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テニスと心理学の架け橋 心理学のテニスへの応用を考える…よりもストリングのことを考えているかも

ジミー
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単純で気づかないこと

次の5つの数列に共通した法則はなんでしょうか?
1 3 5
2 4 6
1 5 9
1 2 3
1 3 4
よくわからん…という人も多いと思います。
答えは、順に増加している、です。

「1 3 5」「2 4 6」
…2づつ増加しているな
「1 5 9」
…4づつ増加しているから、偶数づつ増えるのかな?
「1 2 3」
…等間隔ずつ増えるのかな?
「1 3 4」
…わけわからん
 私が最初にこの問題を見たとき、こう考えました(;´∀`)このように、単純なことほど気づき難いことが多々あります。テニスにもあると思います。

 初・中級者でバックハンドが苦手という方は多いです。原因はいろいろあると思いますが、私は単純なものだと思います。フォアよりもバックで打つ回数がずっと少ないからではないでしょうか?バック側に来たボールでも回り込んでフォアに打ってしまうので、バックで打つ回数が圧倒的に少なくなってしまいます。打つ回数が少ないのですから、バックが上達しないのは当然だと思います。
 なかなか難しいことですが、単純なことに目を向けると思わぬ発見がたくさんあるかもしれませんね。
認知系 | 投稿者 ジミー 21:09 | コメント(2)| トラックバック(0)

ネタと本がない?

先々週にアマゾンでスポーツ心理学の文献を注文したのですが、
2日前に調達困難で時間がかかります、という旨のメールが来ました。
…よく分かりませんが、結局来るんですかね…(;・∀・)?
そこら辺の本屋で注文したほうが早いのか、それとも
アマゾンと同じ結果(調達困難)になるのかどうなのか…。

スポーツ心理学の本を注文した理由は、学生の頃に少しそれ関係の
古い文献を読んだことがあって、最新のスポーツ心理学は
どうなってるんだろうか?と思ったからです。
あとは、書くネタがなくなってきたからです(;´∀`)
いろいろ考えているのですが、なかなかまとまりません。
注文した本が届いて、読めばたくさん書けると思います…、多分。

あと、こんなのは心理学的にどうなの?というような質問を
頂けたらいいネタになるかもしれません。
(例えば、ルーティンは心理学的に有用なのかどうか?といった
質問など。これについては原理的な理論での説明しか思いつかない
のでまだ記事にはしてませんが…)
期待通りの答えにならないとか、そもそも答えられないことも、
もちろんあるとは思いますけど、よかったら気軽に質問してくださいm(_ _)m
日記・その他 | 投稿者 ジミー 21:15 | コメント(0)| トラックバック(0)

冷たい物のがぶ飲み注意

 動いた後や暑いときは冷たい飲み物を飲むと止まりませんが、一度に大量に飲むと下痢をするなど悪影響があります。
 これについて説明する前提になる酵素について説明します。酵素は栄養を分解して消化しやすい形にするものです。酵素は口や胃、腸などで分泌され、栄養を分解するほかにも雑菌を分解する働きもあります。また、酵素が最も効率よく働くのは体温くらいの温度(40度弱)で、それより低い温度では働きが鈍ります。

 なぜ下痢を起こすかを順に説明していくと、
冷たいものを一度に大量に飲むと胃の温度が冷える

酵素の働きが鈍り、栄養や雑菌が十分に分解されない

それを補うために腸で大量に消化液(腸液)を分泌する

その腸液が下痢の正体
というわけです。お腹が痛くて下痢だと、とてもじゃないですがテニスできませんね…。

 また、下痢として大量に水分が排出されるため、脱水症状の危険性もあります。ですので、下痢になったときには水分補給(もちろん冷たい物ではなく常温の物で)する必要があります。夏の暑い時期はついつい冷たいものをがぶ飲みしたくなりますが、体にとってはよろしくないので気をつけた方がいいでしょう。
生理系 | 投稿者 ジミー 18:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

お腹が減らない?

 生理心理学が専門ということで、生理学についても触れたいと思います。
 運動をしていると空腹感を感じにくくなります。副交感神経よりも交感神経が活性化することが多くなるからです。特に大会などでは緊張したり、気持ちが高ぶっていたり、激しく動いたりするのでなおさらこの傾向が強くなります。

 交感神経と副交感神経について少し説明します。自律神経系には交感神経と副交感神経があります。自律神経系とは自分の意思とは関係なく自動で働く神経で、呼吸や脈拍、血圧、消化、代謝、体温などを調整します。交感神経は体を動かしたり働くときに優位な状態になります。もともとは生命の危機に遭遇した状況で逃げたり戦ったりするのに体を適した状態にするためであると言われています。副交感神経は逆で、休息やリラックスに適した状態になります。

 現代の生活で生命の危機に遭遇する状況は滅多にありませんが、ストレスを受けたり興奮したり激しい運動をしたりすると、その状況と同じように交感神経が活発化します。では、なぜ交感神経が働くと空腹感が無くなるかというと、生命の危機に遭遇した状態では空腹感は不必要だからです。そんな状況で空腹感を感じても気が散ってしまうだけだし、空腹を満たすために食事をする暇もありませんからね…。

 話を戻します。実際には栄養やカロリーなどが不足している状態なのですが、頭ではそのように感じていないだけですので、お腹が減っていないと感じていても定期的に栄養を取るべきです。集中力が低下したり、パフォーマンスに悪影響が出たりしかねません。特に夏の場合はちゃんと食事をしないと倒れることもあります…。空腹感が無いのに物を食べるのは億劫ですが、カロリーメイトなどの栄養食品なら簡単に栄養とカロリーを摂取できるのでお勧めです。
生理系 | 投稿者 ジミー 12:49 | コメント(0)| トラックバック(0)

デビュー戦結果

一回戦
3-6
負けました(;´∀`)
初めての大会ということで緊張してしまいました…
2-5になってようやく調子が戻りつつあるも遅すぎた

二回戦
この大会は負けても本戦に再びエントリーされるというありがたい
もので、最低でも2回試合ができます
6-0
緊張も解け、練習どおりとは行かないまでも調子は良かったです

三回戦
1-4
さぁこれからだ!
と思ったら相手が帽子を取ってネットの所に立っていました
放送で4ゲームマッチに変更という放送があったらしいのですが、
全く聞いていませんでした…激しく不完全燃焼…

三回戦敗退という結果でした
まだまだ優勝までの先は長いです

課題としては
・なぜかフォアハンドでクロスに打てない
普通は逆ですよね…
普段の練習からサイドの打ち分けを意識するようにして、要改善
・サーブのフォームを変えてスピードが上がったのはいいが、
 コントロールが付かなくてコースを打ち分けられない
シングルスでサーブがコントロールできないのはもったいない
要改善です
・せっかく両手のバックハンドを打てるようになったのに、
 今までの癖で不必要なスライスを打ってしまいミスをする
これはじきに改善されるでしょう…
・シングルスの基礎を練習しなければいけない
普段シングルスの練習をすることって少ないですよね
・痩せなきゃいけない
短いボールに追いつけない、反応が遅い…要改善
・放送をしっかり聞かなければいけない
今大会で一番学んだこと

これからもっと頑張りたいです(`・ω・´)
日記・その他 | 投稿者 ジミー 19:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

明後日がデビュー戦

明後日にシングルスの大会があります。
公式な大会ではなく草トーですが、これがデビュー戦になります。
しかし、シングルスは1年程ノータッチ。
そもそも明後日の予報は雨。
曇り時々雨で降水確率70%じゃ無理か?

とりあえずグリップを張り替えて、ストリングの潤滑剤(の代替品として
買ったクレのペースト状グリス)を塗って準備だけはしておきます…
日記・その他 | 投稿者 ジミー 23:32 | コメント(0)| トラックバック(0)

血液型人間学のうそ

 私の血液型はB型です。そのせいで損をしているようなことがあります。
例えば
?「血液型何型?」
私「B型です」
?「ふーん…(´ι _` )」
なんだか訝しげな返答が返ってくる…。
B型の方ならこんな状況が何度かあるのではないでしょうか?

 最初にはっきり言っておきますと、ヒトの血液型とパーソナリティには何の関係もありません。テニスと関係ありませんが、多くの方に正しく認識してもらいたくて書きました。
 B型のヒトは自己中心的、ということを例にとって説明します。B型のヒトが自己中心的である、というのは当たっています。じゃあ、正しいんじゃん(;´∀`)と思うかもしれませんが、当たっていること事体が正しいわけではありません。B型のヒトは自己中心的と言いますが、ヒトなら誰しも自己中心的な面があります。A型のヒトは几帳面と言いますが、どんなに大雑把なヒトでも常に大雑把ではなく、几帳面なところもあるのです。つまり、血液型に関係なく誰にでも当てはまることを言っているので、必然的に当たっていると感じるというカラクリなのです。ですので、特定の血液型を名指してこんな性格だ、というのは正しくないのです。

 これはバーナム効果と呼ばれるものです。占いなどでもこの効果は使われています。(ちなみに「バーナム」は詐欺師の名前です)

 血液型がパーソナリティに関係がある、と心理学的に正しいように語っている研究(?)がありますが、実にひどいものです。アンケートのサンプリング、統計的分析、その解釈・考察など、あらゆる面で偏った考えが見られ、最初から血液型がパーソナリティに関係がある、という答えありきのものでした。

 週刊誌やファッション誌、テレビなどで血液型について取り上げられていますが、報道している人たちは血液型がパーソナリティに関係が無いことは知っています。なぜ取り上げるのかというと、お金になるからです。血液型について取り上げれば雑誌の発行部数は伸びるし、テレビの視聴率も上がる、というのが現状なのです。血液型だけでなく、遊び半分(というより遊び全部)の心理テストについても同じです。

 遊び半分や間違った考えで心理学をお金儲けに使われることは、心理学者にとって心苦しいことです。世の人々に正しく心理学を理解していただきたい、と願っています。
性格系 | 投稿者 ジミー 12:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

ヒトの確率認知(ランダムの認知)

 数字や確率は物事を客観的に捉えるための道具になりますが、ヒトがそれを客観的に捉えることができないことがあります。

表に○、裏に×と書かれたコインがあるとします。
10回投げて次の2つの結果が出ました。
A ○×○○×○×○××
B ×××○○○×○×○

 どちらがより確率的に自然だと思いますか?Aだと思う人が多いと思いますが、答えはBです。どちらも○と×が5回ずつ出ているのになぜ?と思うでしょう。

 2回続けて同じ面(○→○、×→×)になる確率は1/2です。逆に、同じ面が出ない(○→×、×→○)確率も1/2です。ですので、10回投げたら2回続けて同じ面が出る回数は4回、または5回になるのが確率的に自然です。結果Aは、続けて同じ面が出た回数は2回、出なかった回数は7回ですが、結果Bは、4回と5回ですのでこちらのほうがより確率的に自然といえます。

 このことからわかるように、ヒトは同じ出来事が続いたら次は違うことが起きる、と考える傾向にあります。賭け事で負け続けている時に、次は勝つだろう、と思ったことはないでしょうか。勝つ確率も負ける確率も1/2なら、たとえ10回連続負けていたとしても次に勝つ確率は1/2なので、このように思うことは確率的に正しくありません。(これはギャンブラーの誤謬と呼ばれています)

 テニスの場面ではどうでしょうか?2回続けてフォア側にサーブを打ったから次はバック側に打とう、と思っているとき、相手も次はバックに来るかな?と思っていることが多くなります。こんなことにならないようにするには、コースを頭で考えないことです。例えば、時計を見たとき、秒針が偶数ならフォア、奇数ならバックと決める方法など、いろいろと考えられると思います。
認知系 | 投稿者 ジミー 19:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

何色のグリップが合うか?

 様々な色のグリップテープが売られています。自分が使うラケットですからかっこよくしたいものです。そのためには何色のテープを買うべきか迷う人も多いでしょう。

 心理学には色彩心理学という分野があります。これは色が人に与える影響や人が色に持つ印象について研究する分野です。比較的新しい分野ですが、どの色の組み合わせが好ましく感じられるのか?という疑問については多くの研究や理論が提唱されています。その理論の多くが、類似している組み合わせと対比的な組み合わせが調和していると感じられる、としています。では、類似している色、対比的な色とは何を指すのでしょうか?


色相環


この図は色相環というものです。

 ヒトは光の波長から色を感じており、受容できる波長は約400~800nmです。その中で、400~435nmを紫、435~480nmを青、490~500をnm赤、500~560nmを緑、580~595nmを黄、610~750nmを赤と感じ取ります。色相環はこの順番に色を円状に配置したものです。

 そして、調和していると感じる類似している色とは両隣近辺の色、対比的な色とは対角線上の色のことをいいます。黄色を例にとると、類似しているのはオレンジや黄緑、対比しているのは青や紫となります。

 白、黒は上の図にありません。白と黒は色ではなく、明るさを示すものとされています。上の図は色相環は2次元ですが、本来は白・黒の明るさを含めた3次元で、2つの円錐の底面同士をくっつけたような形になります。片方の頂点が白、もう一方が黒、2つの円錐がくっついている底面が上の図の色相環になります。底面から白の頂点に進むにつれて色は明るくなり、逆に黒の頂点に進むにつれて暗くなります。

 最後にまとめますと、ラケットに合うグリップテープやストリングの色については2つのアプローチがあります。1つはラケットと同じような色を組み合わせること、もう1つは対比的な色を組み合わせることです。参考になればと思います。
実験・知覚系 | 投稿者 ジミー 19:39 | コメント(2)| トラックバック(0)

心理学について

 心理学は、最も誤解されている学問の1つと言っていいでしょう。心理学に精通している人は他人が考えていることが分かる、と思っている方が少なくありません

 心理学について自分なりに説明すると、ヒトの一般的な心の働きと行動のさまざまな側面について(知覚、記憶、思考、感情など)、実験や調査などの方法で集めたデータに基づいて実証的・客観的に研究する科学である、と思います。

 巷にあふれている心理テストや血液型人間学などは、根拠もデータもないものばかりです。Aという仕草をしているヒトはBという考えをしている、などということも時折耳にしますが、これも同様です。科学的であるとはとても言えません。

 心理学関係の職についている私としては、少しでも心理学について正しく認識したいただけたらと思っています。
日記・その他 | 投稿者 ジミー 01:41 | コメント(2)| トラックバック(0)

自己紹介

HN ジミー
性別 男
年齢 22
職業 心理学関係の仕事

テニスについて
テニス暦 ソフトテニス5年(中学、高校)→テニス4年(大学のサークル)→現在テニス暦5年目(中級くらい)
ラケット アエロプロドライブ
フォアハンド 片手打ち
バックハンド 両手打ちだったり片手打ちだったり…
得意技 トップスピンが効いたフォアハンドのショートクロス キックサーブ
苦手、短所 ネットプレー全般、走れない、ミスが多く安定しない…などなど挙げるときりが無い
テニスは週三回ほどやってます
これまでの大会の戦歴 3勝4敗

心理学について
経歴 某国立大学で心理学を専攻→現在の職業(1年目)

一応心理学者ということになりますが、端くれの端くれです。テニスも心理学もこれからたくさんの勉強が必要です。至らないところも多々あると思いますが、どうかご了承くださいm(_ _)m
投稿者 ジミー 00:38 | コメント(0)| トラックバック(0)
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