、不思議…。
今後の課題はたくさんありますが、シングルスに絞って主なものを挙げれば以下のものになります。
・セカンドサーブ
セカンドサーブがしっかりしていれば、ファーストは何をしてもいいと思えるようになりました。フラットでガンガンいっても良し、そこまでしなくて良い相手なら確率重視で回転を加えても良し。頭の中で形はできたので、後は打つべし打つべし…。
・回り込んでの逆クロスのフォア
シングルスで勝つ一番の近道はこれではないかと思うようになりました。普通に打つことはできますが、これで高くバックハンド側に弾むボールを打てれば便利なはず。これも打つべし打つべし…。
・ネットプレー
ダブルスではできてもシングルスではできないネットプレー。ダブルスでは、ボールが自分に来るか来ないかしか考えてませんから…。シングルスではネットに出た数だけポイントを失うのが現状。準備を早くすること、相手の動きからコースを読むことなどが必要でしょう。目指せオールラウンダー。
・バックハンド
主砲がフォアなら、バックに求めるのは安定性と思うようになりました。今までは、右手コンチネンタル、左手イースタンというフラット型の持ち方です。これでも良いかもしれませんが、ナダルのように両手とも厚いグリップにして、スピン多めにした方が良いかも?課題というより要検討。
ストローク、ネットプレー、サーブ…結局は全部です(´-`)。
心理学関係のブログということで、心理面で取り組んだことも振り返ってみます。1年前は、試合中でも眠いと感じることがあるくらい緊張感がありませんでした。その対処として行ったのは、走って覚醒水準を上げることです。20分くらい走ったりしました。
もうひとつは、考え方を変えたことです。今までは多少のビビリや消極性があったのですが、原因帰属の誤謬で書いたような考えをするに至りました。他にも考えが変わった点はあるのですが、主な考え方の変更はこれです。
この2つを実践してからか、試合中は超ハイテンションになることもしばしば。これまでの問題は改善されたと思います。はしゃぎすぎたこともあった気がしますが…まぁいいでしょう。あと、試合なのにウケ狙いに走ることがあるのは…ポイントにはほぼ関係ない時にやっているので愛嬌ですね(;・∀・)
試合中は問題ないのですが、練習では問題あるかもしれません。試合と練習で気分の落差がありすぎるのです。試合のほうが強いというより、試合のほうがマシなだけかもしれません。より具体的で短期の目標設定を肝に銘じることが対処法として挙げられます。練習環境を変えることも必要かなぁ…。
最後に、来年の目標は…シングルスベスト16を2回以上!課題を克服すれば達成できると信じて頑張ろうと思います。
今年は来年のための1年にしました。シーズン真っ只中にたくさんストリングを試したのもその一環。ストリングはリベンジ・ハイペリオンが良い!となったものの、考えが変わりつつあります。今まで固いポリばっかり使っていたせいか、ポリプラズマピュアすら飛びすぎると感じていたのですが、最近はマルチもいいなぁと思えるようになりました。クロスに柔らかめのストリングを入れたことや、冬でボールが飛ばなくなったからだと思います。マルチそのものが良いというよりはマルチくらいの反発力があった方が良いという感じです。ハイブリッドが気に入ったのも、ただ単に反発力が上がったからかもしれません。なので、春先には次の3種を試そうと思っています。
1 リベンジ一本張りを43ポンドくらいで
2 ハイペリオン一本張りを45ポンドくらいで
3 リベンジ・ハイペリオンのハイブリッドもそれなりに
要するに、ローテンションにして反発力を出そうとします。今までは大体50ポンドくらいでした。ポリで1.30というゲージを考えると、強く張りすぎていたかもしれません。
テニスそのものについては、来年に繋がる希望は最後の大会で見えました。今年で大きくレベルアップできたと思います。あの戦いができれば今年よりもずっと飛躍できるはず。その大会がたまたま絶好調なだけで、まぐれだったかもしれませんが、自分にはあまり当てはまりません。僕の場合、普段から調子の良し悪しを感じることがないのです。体調が悪い、痛い、やる気がないというのなら別ですが、通常通りの体ならばいつも同じです。なぜかはわかりません、不思議…。
今後の課題はたくさんありますが、シングルスに絞って主なものを挙げれば以下のものになります。
・セカンドサーブ
セカンドサーブがしっかりしていれば、ファーストは何をしてもいいと思えるようになりました。フラットでガンガンいっても良し、そこまでしなくて良い相手なら確率重視で回転を加えても良し。頭の中で形はできたので、後は打つべし打つべし…。
・回り込んでの逆クロスのフォア
シングルスで勝つ一番の近道はこれではないかと思うようになりました。普通に打つことはできますが、これで高くバックハンド側に弾むボールを打てれば便利なはず。これも打つべし打つべし…。
・ネットプレー
ダブルスではできてもシングルスではできないネットプレー。ダブルスでは、ボールが自分に来るか来ないかしか考えてませんから…。シングルスではネットに出た数だけポイントを失うのが現状。準備を早くすること、相手の動きからコースを読むことなどが必要でしょう。目指せオールラウンダー。
・バックハンド
主砲がフォアなら、バックに求めるのは安定性と思うようになりました。今までは、右手コンチネンタル、左手イースタンというフラット型の持ち方です。これでも良いかもしれませんが、ナダルのように両手とも厚いグリップにして、スピン多めにした方が良いかも?課題というより要検討。
ストローク、ネットプレー、サーブ…結局は全部です(´-`)。
心理学関係のブログということで、心理面で取り組んだことも振り返ってみます。1年前は、試合中でも眠いと感じることがあるくらい緊張感がありませんでした。その対処として行ったのは、走って覚醒水準を上げることです。20分くらい走ったりしました。
もうひとつは、考え方を変えたことです。今までは多少のビビリや消極性があったのですが、原因帰属の誤謬で書いたような考えをするに至りました。他にも考えが変わった点はあるのですが、主な考え方の変更はこれです。
この2つを実践してからか、試合中は超ハイテンションになることもしばしば。これまでの問題は改善されたと思います。はしゃぎすぎたこともあった気がしますが…まぁいいでしょう。あと、試合なのにウケ狙いに走ることがあるのは…ポイントにはほぼ関係ない時にやっているので愛嬌ですね(;・∀・)
試合中は問題ないのですが、練習では問題あるかもしれません。試合と練習で気分の落差がありすぎるのです。試合のほうが強いというより、試合のほうがマシなだけかもしれません。より具体的で短期の目標設定を肝に銘じることが対処法として挙げられます。練習環境を変えることも必要かなぁ…。
最後に、来年の目標は…シングルスベスト16を2回以上!課題を克服すれば達成できると信じて頑張ろうと思います。
2009年12月26日
フールプルーフ
メンタルに関するだろうこと第2弾。今年のウィンブルドン男子シングルス決勝を見ていたときに、タイトルの言葉が思い浮かびました。その言葉の意味については最後の方で説明します。
ミスしたら切り替えが大切と言われます。しかし、ミスをしたらネガティブな感情(情動)が出てしまいます。自分に対する苛立ち、怒り、焦り…などなどがあるでしょう。次のポイントへ切り替えをするには、そのような情動への対処が必要になるのではないかと思います。前のポイントをそのまま引きずったら次のポイントに集中できないでしょう。では、どのように対処すれば良いのでしょうか。そのような情動を感じるな、聖人君子たれ、というのは無理です。何かしら感じるのがヒトだと思います。
その対処方法について、ウィンブルドン男子決勝、ロディックのある行動を見て感じたことがありました。
ある行動とは、ボールパーソンにタオルを要求していたことです。僕が注目したのは、その行動自体ではなくてそのタイミングです。ミスをしたポイントでは、ポイントが決まったらすぐにタオルを要求していました。場合によっては、自分が決めたポイントでもそんなことをしていたような気もしますが。
それを見て勝手に、なるほどなぁ…と思っていました。ミスをしてネガティブな情動が出てくることは仕方ない。だったら、そんな余計なものが出てくる前に何か行動をすることで出てこなくすればいい。そんな効果があるのではないかと思ったのです。ロディックがそのような考えでこんなことをするのか、自然にこうすることを対処方法として身につけたのか、全く関係ないかは分かりませんけど…。
そこで、タイトルの「フールプルーフ」という言葉が思い浮かびました。この言葉は応用心理学や人間工学の分野で専ら使われますが、「フール」は「馬鹿な、おろかな」、「プルーフ」は「防止」という意味になるかと思います。これは、製品の設計段階で、人がミスをすることを前提にした安全対策を施すことなどを言います。例えば、AT車ではギアがPかNレンジに入っていなければエンジンを始動できません。他のレンジにギアが入っている状態で始動したら、不意に車が動いて事故に繋がります。ギアがPかNに入っていることを確認してからエンジンを掛けなさいと言っても、必ずしもそうするとは限りません。そこで、「他のレンジにギアが入っている状態で始動」するというバカなことをしても、大事にならないような構造になっています。
先に書いた、ネガティブな情動の対処方法も「フールプルーフ」と言えるのではないかと思います。ミスしてネガティブな情動が出てそれを次のポイント以降に引きずるのは、プレー上は愚かなことかもしれません。しかし、そうしないようにしても、必ずしもできません。ならば、ネガティブな情動自体を出てこなくすれば、その愚かなことが起きない構造設計になります。そう考えると、これも「フールプルーフ」と呼べるような気もするのです。
そんな能書きはいいとして、どう実践すれば良いのでしょうか。我々庶民がボールパーソン付で試合をすることなんてありませんからね(;・∀・)
自分のプレーを思い起こすと、このように考える前からやっていたことがありました。それは、ポイントが決まったら手をグリップから外してラケットを持つことです。スロート部分を持つようになっていたんです。いつからやっていたのかはわかりません。自然に身につけていたんでしょうかね…なんとも不思議です。
ミスしたら切り替えが大切と言われます。しかし、ミスをしたらネガティブな感情(情動)が出てしまいます。自分に対する苛立ち、怒り、焦り…などなどがあるでしょう。次のポイントへ切り替えをするには、そのような情動への対処が必要になるのではないかと思います。前のポイントをそのまま引きずったら次のポイントに集中できないでしょう。では、どのように対処すれば良いのでしょうか。そのような情動を感じるな、聖人君子たれ、というのは無理です。何かしら感じるのがヒトだと思います。
その対処方法について、ウィンブルドン男子決勝、ロディックのある行動を見て感じたことがありました。
ある行動とは、ボールパーソンにタオルを要求していたことです。僕が注目したのは、その行動自体ではなくてそのタイミングです。ミスをしたポイントでは、ポイントが決まったらすぐにタオルを要求していました。場合によっては、自分が決めたポイントでもそんなことをしていたような気もしますが。
それを見て勝手に、なるほどなぁ…と思っていました。ミスをしてネガティブな情動が出てくることは仕方ない。だったら、そんな余計なものが出てくる前に何か行動をすることで出てこなくすればいい。そんな効果があるのではないかと思ったのです。ロディックがそのような考えでこんなことをするのか、自然にこうすることを対処方法として身につけたのか、全く関係ないかは分かりませんけど…。
そこで、タイトルの「フールプルーフ」という言葉が思い浮かびました。この言葉は応用心理学や人間工学の分野で専ら使われますが、「フール」は「馬鹿な、おろかな」、「プルーフ」は「防止」という意味になるかと思います。これは、製品の設計段階で、人がミスをすることを前提にした安全対策を施すことなどを言います。例えば、AT車ではギアがPかNレンジに入っていなければエンジンを始動できません。他のレンジにギアが入っている状態で始動したら、不意に車が動いて事故に繋がります。ギアがPかNに入っていることを確認してからエンジンを掛けなさいと言っても、必ずしもそうするとは限りません。そこで、「他のレンジにギアが入っている状態で始動」するというバカなことをしても、大事にならないような構造になっています。
先に書いた、ネガティブな情動の対処方法も「フールプルーフ」と言えるのではないかと思います。ミスしてネガティブな情動が出てそれを次のポイント以降に引きずるのは、プレー上は愚かなことかもしれません。しかし、そうしないようにしても、必ずしもできません。ならば、ネガティブな情動自体を出てこなくすれば、その愚かなことが起きない構造設計になります。そう考えると、これも「フールプルーフ」と呼べるような気もするのです。
そんな能書きはいいとして、どう実践すれば良いのでしょうか。我々庶民がボールパーソン付で試合をすることなんてありませんからね(;・∀・)
自分のプレーを思い起こすと、このように考える前からやっていたことがありました。それは、ポイントが決まったら手をグリップから外してラケットを持つことです。スロート部分を持つようになっていたんです。いつからやっていたのかはわかりません。自然に身につけていたんでしょうかね…なんとも不思議です。
2009年12月23日
さよならオープンカー
全くテニスに関係の無い話。10月に愛車ロードスターの幌が破けた出来事がありました。完全に自業自得ですが…。
その後、傷にビニールテープを張ってしのいでいましたが、結局ハードトップを乗せました。つまり、オープンカーとはおさらばになってしまいました。
もうオープンカーを楽しめないのですが、ハードトップにすると次のようなメリットが有ります。
・後方視界が広い
幌はどうしても後ろの窓が小さくなります
・冷暖房が利きやすい
幌は薄っぺらいですからね
・雨が降ってもそんなにうるさくない
幌は傘みたいなもんです
・雨漏りしない
ある程度古くなると、一番重要です
なんだ、ハードトップの方が良いことあるじゃん、と思うかもしれませんが、なんら特別なことではありません。要するに普通の車になってしまうだけです。
幌の交換も考えましたが、結構お高い値段でした。この車はもう12年目を迎えるとなると、そんなに先は長くない…。そう考えて、比較的割安なハードトップになりました。
テニスとオープンカーに関係がないわけではありませんでした。夏の夜にテニスをした後は、たいてい屋根を開けて帰っていました。エアコンもいらず、風が気持ちよかったです。大会では、会場に行く前にコンビニに寄って、そこで屋根を開けて会場に向かっていました。なんとなく気分が上がる感じでした。ミックスで組んだ子を乗せてオープン状態で会場に到着したら、多くの注目を浴びたのも今ではいい思い出…(;・∀・)?
この車に乗って1年になりますが、あと3年は乗れたらいいなぁ…と思っています。
その後、傷にビニールテープを張ってしのいでいましたが、結局ハードトップを乗せました。つまり、オープンカーとはおさらばになってしまいました。
もうオープンカーを楽しめないのですが、ハードトップにすると次のようなメリットが有ります。
・後方視界が広い
幌はどうしても後ろの窓が小さくなります
・冷暖房が利きやすい
幌は薄っぺらいですからね
・雨が降ってもそんなにうるさくない
幌は傘みたいなもんです
・雨漏りしない
ある程度古くなると、一番重要です
なんだ、ハードトップの方が良いことあるじゃん、と思うかもしれませんが、なんら特別なことではありません。要するに普通の車になってしまうだけです。
幌の交換も考えましたが、結構お高い値段でした。この車はもう12年目を迎えるとなると、そんなに先は長くない…。そう考えて、比較的割安なハードトップになりました。
テニスとオープンカーに関係がないわけではありませんでした。夏の夜にテニスをした後は、たいてい屋根を開けて帰っていました。エアコンもいらず、風が気持ちよかったです。大会では、会場に行く前にコンビニに寄って、そこで屋根を開けて会場に向かっていました。なんとなく気分が上がる感じでした。ミックスで組んだ子を乗せてオープン状態で会場に到着したら、多くの注目を浴びたのも今ではいい思い出…(;・∀・)?
この車に乗って1年になりますが、あと3年は乗れたらいいなぁ…と思っています。
2009年12月21日
メンタルについて②
メンタルについての続きのようなお話です。この時に、いわゆるメンタルについての記事が少ない理由を書いたと思います。後々考えてみると、他にも理由があることに気づきました。
その理由とは、今までメンタルに苦労したことはそんなにないことです。むしろ練習よりも試合の方が強いです。もしメンタルで苦労していたなら、きっと一生懸命対策を考えて実践してブログにも書いていることだと思います。
なんで試合のほうが強くなったかは分かりません。なろうと思ってなったわけではないんです。
理由を考えてみると、普段からの考え方がそうしているのかもしれません。うまく言い表せませんが、原因帰属の誤謬で書いたような考え方を、普段からしているからかもしれません。現実的というか楽観的というか…?あと、練習では温度が低いからかもしれません。試合になると別人になるかの如くか分かりませんが、テンションが上がります。なんででしょ?
心理屋さんの自分が言うのもおかしな話ですが、メンタルというものは難しいですね。多少はメンタルに関する文献も読んでいますので、少しずつでも書いていこうと思います。
その理由とは、今までメンタルに苦労したことはそんなにないことです。むしろ練習よりも試合の方が強いです。もしメンタルで苦労していたなら、きっと一生懸命対策を考えて実践してブログにも書いていることだと思います。
なんで試合のほうが強くなったかは分かりません。なろうと思ってなったわけではないんです。
理由を考えてみると、普段からの考え方がそうしているのかもしれません。うまく言い表せませんが、原因帰属の誤謬で書いたような考え方を、普段からしているからかもしれません。現実的というか楽観的というか…?あと、練習では温度が低いからかもしれません。試合になると別人になるかの如くか分かりませんが、テンションが上がります。なんででしょ?
心理屋さんの自分が言うのもおかしな話ですが、メンタルというものは難しいですね。多少はメンタルに関する文献も読んでいますので、少しずつでも書いていこうと思います。
2009年12月13日
PS Ltd GT使った
先日届いたピュアストームリミテッドGT(PS Ltd GT)を使いました。
使った感想の前に、少しだけ準備について。これまで使っていたピュアストームツアー(PST)よりもヘッドライトなPS Ltd GTですが、それをあまりいじらずにどうにかしようと考えました。その1つがレザーグリップを剥がしたことです。これによってグリップ部分を軽くすることができるので、バランスをヘッドに持っていくことができます。それに加えて、オーバーグリップテープをこれまでのものより薄いものにしました。これでグリップ部をさらに軽くして、PS Ltd GTと素の状態のPSTをだいたい同じバランスになりました。この状態にしてようやくPS Ltd GTを使いました。最初は何もいじらないで使うよね…という突っ込みが聞こえくる気もしますが…(;・∀・)。
感想です。自分が考えた(望んでいた)通りでとてもよかったです。ストロークの安定性とコントロールを求めてこのラケットにしたのですが、その2つがとてもよく感じました。今までよりも深さのコントロールがしやすくなりました。ボレーも深さを出しやすくなりました。
トップスピンもコントロールがしやすくなりました。ストリングパターンを16×20から18×20にした理由の1つがスピンのコントロールでした。出来るだけストリングとボールの接地面積を増やしたかったのです。その思惑通りにうまく行きました。
問題ないだろうと思ってたけれど若干懸念していたパワーですが、素のPSTとはさほど違いは無いと感じました。GTになってパワー不足が改善されただろう、という見立ては正しかったようです。
とはいえ、自分でチューンしたPSTに比べるとパワーが少し足りないように感じました。さらに、自分の打点で打てるならいいのですが、防戦に回るとボールは短くなってしまいがちでした。ということで、PS Ltd GTにもレッドテープを貼ることを考えました。これまでの経験から、まだまだ重くても振れる自信があったのです。というか、軽くて違和感があったというのも本音。
(PST使用時の最盛期?の重さは390gでした。今となってはなぜそこまで重くしたのか、不思議でしょうがない…。最終的には365gくらいに落ち着いきました。)
使用した感想を踏まえて、自分のラケットは次のようになりました。
ラケット ピュアストームリミテッドGT
説明不要、ご覧のとおりです。
ストリング
メイン バボラ・リベンジ1.30
クロス シグナムプロ・ハイペリオン1.30
もはや説明不要?6カ月かけてこれになりました。
テンション 45~50lbs
なぜこのテンションかと言われても説明の仕様が無い気がします。天気や気温によってテンションを変えるため、これくらいの変動幅を持たせています。ちなみに、これはストリンギングの際に引っ張るテンションではなくて、張りあがったストリング(メイン)をストリングメーターで測定したテンションです。
振動止 Tecnifibre Vibra Clip Vibration Dampener
振動止の役割は薄く、音消しの役割をようやく果たしてくれるかどうか。ストリングによっては音消しにもなりません。自分にとっては半分は飾りとしての役割。
レッドテープ 2.5g×2
2つ目の画像の通り、ヘッドの両脇(3時9時方向)に貼りました。貼った経緯はこれまでの通り。この場所に貼ったのは安定性を求めた結果。
グリップサイズ 4
4のものを買いましたが、以下の2つを付けた状態のグリップサイズは不明。だって、場所によって太さが違うし…。
リプレイスメントグリップテープ バボラスマートグリップキット
これはこちらの通り。
オーバーグリップテープ Tourna Tac II Overgrip XL
トーナと言ったらドライが有名ですが、こちらはウェット(タッキー)。色はおなじみの青の他に白とピンクがあります。ピンクにしてみようかな…(´-`)
長さ ノーマル(27in)
ロングもありますが、今まで通りにしました。
重さ 349g
ストリングやらグリップやら全部込みの重さです。大した重さと感じないどころか、少し軽く感じてしまう自分はちょっとおかしいかもしれない。
こんな感じです。細かいところは変更するかも知れませんが、このラケットは長いこと使い続けることになるでしょう。
使った感想の前に、少しだけ準備について。これまで使っていたピュアストームツアー(PST)よりもヘッドライトなPS Ltd GTですが、それをあまりいじらずにどうにかしようと考えました。その1つがレザーグリップを剥がしたことです。これによってグリップ部分を軽くすることができるので、バランスをヘッドに持っていくことができます。それに加えて、オーバーグリップテープをこれまでのものより薄いものにしました。これでグリップ部をさらに軽くして、PS Ltd GTと素の状態のPSTをだいたい同じバランスになりました。この状態にしてようやくPS Ltd GTを使いました。最初は何もいじらないで使うよね…という突っ込みが聞こえくる気もしますが…(;・∀・)。
感想です。自分が考えた(望んでいた)通りでとてもよかったです。ストロークの安定性とコントロールを求めてこのラケットにしたのですが、その2つがとてもよく感じました。今までよりも深さのコントロールがしやすくなりました。ボレーも深さを出しやすくなりました。
トップスピンもコントロールがしやすくなりました。ストリングパターンを16×20から18×20にした理由の1つがスピンのコントロールでした。出来るだけストリングとボールの接地面積を増やしたかったのです。その思惑通りにうまく行きました。
問題ないだろうと思ってたけれど若干懸念していたパワーですが、素のPSTとはさほど違いは無いと感じました。GTになってパワー不足が改善されただろう、という見立ては正しかったようです。
とはいえ、自分でチューンしたPSTに比べるとパワーが少し足りないように感じました。さらに、自分の打点で打てるならいいのですが、防戦に回るとボールは短くなってしまいがちでした。ということで、PS Ltd GTにもレッドテープを貼ることを考えました。これまでの経験から、まだまだ重くても振れる自信があったのです。というか、軽くて違和感があったというのも本音。
(PST使用時の最盛期?の重さは390gでした。今となってはなぜそこまで重くしたのか、不思議でしょうがない…。最終的には365gくらいに落ち着いきました。)
使用した感想を踏まえて、自分のラケットは次のようになりました。
ラケット ピュアストームリミテッドGT
説明不要、ご覧のとおりです。
ストリング
メイン バボラ・リベンジ1.30
クロス シグナムプロ・ハイペリオン1.30
もはや説明不要?6カ月かけてこれになりました。
テンション 45~50lbs
なぜこのテンションかと言われても説明の仕様が無い気がします。天気や気温によってテンションを変えるため、これくらいの変動幅を持たせています。ちなみに、これはストリンギングの際に引っ張るテンションではなくて、張りあがったストリング(メイン)をストリングメーターで測定したテンションです。
振動止 Tecnifibre Vibra Clip Vibration Dampener
振動止の役割は薄く、音消しの役割をようやく果たしてくれるかどうか。ストリングによっては音消しにもなりません。自分にとっては半分は飾りとしての役割。
レッドテープ 2.5g×2
2つ目の画像の通り、ヘッドの両脇(3時9時方向)に貼りました。貼った経緯はこれまでの通り。この場所に貼ったのは安定性を求めた結果。
グリップサイズ 4
4のものを買いましたが、以下の2つを付けた状態のグリップサイズは不明。だって、場所によって太さが違うし…。
リプレイスメントグリップテープ バボラスマートグリップキット
これはこちらの通り。
オーバーグリップテープ Tourna Tac II Overgrip XL
トーナと言ったらドライが有名ですが、こちらはウェット(タッキー)。色はおなじみの青の他に白とピンクがあります。ピンクにしてみようかな…(´-`)
長さ ノーマル(27in)
ロングもありますが、今まで通りにしました。
重さ 349g
ストリングやらグリップやら全部込みの重さです。大した重さと感じないどころか、少し軽く感じてしまう自分はちょっとおかしいかもしれない。
こんな感じです。細かいところは変更するかも知れませんが、このラケットは長いこと使い続けることになるでしょう。
2009年12月11日
PS Ltd GT届いた
PS Ltd GTが到着しました。今日は忘年会から帰ってきたのですが、酔いも覚めました。年甲斐もない(;・∀・)
2本買ったので、とりあえず重さを量りました。ラケットには製品誤差があり、カタログでは±7gとなっています。料理用の量りで量ってみると…何と両方とも319gで一緒でした(公称値は320g)。しかし、喜ぶのはまだ早い。大丈夫だと思うけれどもバランスを測定してみる。すると、バランスも一緒でした。かなりラッキーです。購入元のTEWUが、わざわざ同じ重さ・バランスのものを選んでくれたわけではないと思います。というのも、在庫の数がラケットを選べるほど多くはなかったからです。もし重さが違っていたらレッドテープで調整することを考えていたのですが、その手間が省けました。
PS Ltd GTは画像の通りレザーグリップです。が、容赦なく剥ぎました。スマートキットを装着する際に、それに付属するリプレイスメントグリップの代わりにレザーを巻くことも考えました。しかし、双方の重さを量ってみると、レザーの方が5gも重いのです。今まで使っていたPSTよりもこのラケットはトップライトになります。その差を僅かでも埋めるためにレザーグリップを剥がしました。もったいないといえばもったいない。けれども仕方ない。
スマートキットを装着した後に念のため再び重さを量ると、両方とも重さは318gで同じでした。なんとも幸先のいいスタートです。次回はこのラケットを使った感想を書こうと思います。
2本買ったので、とりあえず重さを量りました。ラケットには製品誤差があり、カタログでは±7gとなっています。料理用の量りで量ってみると…何と両方とも319gで一緒でした(公称値は320g)。しかし、喜ぶのはまだ早い。大丈夫だと思うけれどもバランスを測定してみる。すると、バランスも一緒でした。かなりラッキーです。購入元のTEWUが、わざわざ同じ重さ・バランスのものを選んでくれたわけではないと思います。というのも、在庫の数がラケットを選べるほど多くはなかったからです。もし重さが違っていたらレッドテープで調整することを考えていたのですが、その手間が省けました。
PS Ltd GTは画像の通りレザーグリップです。が、容赦なく剥ぎました。スマートキットを装着する際に、それに付属するリプレイスメントグリップの代わりにレザーを巻くことも考えました。しかし、双方の重さを量ってみると、レザーの方が5gも重いのです。今まで使っていたPSTよりもこのラケットはトップライトになります。その差を僅かでも埋めるためにレザーグリップを剥がしました。もったいないといえばもったいない。けれども仕方ない。
スマートキットを装着した後に念のため再び重さを量ると、両方とも重さは318gで同じでした。なんとも幸先のいいスタートです。次回はこのラケットを使った感想を書こうと思います。
2009年12月10日
PS Ltd GTを購入したワケ
今まで、ラケットはピュアストームツアー(以下PST)を使用していましたが、ピュアストームリミテッドGT(以下PS Ltd GT)を使用することを決意しました。PS Ltd GTを買おうと決めたことについて書こうと思います。
自分がラケットに求めるものはコントロールと安定性です。そこで、これまで使っていたPSTから海外で販売されているPS Ltd GTへ移行することを考えました。
しかし、あまりにもボールが飛ばなくなることが考えられます。PSTからPS Ltd GTへ変更すればスペック的には飛ばなくなります。具体的には、ヘッドサイズ98sq.inch→95sq.inch、フレーム厚21mm→19mm、ストリングパターン16×20→18×20となります。なので、このまま変えずにPSTをずっと使用するという選択肢もありえました。
ここで一旦話は逸れて、これまで使ってきたPSTについてです。このラケットを使用している人はあまり見かけませんが評判は良いラケットです。TWには各商品にFeedbackなるものがつけられています。これは、一般の方がその商品についての感想なんかを書くのです。それに加えて、ストリングとラケットの一部の商品にはReviewというものがあります。これは、ストリングはUSRSA(United States Racquet Stringer's Associat:アメリカラケットストリンガー協会)の会員が実際に使用して、各性能に関してコメントをしたり点数を付けたりしており、ラケットはテスターがラケットを使用した感想や点数が付けられています。PSTにもReviewが付けられています。それを見ると総合点(Overall)は81点です。他のラケットのReviewと比べると高得点です。しかし、各性能の中で一番低い点数がついているのはパワーです。そして、各テスターはパワーが足りないという趣旨のコメントをしています。
実際に自分が使用してもパワーが足りないとは感じていました。ですので、ヘッドにレッドテープを貼っていました。操作性は悪くなるけど仕方ないかな、と思いつつ…。そんなラケットが最近モデルチェンジしてGTとなりました。それによってパワー不足が改善されていたら、PS Ltd GTへの移行はありかな、と考えました。
そんな折、一緒にテニスをしている方がピュアストームツアーGTを購入しました。一球だけ打たせてもらうと、まぁ…びっくりするくらい飛ぶこと…。リベンジの一本張りだというのに軽快に飛びました。自分のPSTなんてクロスにハイペリオンを張ってレッドテープまで貼っているというのに、それよりも…ブツブツ。GTになってパワー不足はだいぶ改善されたようです。これならPS Ltd GTに移行しても問題はないだろうと判断、購入に至りました。
しかし、不安な点もあります。バランスが大きくトップライトになるのです。PSTとPS Ltd GTの重さは変わらないのですが、PS Ltd GTはヘッドが小さくて薄いので、ヘッド側が比較的軽くなります。スイングウェイトは20も違うようです。さらに、僕が使ってきたPSTはヘッドに10gくらいのレッドテープを貼っていたので、輪っかをかけてトップライトになってしまいます。軽すぎて、タイミングが合わなくなる予感がプンプンします。またレッドテープを貼ることになるんだろうか…。期待も不安も使ってみてのお楽しみになりそうです。
自分がラケットに求めるものはコントロールと安定性です。そこで、これまで使っていたPSTから海外で販売されているPS Ltd GTへ移行することを考えました。
しかし、あまりにもボールが飛ばなくなることが考えられます。PSTからPS Ltd GTへ変更すればスペック的には飛ばなくなります。具体的には、ヘッドサイズ98sq.inch→95sq.inch、フレーム厚21mm→19mm、ストリングパターン16×20→18×20となります。なので、このまま変えずにPSTをずっと使用するという選択肢もありえました。
ここで一旦話は逸れて、これまで使ってきたPSTについてです。このラケットを使用している人はあまり見かけませんが評判は良いラケットです。TWには各商品にFeedbackなるものがつけられています。これは、一般の方がその商品についての感想なんかを書くのです。それに加えて、ストリングとラケットの一部の商品にはReviewというものがあります。これは、ストリングはUSRSA(United States Racquet Stringer's Associat:アメリカラケットストリンガー協会)の会員が実際に使用して、各性能に関してコメントをしたり点数を付けたりしており、ラケットはテスターがラケットを使用した感想や点数が付けられています。PSTにもReviewが付けられています。それを見ると総合点(Overall)は81点です。他のラケットのReviewと比べると高得点です。しかし、各性能の中で一番低い点数がついているのはパワーです。そして、各テスターはパワーが足りないという趣旨のコメントをしています。
実際に自分が使用してもパワーが足りないとは感じていました。ですので、ヘッドにレッドテープを貼っていました。操作性は悪くなるけど仕方ないかな、と思いつつ…。そんなラケットが最近モデルチェンジしてGTとなりました。それによってパワー不足が改善されていたら、PS Ltd GTへの移行はありかな、と考えました。
そんな折、一緒にテニスをしている方がピュアストームツアーGTを購入しました。一球だけ打たせてもらうと、まぁ…びっくりするくらい飛ぶこと…。リベンジの一本張りだというのに軽快に飛びました。自分のPSTなんてクロスにハイペリオンを張ってレッドテープまで貼っているというのに、それよりも…ブツブツ。GTになってパワー不足はだいぶ改善されたようです。これならPS Ltd GTに移行しても問題はないだろうと判断、購入に至りました。
しかし、不安な点もあります。バランスが大きくトップライトになるのです。PSTとPS Ltd GTの重さは変わらないのですが、PS Ltd GTはヘッドが小さくて薄いので、ヘッド側が比較的軽くなります。スイングウェイトは20も違うようです。さらに、僕が使ってきたPSTはヘッドに10gくらいのレッドテープを貼っていたので、輪っかをかけてトップライトになってしまいます。軽すぎて、タイミングが合わなくなる予感がプンプンします。またレッドテープを貼ることになるんだろうか…。期待も不安も使ってみてのお楽しみになりそうです。
2009年12月09日
次はハイブリッドだ③
メインにリベンジ、クロスにテクニファイバーのナイロンモノTecnifibre SyntheticGutとシグナムプロのポリプラズマピュアを張りました。この2つで試すのは終わりです。ゲージは、1.30と1.28をそれぞれ使用しました。比較対象は、これまでで一番良く感じているハイペリオンです。
両方同時に使ったのですが、違いがわかりません。利きストリングをしろと言われたら全然自信がありません(;・∀・)。双方ともに適度に固い打感があってボールをはじいてくれます。それは結構なのですが、それだけといった感じでした。ハイペリオンで感じたプレイアビリティやホールド感はあまりありませんでした。
ということで、約半年も掛けて愛用するストリングが決まりました。メインはバボラ・リベンジ1.30、クロスはシグナムプロ・ハイペリオン1.30です。ポリとポリのハイブリッドなんて普通はしないのですが、自分にはこれが一番という結果になりました。
この2つですが、回り回ってこの組み合わせになったような気がします。初めての個人輸入でTWEUを使った時に、リベンジとハイペリオンを同時に購入していたのです。
この2つを組み合わせて使おうとは全く思っていませんでした。何かの縁があったんでしょうかね(´-`)
いろいろありましたが、これでストリングは決まりました。ストリングは…。
今度はラケットです。とはいっても、ストリングみたいに色々試すのではなくて、熟考した上で購入するラケットを決めました。そもそも買わないで今のラケットを使い続けるという選択肢もあったのですが、考えた末に購入を決意。今頃、フランスから飛んで来ているか日本に上陸したくらいでしょうか。ラケットはTWEUにて購入しました。
何を注文したかというと、バボラ・ピュアストームリミテッドGT(以下PS Ltd GT)です。
以前に買おうかどうか迷ったことをブログで書いたことがあったのですが、結局買うことになりました。それも2本…。TWEUなら、2本同時に注文すると少し安くなります。PS Ltd GTなら、1本あたり1000¥くらい安くなります。日本ではまだ発売されていませんが、おそらく日本で買うよりも値段は半分弱くらいに抑えられたと思います。また、グリップサイズは4にしました。これは使用するオーバーグリップの薄さやスマートキットの使用等を考慮した上で決定しました。日本では見られない4や5は、海外では全く珍しくありません。
なんでPS Ltd GTを購入しようとしたのかは、長くなりそうなので次回にしたいと思います。
両方同時に使ったのですが、違いがわかりません。利きストリングをしろと言われたら全然自信がありません(;・∀・)。双方ともに適度に固い打感があってボールをはじいてくれます。それは結構なのですが、それだけといった感じでした。ハイペリオンで感じたプレイアビリティやホールド感はあまりありませんでした。
ということで、約半年も掛けて愛用するストリングが決まりました。メインはバボラ・リベンジ1.30、クロスはシグナムプロ・ハイペリオン1.30です。ポリとポリのハイブリッドなんて普通はしないのですが、自分にはこれが一番という結果になりました。
この2つですが、回り回ってこの組み合わせになったような気がします。初めての個人輸入でTWEUを使った時に、リベンジとハイペリオンを同時に購入していたのです。
この2つを組み合わせて使おうとは全く思っていませんでした。何かの縁があったんでしょうかね(´-`)
いろいろありましたが、これでストリングは決まりました。ストリングは…。
今度はラケットです。とはいっても、ストリングみたいに色々試すのではなくて、熟考した上で購入するラケットを決めました。そもそも買わないで今のラケットを使い続けるという選択肢もあったのですが、考えた末に購入を決意。今頃、フランスから飛んで来ているか日本に上陸したくらいでしょうか。ラケットはTWEUにて購入しました。
何を注文したかというと、バボラ・ピュアストームリミテッドGT(以下PS Ltd GT)です。
以前に買おうかどうか迷ったことをブログで書いたことがあったのですが、結局買うことになりました。それも2本…。TWEUなら、2本同時に注文すると少し安くなります。PS Ltd GTなら、1本あたり1000¥くらい安くなります。日本ではまだ発売されていませんが、おそらく日本で買うよりも値段は半分弱くらいに抑えられたと思います。また、グリップサイズは4にしました。これは使用するオーバーグリップの薄さやスマートキットの使用等を考慮した上で決定しました。日本では見られない4や5は、海外では全く珍しくありません。
なんでPS Ltd GTを購入しようとしたのかは、長くなりそうなので次回にしたいと思います。
2009年12月06日
原因帰属の誤謬
予告したメンタルに関係するだろう事について書きます。これは、今シーズンの最後の大会の前に少しは心理屋らしくなにか考えて望もうとして考えたことです。これが少しはいい結果につながったかどうか分かりませんが、いろいろ書こうと思います。
タイトルは、原因帰属の誤謬(ごびゅう)と読みます。大雑把に説明すると、ある物事が起こったときにその原因を間違った物に推定してしまうことをいいます。これは日常だけでなく、大きな社会的現象にも成り得ます。例えば、インフルエンザ治療薬のタミフルが異常行動を起こすとされたことなど。なんでこんなふうに考えられたんでしょうかね…。原因帰属に関しては様々な認知心理学的研究がありますが、省略します。
大会前にこの原因帰属の誤謬について考えました。その結果、最後の大会だし「好き勝手に暴れよう」という乱暴(?)な決意に至ったのです。その考えの過程を書きたいと思います。
「試合でミスをするのはなぜか?」
これについて考えてみました。みなさんならこの問い掛けに対してどのように考えるでしょうか?
試合に慣れていないから? 緊張するから?
そのように考える人が多いのではないかと予想します。しかし、それは最もらしい回答ではないと思います。それらよりも先に出て来なければいけない回答があるのではないでしょうか。
これに対して自分が考えた回答は、以下の通りです。
「練習でもミスするから」
別にふざけているわけでも、おちょくっているわけでもありません。大真面目に言っています。
試合でミスすることを試合特有の要因のせいにするよりも、この回答が最もらしく一番最初に出てくるべきものだと思います。なぜなら、試合であれ、練習であれ、我々は同じテニスをしているからです。「試合でミスする原因は、試合特有の要因のせいである」と考えるのは原因帰属の誤謬であると思います。
(ここでお断りしますが、「試合特有の要因」を完全否定しているわけではありません。それよりも、「練習でミスするから」という理由が先に出てこなければいけないと言っているだけです。)
練習よりも試合の方がミスが多いと感じる方もいるかも知れませんが、本当にそうでしょうか?特に根拠もなくそう思っているのではないかと思います。練習でミスしても何も失いませんが、試合でミスすると点を失います。失うものがなければ何も思うことはないし、失うものがあればそれを重く受け止めます。その差が、試合のほうがミスが多いと感じる原因とも考えられます。
このように考えた結果、自分が大会で取った行動は「普段の練習通りにやろう。ミスしても気にせず、怯まず、普段どおりを一貫しよう。」→「好き勝手暴れよう。」となったのです。試合でミスしたとしても、練習でミスするんだから試合中にはどう仕様もない、そんなどう仕様もないことであれこれ考えてもどう仕様もあるまい、そうすれば普段どおりを貫く以外あるまい、といった流れでしょうか。どう仕様も無い男にしか見えなくもない…。
テニスをする人なら誰しもが、「ドンマイ(D'ont mind)」という言葉を口にしたことがあると思います。この言葉の意味について、再考してみるといいかもしれません。
タイトルは、原因帰属の誤謬(ごびゅう)と読みます。大雑把に説明すると、ある物事が起こったときにその原因を間違った物に推定してしまうことをいいます。これは日常だけでなく、大きな社会的現象にも成り得ます。例えば、インフルエンザ治療薬のタミフルが異常行動を起こすとされたことなど。なんでこんなふうに考えられたんでしょうかね…。原因帰属に関しては様々な認知心理学的研究がありますが、省略します。
大会前にこの原因帰属の誤謬について考えました。その結果、最後の大会だし「好き勝手に暴れよう」という乱暴(?)な決意に至ったのです。その考えの過程を書きたいと思います。
「試合でミスをするのはなぜか?」
これについて考えてみました。みなさんならこの問い掛けに対してどのように考えるでしょうか?
試合に慣れていないから? 緊張するから?
そのように考える人が多いのではないかと予想します。しかし、それは最もらしい回答ではないと思います。それらよりも先に出て来なければいけない回答があるのではないでしょうか。
これに対して自分が考えた回答は、以下の通りです。
「練習でもミスするから」
別にふざけているわけでも、おちょくっているわけでもありません。大真面目に言っています。
試合でミスすることを試合特有の要因のせいにするよりも、この回答が最もらしく一番最初に出てくるべきものだと思います。なぜなら、試合であれ、練習であれ、我々は同じテニスをしているからです。「試合でミスする原因は、試合特有の要因のせいである」と考えるのは原因帰属の誤謬であると思います。
(ここでお断りしますが、「試合特有の要因」を完全否定しているわけではありません。それよりも、「練習でミスするから」という理由が先に出てこなければいけないと言っているだけです。)
練習よりも試合の方がミスが多いと感じる方もいるかも知れませんが、本当にそうでしょうか?特に根拠もなくそう思っているのではないかと思います。練習でミスしても何も失いませんが、試合でミスすると点を失います。失うものがなければ何も思うことはないし、失うものがあればそれを重く受け止めます。その差が、試合のほうがミスが多いと感じる原因とも考えられます。
このように考えた結果、自分が大会で取った行動は「普段の練習通りにやろう。ミスしても気にせず、怯まず、普段どおりを一貫しよう。」→「好き勝手暴れよう。」となったのです。試合でミスしたとしても、練習でミスするんだから試合中にはどう仕様もない、そんなどう仕様もないことであれこれ考えてもどう仕様もあるまい、そうすれば普段どおりを貫く以外あるまい、といった流れでしょうか。どう仕様も無い男にしか見えなくもない…。
テニスをする人なら誰しもが、「ドンマイ(D'ont mind)」という言葉を口にしたことがあると思います。この言葉の意味について、再考してみるといいかもしれません。
2009年12月02日
次はハイブリッドだ②
メインをリベンジにし、クロスに張るストリングを試行錯誤中です。前回まではテクニファイバーのマルチフィールとXR3、シグナムプロのハイペリオンを試しました。これらの中ではハイペリオンが一番良かったと感じました。この次に試したのが、ナイロンモノのForten NylonとGamma TNT2 Fat Coreです。両方ともゲージは1.30です。比較対象はハイペリオンになります。
Forten Nylonの特徴は、なんといっても安さです。TWでのロールストリング最安値の$16.99なのです。とりあえず安いから買ってみたというのが正直なところ。これをクロスに張って使用しました。
感じたのは、飛ばないことと打球感が柔らかすぎることです。テンションを変えてもどうにもなりません。ちょうど良く飛ぶようにテンションを下げると、ただでさえ柔らかすぎると感じるのに、もっと柔らかくなります。打球感をちょうど良く硬めにするためにテンションを上げると、ただでさえ飛ばないのにもっと飛ばなくなります。要するに挟み撃ちをくらっている感じになりました。ということで不採用です。どうしよう…190mくらい余ってる…。
続いてはGamma TNT2 Fat Coreを試しました。このストリングの特徴は、安さと特異な構造のせいか柔らかいことでしょうか。
使用して感じたことは、なんか弾道がイメージと違う感じです。なんか良くわかりません。トランポリンでボヨーンと跳ねたように、イメージよりも高い弾道になるような感じがしました。かといって、そこまで飛びすぎるわけではないけれども、飛び過ぎないというわけではない…?なんだかよくわかりません。何とか工夫したり慣れたら使えそうな気もしますが、ハイペリオンの方がしっくり来るので不採用です。どうしよう…5張り分セットで買ったから4.5張り分も余ってる…。
また、この二つに共通して感じたことは、ストリングがずれやすいこととノッチができやすいことです。ストリングのずれに関してはリベンジの一本張りよりもずれます。気にしなければ良いじゃんとも思うのですが、ちょっと気になります。
ストリングがずれるとテンションに偏りができると思います。また、ストリングの密度が変化する→ストリングとボールの接地面積が変化する、とも考えられます。これらを感じ取れるかと言われれば自信はありません。しかし、ノッチの出来にくさや、ずれにくさというものはストリングの性能維持には重要ではないかと思います。せっかくメインにテンション維持の良いリベンジを選んだので、それに見合う性能維持(テンション維持も含めて)が欲しいという気持ちがあるのです。実際の使用感にこれらを加味しても、今のところハイペリオンが一番良いと感じています。ただ、ハイペリオンをクロスに持ってきても、張って1ヶ月経つと飛ばなくなってきてきつく感じます。
これで試す予定は残り2つです。テクニファイバーのナイロンモノであるTecnifibre SyntheticGutとシグナムプロのポリプラズマピュアです。どうやら今年中にストリングのセッティングは決められそうです。
Forten Nylonの特徴は、なんといっても安さです。TWでのロールストリング最安値の$16.99なのです。とりあえず安いから買ってみたというのが正直なところ。これをクロスに張って使用しました。
感じたのは、飛ばないことと打球感が柔らかすぎることです。テンションを変えてもどうにもなりません。ちょうど良く飛ぶようにテンションを下げると、ただでさえ柔らかすぎると感じるのに、もっと柔らかくなります。打球感をちょうど良く硬めにするためにテンションを上げると、ただでさえ飛ばないのにもっと飛ばなくなります。要するに挟み撃ちをくらっている感じになりました。ということで不採用です。どうしよう…190mくらい余ってる…。
続いてはGamma TNT2 Fat Coreを試しました。このストリングの特徴は、安さと特異な構造のせいか柔らかいことでしょうか。
使用して感じたことは、なんか弾道がイメージと違う感じです。なんか良くわかりません。トランポリンでボヨーンと跳ねたように、イメージよりも高い弾道になるような感じがしました。かといって、そこまで飛びすぎるわけではないけれども、飛び過ぎないというわけではない…?なんだかよくわかりません。何とか工夫したり慣れたら使えそうな気もしますが、ハイペリオンの方がしっくり来るので不採用です。どうしよう…5張り分セットで買ったから4.5張り分も余ってる…。
また、この二つに共通して感じたことは、ストリングがずれやすいこととノッチができやすいことです。ストリングのずれに関してはリベンジの一本張りよりもずれます。気にしなければ良いじゃんとも思うのですが、ちょっと気になります。
ストリングがずれるとテンションに偏りができると思います。また、ストリングの密度が変化する→ストリングとボールの接地面積が変化する、とも考えられます。これらを感じ取れるかと言われれば自信はありません。しかし、ノッチの出来にくさや、ずれにくさというものはストリングの性能維持には重要ではないかと思います。せっかくメインにテンション維持の良いリベンジを選んだので、それに見合う性能維持(テンション維持も含めて)が欲しいという気持ちがあるのです。実際の使用感にこれらを加味しても、今のところハイペリオンが一番良いと感じています。ただ、ハイペリオンをクロスに持ってきても、張って1ヶ月経つと飛ばなくなってきてきつく感じます。
これで試す予定は残り2つです。テクニファイバーのナイロンモノであるTecnifibre SyntheticGutとシグナムプロのポリプラズマピュアです。どうやら今年中にストリングのセッティングは決められそうです。