2009年08月31日
ボールを目で追うこと・見ること②
ボールを目で追うこと・見ること①の続きです。
随従運動の眼球運動の速さを30°/sまでと仮定した場合、「ボールを目で追う」ことができるのはテニスにおいてはどれくらいの速さのボールなのか、についてです。ケース1とケース2の分けて書きます。
ケース1
「1」という選手と「2」という選手がベースライン中央にいるとします。「1」の選手がボールを打つ人、「2」の選手がボールを見る人です。「1」はベースライン中央(A)からベースラインのサイドぎりぎり(B)に打ったとします。このケースにおいて、「2」の人はどれくらいの速さのボールを目で追うことができるのか、つまり30°/sの眼球運動で見ることができるボールの時速はいくらかを計算します。
ABの長さは約24.11m、ACの長さは23.77m、BCの長さは4.114m、BACの角度は約9.82°になります。これらの値から計算しますが、過程は省略します。
30°/sの眼球運動で見ることができるボールの時速は、およそ「32.73km/h」です。どう感じるでしょうか?かなり遅いと感じるのではないかと思います。計算ミスはたぶんない…はず。
ケース2
ケース1はベースライン上のサイドラインぎりぎりのところでしたが、それではきついんじゃない?という自分自身の声にこたえるために(?)、ケース2を設定しました。図を見ればわかりますが、打球はベースライン中央とサイドの中間に落下した場合です。
ABの長さは約23.85m、ACの長さは23.77m、BCの長さは2.057m、BACの角度は約4.95°になります。
ケース1と同様に計算すると、30°/sの眼球運動で見ることができるボールの時速は、およそ「52.04km/h」です。ケース1とはかなり異なる値ですが、だいぶ遅いのではないかと思います。
ケース1、2の総括ですが、その前に。この計算で考慮できないことが2点あります。1つは、我々の首の動きが考慮に入れられていない点です。眼球運動の実質の速さは、眼球運動の速度+首(顔)の動く速度です。もっと速い打球にも目で追えるんじゃないの?という反論が可能な点です。
もう1つは、ボールの上下の動きを計算に入れることができない点です。その中でも、とりわけ角度の変化が激しいバウンドを考慮できません。エッグボールでしたらバウンドせずとも角度の変化は相当だと思います。もっと遅い打球にしか目で追えないんじゃないの?という反論が可能な点です。
この2つの点によって互いが相殺されるという生暖かい目で、僕の考察を見てみてください(;・∀・)長くなったので、考察は次回です。
(ボールの上下の動きもどうにか計算に入れられないかと考えました。そのために、実際にボールの動きを動画で撮影したりしましたが結局無理でした。撮影に協力してくれたSさん、ありがとうございました。)
ボールを目で追うこと・見ること③へ続く。
随従運動の眼球運動の速さを30°/sまでと仮定した場合、「ボールを目で追う」ことができるのはテニスにおいてはどれくらいの速さのボールなのか、についてです。ケース1とケース2の分けて書きます。
ケース1
「1」という選手と「2」という選手がベースライン中央にいるとします。「1」の選手がボールを打つ人、「2」の選手がボールを見る人です。「1」はベースライン中央(A)からベースラインのサイドぎりぎり(B)に打ったとします。このケースにおいて、「2」の人はどれくらいの速さのボールを目で追うことができるのか、つまり30°/sの眼球運動で見ることができるボールの時速はいくらかを計算します。
ABの長さは約24.11m、ACの長さは23.77m、BCの長さは4.114m、BACの角度は約9.82°になります。これらの値から計算しますが、過程は省略します。
30°/sの眼球運動で見ることができるボールの時速は、およそ「32.73km/h」です。どう感じるでしょうか?かなり遅いと感じるのではないかと思います。計算ミスはたぶんない…はず。
ケース2
ケース1はベースライン上のサイドラインぎりぎりのところでしたが、それではきついんじゃない?という自分自身の声にこたえるために(?)、ケース2を設定しました。図を見ればわかりますが、打球はベースライン中央とサイドの中間に落下した場合です。
ABの長さは約23.85m、ACの長さは23.77m、BCの長さは2.057m、BACの角度は約4.95°になります。
ケース1と同様に計算すると、30°/sの眼球運動で見ることができるボールの時速は、およそ「52.04km/h」です。ケース1とはかなり異なる値ですが、だいぶ遅いのではないかと思います。
ケース1、2の総括ですが、その前に。この計算で考慮できないことが2点あります。1つは、我々の首の動きが考慮に入れられていない点です。眼球運動の実質の速さは、眼球運動の速度+首(顔)の動く速度です。もっと速い打球にも目で追えるんじゃないの?という反論が可能な点です。
もう1つは、ボールの上下の動きを計算に入れることができない点です。その中でも、とりわけ角度の変化が激しいバウンドを考慮できません。エッグボールでしたらバウンドせずとも角度の変化は相当だと思います。もっと遅い打球にしか目で追えないんじゃないの?という反論が可能な点です。
この2つの点によって互いが相殺されるという生暖かい目で、僕の考察を見てみてください(;・∀・)長くなったので、考察は次回です。
(ボールの上下の動きもどうにか計算に入れられないかと考えました。そのために、実際にボールの動きを動画で撮影したりしましたが結局無理でした。撮影に協力してくれたSさん、ありがとうございました。)
ボールを目で追うこと・見ること③へ続く。
2009年08月30日
グリップ改造最終章
これまで紆余曲折を経てグリップの太さを変えたりしてきました。最近、また変えました。たぶんこれで本当に最後になるでしょう…と思いたい。
今まではグリップ3のラケット(3)-オーバーグリップテープ(2)+バルサ板(2)+バボラのリプレイスメントグリップテープ(4)+オーバーグリップテープ(1)=グリップサイズは「8」でした。これを「5」にしました。
変更した主な理由の一つは、グリップサイズ8というものに根拠がないのではなかろうかと思ったことです。グリップを大きくした理由はコンチネンタルグリップで親指がしっかり握れないからでしたが、「8」である必要はないのではないかと。ということで、しっかり握れる最小のグリップサイズを模索したところ、およそ「5」になりました。
もう一つの理由は、「8」という太さではオーバーグリップの選択肢が極端に少なくなることです。120cm以上の長さががないと巻ききれないからです。その数少ない選択肢の一つがヨネックスのグリップテープでそれを使用していましたが、グリップ性能、耐久性ともに難ありでした。そのため、うっかり5時間以上使い続けると親指の付け根が痛くなるという困り事が何度か発生しました。翌日に筋肉痛になって痛いというものではなくて、即日に痛くなってしまいます。これではいかん、ということでグリップのサイズダウンを決心しました。
グリップ改造のメインは言うまでもなくバルサ材です。出来に満足できなくてやり直したり、他の人に頼まれてやったりしてたら、なんやかんやでラケット10本分くらいはやったと思います。おかげで金を取れるくらいきれいに加工できるようになりました(;・∀・)
「5」にするにはグリップサイズ3のラケットにオーバーグリップテープを2枚巻けば事足りるのですが、リプレイスメントグリップテープは使用せずにバルサ板をそのまま残しました。つまり、バルサ材+オーバーグリップテープ+オーバーグリップテープで「5」にしています。それにはいくつかの理由があります。
その1つは、リプレイスメントグリップよりもバルサ板の方が軽いからです。おおよそ6~7グラムは軽くなります。これにより、重量を変えずにバランスをトップヘビー寄りに持っていくことができます。グリップ部分が軽くなった分、フェイスにレッドテープを貼ればいいのです。バランスをトップヘビー寄りにしたかった自分にはぴったりでした。
もう1つは、グリップの角がはっきりでるからです。当然ながら、グリップテープよりも木材の方が角がはっきり出ます。グリップの把握が容易になりました。ただし、きれいに加工できていないとラケットの表裏でグリップの形が変わってしまうので注意が必要です。こればっかりは数をこなすしかありません。
他の人よりは太いけれど、「5」という常識的な範囲に収まりました(;・∀・)これにたどり着くまでに長い時間を要したり、バルサ板を加工したりと色々なことがありました。ですが、その中で得られたバルサ板の改造は無駄になりませんでした。時間が掛り過ぎましたが自分にとってプラスにできたので、まぁよかったかな…と思っています。
今まではグリップ3のラケット(3)-オーバーグリップテープ(2)+バルサ板(2)+バボラのリプレイスメントグリップテープ(4)+オーバーグリップテープ(1)=グリップサイズは「8」でした。これを「5」にしました。
変更した主な理由の一つは、グリップサイズ8というものに根拠がないのではなかろうかと思ったことです。グリップを大きくした理由はコンチネンタルグリップで親指がしっかり握れないからでしたが、「8」である必要はないのではないかと。ということで、しっかり握れる最小のグリップサイズを模索したところ、およそ「5」になりました。
もう一つの理由は、「8」という太さではオーバーグリップの選択肢が極端に少なくなることです。120cm以上の長さががないと巻ききれないからです。その数少ない選択肢の一つがヨネックスのグリップテープでそれを使用していましたが、グリップ性能、耐久性ともに難ありでした。そのため、うっかり5時間以上使い続けると親指の付け根が痛くなるという困り事が何度か発生しました。翌日に筋肉痛になって痛いというものではなくて、即日に痛くなってしまいます。これではいかん、ということでグリップのサイズダウンを決心しました。
グリップ改造のメインは言うまでもなくバルサ材です。出来に満足できなくてやり直したり、他の人に頼まれてやったりしてたら、なんやかんやでラケット10本分くらいはやったと思います。おかげで金を取れるくらいきれいに加工できるようになりました(;・∀・)
「5」にするにはグリップサイズ3のラケットにオーバーグリップテープを2枚巻けば事足りるのですが、リプレイスメントグリップテープは使用せずにバルサ板をそのまま残しました。つまり、バルサ材+オーバーグリップテープ+オーバーグリップテープで「5」にしています。それにはいくつかの理由があります。
その1つは、リプレイスメントグリップよりもバルサ板の方が軽いからです。おおよそ6~7グラムは軽くなります。これにより、重量を変えずにバランスをトップヘビー寄りに持っていくことができます。グリップ部分が軽くなった分、フェイスにレッドテープを貼ればいいのです。バランスをトップヘビー寄りにしたかった自分にはぴったりでした。
もう1つは、グリップの角がはっきりでるからです。当然ながら、グリップテープよりも木材の方が角がはっきり出ます。グリップの把握が容易になりました。ただし、きれいに加工できていないとラケットの表裏でグリップの形が変わってしまうので注意が必要です。こればっかりは数をこなすしかありません。
他の人よりは太いけれど、「5」という常識的な範囲に収まりました(;・∀・)これにたどり着くまでに長い時間を要したり、バルサ板を加工したりと色々なことがありました。ですが、その中で得られたバルサ板の改造は無駄になりませんでした。時間が掛り過ぎましたが自分にとってプラスにできたので、まぁよかったかな…と思っています。
2009年08月23日
プロレッドコード 130
今度はテクニファイバーのプロレッドコード130です。前評判ではテンション維持がすごくいいとの事でしたが、果たしでどうか。いつものようにグラフからどうぞ。
いいです(≧∇≦)b
測定は17日間でした。なぜかと言うとグラフを見てわかるように底をついた感があるからです。このグラフから見れば半月は楽に使えそうな感じです。ポリプラズマより悪いように見えますが、気温の影響による可能性が考えられます。今年の夏は例年よりも気温が低いと言われていますが、気温が最も高い時期に張りましたからね。気温が高いほどストリングの伸びは早くなるでしょうし。
使用感は、普通に飛ばないポリといった感じです。
以上です(;・∀・)
それ以外にはよくわかりません…。だって、違いのわかる男じゃないし(;つД`)前回がプロハリケーンツアー135なんていう極太を使ったからかもしれませんけどね。それよりは飛びますし、引っ掛かりもあります。
柔らかいとの前評判でしたが、そんなに柔らかさは感じませんでした。130という太いゲージだからかもしれません。とはいっても、がちがちに固いということはなく適度に柔らかさやしなやかさといったものはあると思います。スピンはいつも通りでした。というか、殆どのラケット・ストリングでも強度なスピンがかかる自分にとって、スピンが掛りやすいかどうかなんて知る由もありません…。
プロレッドコードは、今のところ愛用するストリング候補№1です。これに対抗するストリングが出てくるかどうか。予想としてはリベンジが対抗馬になりそうな感じです。リベンジは製造段階でプリストレッチされているので、テンション維持が良いとメーカーは言っています。早く試したいけど焦らない焦らない…。
次回はテクニファイバーのブラックコードです。再び張ってテンションを見守ります。
いいです(≧∇≦)b
測定は17日間でした。なぜかと言うとグラフを見てわかるように底をついた感があるからです。このグラフから見れば半月は楽に使えそうな感じです。ポリプラズマより悪いように見えますが、気温の影響による可能性が考えられます。今年の夏は例年よりも気温が低いと言われていますが、気温が最も高い時期に張りましたからね。気温が高いほどストリングの伸びは早くなるでしょうし。
使用感は、普通に飛ばないポリといった感じです。
以上です(;・∀・)
それ以外にはよくわかりません…。だって、違いのわかる男じゃないし(;つД`)前回がプロハリケーンツアー135なんていう極太を使ったからかもしれませんけどね。それよりは飛びますし、引っ掛かりもあります。
柔らかいとの前評判でしたが、そんなに柔らかさは感じませんでした。130という太いゲージだからかもしれません。とはいっても、がちがちに固いということはなく適度に柔らかさやしなやかさといったものはあると思います。スピンはいつも通りでした。というか、殆どのラケット・ストリングでも強度なスピンがかかる自分にとって、スピンが掛りやすいかどうかなんて知る由もありません…。
プロレッドコードは、今のところ愛用するストリング候補№1です。これに対抗するストリングが出てくるかどうか。予想としてはリベンジが対抗馬になりそうな感じです。リベンジは製造段階でプリストレッチされているので、テンション維持が良いとメーカーは言っています。早く試したいけど焦らない焦らない…。
次回はテクニファイバーのブラックコードです。再び張ってテンションを見守ります。
2009年08月22日
ダブルス 21.0822
久々にダブルスの大会に出ました。今となっては遠い昔に出ただけなので、今回が初ダブルス大会のような気持ちで臨みました。
ルールは、予選リーグ(4ペア)による予選を行い、1位2位はAトーナメントへ、3位4位はBトーナメントへ進出するというもの。5ゲーム先取、セミアドバンテージ、4-4タイブレークというちょっと変則的なルールです。
今大会前にスピンサーブの強化版の実用化に成功しました。どんなサーブかというと、既存のスピンサーブよりもトスをもっと背中側へ上げることによって、スピード1/2倍、回転量2倍、疲労感3倍、フォールトした時のがっかり感4倍のサーブです(横浜中華街の肉まんを思い出しました。「大きさ2倍、おいしさ3倍」というやつです。個人的には「お値段4倍」も付け加えるべきだと思う)。このサーブを多用すると次の日にスペアリブが筋肉痛になってしまうけど、後先考えずにこれを主なファーストサーブにしました。
リーグ戦はまとめて。
1回戦 5-0
2回戦 5-2
3回戦 5-1
リーグは1位通過でした。1位通過のクオカード500円分をゲッツ。10あるリーグの中でもかなりぬるい山でした。1回戦ではダブルスなのにこちらがボレーをした回数は0という珍しいことがおきました。こちらのポイントは相手のミス、リターンのウィナー、スマッシュ1本でした。容赦なく跳ね上がるスピンサーブが効果的でした。パートナーはフォアハンドでウィナーを量産していました。頼りになります。
続いてはAトーナメントです。リーグで1位だろうと2位だろうと区別なしの抽選でした。おかげで強い人が偏ってしまったらしいが、幸運にもこちらにとっては対岸の火事(;・∀・)さらに、小さい山ではなくて大きな山に入ることができたので2回戦からのスタートでした。
2回戦の相手は周りに聞くと結構上手な人らしい。自分のサービスゲームからのスタートで、2-2までお互いにキープが続きました。次の自分のサービスゲームですが、無慈悲に跳ね上がるスピンサーブでチャンスボールを作るものの、それをネットにかけるボレーミスを3回も犯しました( ; ゚Д゚)詰めが甘すぎる…。サービスをブレイクされて2-3とリードされました。
続いての相手のサービスゲームは運よくブレイクできました。ダブルフォールトと自分のミスヒットによる神がかり的なロブリターン。まさに幸運そのもの。これで3-3。続いてのパートナーのサービスゲームは無難にキープ。これで4-3で王手。
次の相手のサービスゲームはディサイディングポイントまで行きました。マッチポイントです。リターナーはフォアハンドが好調なパートナー。
相手がサーブを打った!
リターンした!
あれ…?ボールはどこ行った?
と思ったら、見事なパッシングショットで決めてくれました。「最後に取っておいたんだよねー」としたり顔で言うパートナー。憎いぞこんちくしょー^^これで3回戦進出・ベスト8が決まりました。
3回戦はハードヒッターの若造相手でした。こちらがネットにつければ勝機は見えるのにそこまで持っていくことができず。結局1-5で負けました。相手はスピードも回転も十分なスピンサーバーでした。どうしようもありませんでした。だって、自分の周りにスピンサーブ打つ人がいないから慣れてないんです…(;つД`)リターン力が足りなくてどうしようもなかった感じでした。
終わってみれば満足するべき結果でした。初めて組んだパートナー、超久し振りなダブルスの大会でしたし。でも、もっとなんとかできるよなぁ…という不満もあったりします。
とはいえ、ネットプレーが大の苦手だった自分が積極的にネットに出て勝ち上がれたことはうれしいです。これからはダブルスも頑張りたいと思います。
ルールは、予選リーグ(4ペア)による予選を行い、1位2位はAトーナメントへ、3位4位はBトーナメントへ進出するというもの。5ゲーム先取、セミアドバンテージ、4-4タイブレークというちょっと変則的なルールです。
今大会前にスピンサーブの強化版の実用化に成功しました。どんなサーブかというと、既存のスピンサーブよりもトスをもっと背中側へ上げることによって、スピード1/2倍、回転量2倍、疲労感3倍、フォールトした時のがっかり感4倍のサーブです(横浜中華街の肉まんを思い出しました。「大きさ2倍、おいしさ3倍」というやつです。個人的には「お値段4倍」も付け加えるべきだと思う)。このサーブを多用すると次の日にスペアリブが筋肉痛になってしまうけど、後先考えずにこれを主なファーストサーブにしました。
リーグ戦はまとめて。
1回戦 5-0
2回戦 5-2
3回戦 5-1
リーグは1位通過でした。1位通過のクオカード500円分をゲッツ。10あるリーグの中でもかなりぬるい山でした。1回戦ではダブルスなのにこちらがボレーをした回数は0という珍しいことがおきました。こちらのポイントは相手のミス、リターンのウィナー、スマッシュ1本でした。容赦なく跳ね上がるスピンサーブが効果的でした。パートナーはフォアハンドでウィナーを量産していました。頼りになります。
続いてはAトーナメントです。リーグで1位だろうと2位だろうと区別なしの抽選でした。おかげで強い人が偏ってしまったらしいが、幸運にもこちらにとっては対岸の火事(;・∀・)さらに、小さい山ではなくて大きな山に入ることができたので2回戦からのスタートでした。
2回戦の相手は周りに聞くと結構上手な人らしい。自分のサービスゲームからのスタートで、2-2までお互いにキープが続きました。次の自分のサービスゲームですが、無慈悲に跳ね上がるスピンサーブでチャンスボールを作るものの、それをネットにかけるボレーミスを3回も犯しました( ; ゚Д゚)詰めが甘すぎる…。サービスをブレイクされて2-3とリードされました。
続いての相手のサービスゲームは運よくブレイクできました。ダブルフォールトと自分のミスヒットによる神がかり的なロブリターン。まさに幸運そのもの。これで3-3。続いてのパートナーのサービスゲームは無難にキープ。これで4-3で王手。
次の相手のサービスゲームはディサイディングポイントまで行きました。マッチポイントです。リターナーはフォアハンドが好調なパートナー。
相手がサーブを打った!
リターンした!
あれ…?ボールはどこ行った?
と思ったら、見事なパッシングショットで決めてくれました。「最後に取っておいたんだよねー」としたり顔で言うパートナー。憎いぞこんちくしょー^^これで3回戦進出・ベスト8が決まりました。
3回戦はハードヒッターの若造相手でした。こちらがネットにつければ勝機は見えるのにそこまで持っていくことができず。結局1-5で負けました。相手はスピードも回転も十分なスピンサーバーでした。どうしようもありませんでした。だって、自分の周りにスピンサーブ打つ人がいないから慣れてないんです…(;つД`)リターン力が足りなくてどうしようもなかった感じでした。
終わってみれば満足するべき結果でした。初めて組んだパートナー、超久し振りなダブルスの大会でしたし。でも、もっとなんとかできるよなぁ…という不満もあったりします。
とはいえ、ネットプレーが大の苦手だった自分が積極的にネットに出て勝ち上がれたことはうれしいです。これからはダブルスも頑張りたいと思います。
2009年08月16日
プロハリケーンツアー 135
今回のテンション維持性能検証企画はプロハリケーンツアー(PHT)135です。1.35mmです。極太です。すべてのボールを叩き続けることを宿命づけられるようなストリングです。個人的にアエロでは最も安定性の高かったストリングでしたが、今回はピュアストームツアーでの使用です。とりあえずはテンション維持のグラフをどうぞ。
こんな感じです。アルパワーとかよりは維持はいいですね。これくらいがポリの標準でしょうか?2週間くらいは使い続けられるかな?
使用感ですが、ピュアストームにはあまりにも太すぎました;;引っ掛かりというものが全く感じられず、ネットより低いところで持ち上げることが難しく、ドライブボレーは真下に落ちるような感覚でした(;・∀・)アエロの頃はスピン過多だったので、それを抑えるのにはちょうどよかったんですけどね。あと、ラケットを振れないような状況はとても厳しかったです。具体的に言うと真正面にきた深くて速いボールを打つときです。ストロークボレーのストローク側はかなり厳しかったです。アエロはもっと飛ぶラケットだったからよかったんですけどね…。そんなこんながありまして、途中から使用せずにテンションだけを測定していました。ラケットが2本あることがこんな形で役に立つとは考えてませんでした(;・∀・)
ということで、PHTはゲージを変えて130も試したいと思います。今回は太すぎたこと、リベンジとの比較対象にしたいこと、ゲージを細くすることでテンション維持がどれくらい悪くなるかも見てみたいことが主な理由です。
次回はテクニファイバーのプロレッドコード 130です。現在使用中ですが、テンション維持は良好な成績を示しています。その次は同メーカーということでブラックコード 128、PHT 130、リベンジ 130、キルシュバウムのプロライン2 130、プロライン1 130、何やら評判がよさげなポリファイバーのTCS 130という順番で行こうかなと思っています。試すストリングがどんどん多くなってる気がする( ; ゚Д゚)
こんな感じです。アルパワーとかよりは維持はいいですね。これくらいがポリの標準でしょうか?2週間くらいは使い続けられるかな?
使用感ですが、ピュアストームにはあまりにも太すぎました;;引っ掛かりというものが全く感じられず、ネットより低いところで持ち上げることが難しく、ドライブボレーは真下に落ちるような感覚でした(;・∀・)アエロの頃はスピン過多だったので、それを抑えるのにはちょうどよかったんですけどね。あと、ラケットを振れないような状況はとても厳しかったです。具体的に言うと真正面にきた深くて速いボールを打つときです。ストロークボレーのストローク側はかなり厳しかったです。アエロはもっと飛ぶラケットだったからよかったんですけどね…。そんなこんながありまして、途中から使用せずにテンションだけを測定していました。ラケットが2本あることがこんな形で役に立つとは考えてませんでした(;・∀・)
ということで、PHTはゲージを変えて130も試したいと思います。今回は太すぎたこと、リベンジとの比較対象にしたいこと、ゲージを細くすることでテンション維持がどれくらい悪くなるかも見てみたいことが主な理由です。
次回はテクニファイバーのプロレッドコード 130です。現在使用中ですが、テンション維持は良好な成績を示しています。その次は同メーカーということでブラックコード 128、PHT 130、リベンジ 130、キルシュバウムのプロライン2 130、プロライン1 130、何やら評判がよさげなポリファイバーのTCS 130という順番で行こうかなと思っています。試すストリングがどんどん多くなってる気がする( ; ゚Д゚)
2009年08月15日
ボールを目で追うこと・見ること①
長らく、このブログのメインテーマである心理学関係から離れていました。それというのも、今回から何回か掛けて書こうとしている記事のためです。いろいろ調べたり、考えなおしたり、図をこしらえたりと時間がかかりました(現在進行形でまだ時間がかかっていますが)。それだけ重要なことを書こうと思っているのですが、最終的にははっきりとした結論は出ず、仮説のようなものを提示して終わってしまうと思われます。それでも何かしらの意義はあるだろうと思うので書きたいと思います。
まずは、タイトルのようにボールを目で追うことができっるかどうかについてです。よく「ボールから目を離すな」などと言われますが、それが可能なのかどうかを眼球運動の観点から検証してみたいと思って調べてみました。
眼球の動きは数種類ありますが、今回関係するのはそのうちの2つです。
1つは随従運動というものです(追跡眼球運動、追従眼球運動などとも呼ばれます)。文章を読むときなどはこの眼球運動になります。見る対象を視野の中に入れて、しっかりと網膜に焼き付けるようなものです。例えば、
1 2 3 4 5 6 7 8 9
という文字列を左から右へ順に見ていく場合に、1~9までの数字を順に1つずつ認識できるように見るための眼球運動が、随従運動になります。要するに、見る対象を目で追う、追従するための運動です。
もう1つは、サッケードです。これは見る対象の方向に目を向けるための眼球運動です。これも例で示しますと、
1 2 3 4 5 6 7 8 9
という文字列があり、2~8をすっ飛ばして1から9へ目を向けるというものになります。日常生活でいえば、急に物音がしたときにその方向に目を向けるときなどもこの眼球運動になります。
次に、この2つの眼球運動の速さについてです。どちらが速いかと言えば、断然サッケードの方が速いです。随従運動とサッケードの境については、有斐閣の心理学辞典によれば、一般の人は眼球の動きの速さが30°/sを超えるあたりからサッケードが混じり始めます(眼球は球体なので、目が動く距離に関しては「°」が使われます。「30°/s」というのは1秒当たりに30°動くという意味です)。これにより、随従運動の眼球運動の速さを30°/sまでと仮定すると、いわゆる「ボールを目で追う」ことができるのは、その速さの眼球運動によって動くボールを追従して見ることができる、ということになるでしょう。
今回はここまで。次回は、テニスにおいて何k/hのボールまで随従運動で捉えることができるのか、つまり「目で追う」ことができるのかについてです。
ボールを目で追うこと・見ること②へ続く
まずは、タイトルのようにボールを目で追うことができっるかどうかについてです。よく「ボールから目を離すな」などと言われますが、それが可能なのかどうかを眼球運動の観点から検証してみたいと思って調べてみました。
眼球の動きは数種類ありますが、今回関係するのはそのうちの2つです。
1つは随従運動というものです(追跡眼球運動、追従眼球運動などとも呼ばれます)。文章を読むときなどはこの眼球運動になります。見る対象を視野の中に入れて、しっかりと網膜に焼き付けるようなものです。例えば、
1 2 3 4 5 6 7 8 9
という文字列を左から右へ順に見ていく場合に、1~9までの数字を順に1つずつ認識できるように見るための眼球運動が、随従運動になります。要するに、見る対象を目で追う、追従するための運動です。
もう1つは、サッケードです。これは見る対象の方向に目を向けるための眼球運動です。これも例で示しますと、
1 2 3 4 5 6 7 8 9
という文字列があり、2~8をすっ飛ばして1から9へ目を向けるというものになります。日常生活でいえば、急に物音がしたときにその方向に目を向けるときなどもこの眼球運動になります。
次に、この2つの眼球運動の速さについてです。どちらが速いかと言えば、断然サッケードの方が速いです。随従運動とサッケードの境については、有斐閣の心理学辞典によれば、一般の人は眼球の動きの速さが30°/sを超えるあたりからサッケードが混じり始めます(眼球は球体なので、目が動く距離に関しては「°」が使われます。「30°/s」というのは1秒当たりに30°動くという意味です)。これにより、随従運動の眼球運動の速さを30°/sまでと仮定すると、いわゆる「ボールを目で追う」ことができるのは、その速さの眼球運動によって動くボールを追従して見ることができる、ということになるでしょう。
今回はここまで。次回は、テニスにおいて何k/hのボールまで随従運動で捉えることができるのか、つまり「目で追う」ことができるのかについてです。
ボールを目で追うこと・見ること②へ続く
2009年08月14日
荷物キタ
予想外に早くキタ━(゚∀゚)━!
(後ろにアマレットとマッカラン10年のゴッドファーザーセットが映っているのはご愛敬…)
Tennis Warehouse EUに注文してから1週間余りで我が家に到着しました。フランスからわざわざ御苦労さまでした(;つД`)さっそくあけてみる。
まずはアクセサリー類。グリップテープとレッドテープと振動止めです。グリップテープは54本入りです。1本につき110円くらいかな。
続いてストリング。日本ではまだ発売されていないバボラのリベンジもちゃんとあります。ほかの3つは別に珍しいものではありません。送料がもったいない&安かったのでついでに買っただけです。
そしてウェア。バボラの半そでTシャツ、薄手のパーカー、ウィンドブレーカーのズボンです。日本では発売されているのを見たことがないものもあります。Tennis Warehouse EUはフランスだけあって、バボラやテクニファイバーなどのフランス企業の商品が充実している感があります。
ちなみにグリップテープの中身。3色セットとは知らなかったけど、まあいいや(;・∀・)見た瞬間に「アソート」という言葉が頭に出てくるような詰め合わせです。
なんのトラブルもなく買い物できました。しかし、何にどれくらい関税が掛っているのかがわかりません。自動的に引かれているのかな?もしかして引かれてなかったりするのかな?そんなに関税が掛るものは買ってないからいいけど…(シューズは3割も掛るらしいです)。
バボラのリベンジですが、早く試したい気持ちもあるけれどもうちょっと後で試そうと思います。比較対象としてはプロハリケーンツアーになると思うので、それを使った後にこちらを使って感想等を述べたいと思います。ちらほらとネットでインプレが見受けられるので慌てる必要(?)なんてまったくありませんからね。ちなみに、リベンジはプロハリケーンツアーよりも固めらしいです。
とりあえず無事に届いてよかった…(´-`)
2009年08月13日
ピュアストームLTD GT
誤解がないようにするために書きます。Tennis warehouse EUでのピュアストームLTDのストリングパターンについてです。16×20なのか18×20なのかについてです。
先日見た時はストリングパターンどころかスペック表なども一切ありませんでしたが、今日見たら載っていました。USでも発売になったようで、そちらにもスペック表が載っていました。双方ともにストリングパターンは18×20となっています。旧型のピュアストームLTDをそのまま受け継ぐ形になっているようです。スペック表は以下のとおりです。そのままコピペしました。
Head Size:95 sq. in. / 612.9 sq. cm.
Length: 27 inches / 68.58 cm
Strung Weight: 11.9oz / 337.36g
Balance: 9 pts Head Light
Swingweight: 313
Stiffness: 59
Beam Width: 19mm Straight Beam
Composition: Graphite/Tungsten
Power Level: Low
Swing Speed: Fast
Grip Type: Leather
String Pattern:
18 Mains / 20 Crosses
Mains skip: 9T,8H,10H
Two Pieces
No Shared Holes
String Tension: 52-62 pounds
…しかし、Tennis Warehouse EUの画像はどう見てもメインストリングが16本にしか見えません。こちらがその画像です。
オリジナル画像はこちらへ。
目がおかしくなったのかな…何回数えてもメインが16本しかないんだけど…( ; ゚Д゚)
先日見た時はストリングパターンどころかスペック表なども一切ありませんでしたが、今日見たら載っていました。USでも発売になったようで、そちらにもスペック表が載っていました。双方ともにストリングパターンは18×20となっています。旧型のピュアストームLTDをそのまま受け継ぐ形になっているようです。スペック表は以下のとおりです。そのままコピペしました。
Head Size:95 sq. in. / 612.9 sq. cm.
Length: 27 inches / 68.58 cm
Strung Weight: 11.9oz / 337.36g
Balance: 9 pts Head Light
Swingweight: 313
Stiffness: 59
Beam Width: 19mm Straight Beam
Composition: Graphite/Tungsten
Power Level: Low
Swing Speed: Fast
Grip Type: Leather
String Pattern:
18 Mains / 20 Crosses
Mains skip: 9T,8H,10H
Two Pieces
No Shared Holes
String Tension: 52-62 pounds
…しかし、Tennis Warehouse EUの画像はどう見てもメインストリングが16本にしか見えません。こちらがその画像です。
オリジナル画像はこちらへ。
目がおかしくなったのかな…何回数えてもメインが16本しかないんだけど…( ; ゚Д゚)
2009年08月09日
ラケット変更予後
アエロプロドライブ(APD)からピュアストームツアー(PST)に変更しましたが、予後は順調です。特にいいのはスピンが制御できるようになったことです。僕はスピンを掛けようと意識せずとも常人よりも多量にスピンが掛るという、生まれつきのスピナーです。そんな僕がAPDを使うとスピンが掛り過ぎて困ったため、PSTに変更しました。
APDを使っていた時は、スピンを意識しない強打(いわゆるフラットドライブ?)でもかなりスピンが掛っていました。そのため、短いボールやネットが多い傾向にありました。また、スピンが欲しくて意識して掛けた場合はかすれるような当たりのボールしか打てませんでした(前衛の足元を狙う場合、ショートクロスを狙う場合には有効でした)。そしてフラットは制御不能です。フェイスサイズ100、中厚なため、自分にとっては飛びすぎたのです。
PSTに変更後は、フラットドライブは少しスピンが減少したため程よい長さのボールが打てます。意識してスピンを掛ける場合も、かすれるほどではないけれどヘビースピンなボールが打てるし、かすれるようなトップスピンも打てます。フラットは、APDよりも薄くて面が小さいため制御できます。
APDとPSTの自分にとってのスピン性能を車のミッションで表すと、
APDは壊れた1速・調子の悪い3速・5速のギアしかない
PSTは正常な1速・調子の良い3速・4速・5速のギアがある
という感じです(1速はフラット、3速はフラットドライブ、5速がかすれる当たりなスピン)。わかりにくい例えかもしれないけど…。PSTに変更したらフラットが使えるようになり、スピンの多少のコントロールの幅が広がりました。2速がないのは僕の生まれつきの性質のようなものだと思ってください。もしかしたら、PSTは1速~4速と表現した方が正しいかも。
約2年間APDを使った自分が考える、どんな人にこのラケットを勧められるかについてです。
まず1つは、あまりにも馬鹿力で強力なスピンがないとコートに収められない人です。極端な例ではナダルのような人です。ただし、スピンをしっかり打てない人がこのラケットを使ってもただ飛ぶだけだと思います。このラケットは使う人のスピンの打ち方に掛算的にスピン増加をもたらすものだと思います。つまり0に何を掛けても0にしかならないのです。スピンの打ち方ができない人が使っても、スピン増加は求められないでしょう。
もう1つは、スピンがもっと欲しいという人です。再びミッションで例えると、1速・2速・3速しかないのを1速・3速・5速にしたいという人です。
最後になりますが、APDはいいラケットだと思います。ストロークだけでなく、ネットプレーもしっかりこなせるラケットです。ただ、自分には縁のない方がよかったというだけでした…。
ところで、APDが一本あるのですがどうしようか悩んでいます。グリップ改造やレッドテープによるフェイス部分の増量など、結構こだわって手を加えたため、愛着があるといえばあるのです。特にレッドテープは自信作です。
アエロはフレーム部分が曲面なので、普通に貼ってもまっすぐになりません。それが気にいらなかったため、グロメットが当たる部分に穴をあけたのです。穴1つ分の重量なども計算して約18g分貼りました。結構きれいにできたので気に入っています。グリップもレッドテープも元に戻すこともできるので売ることも可能なんですけどね。塗装が剥がれた部分もあるけれど、購入してから4か月くらいしか経ってないから程度も良好だし…。身近に欲しい人がいるなら売ってもいいかなぁ…。
APDを使っていた時は、スピンを意識しない強打(いわゆるフラットドライブ?)でもかなりスピンが掛っていました。そのため、短いボールやネットが多い傾向にありました。また、スピンが欲しくて意識して掛けた場合はかすれるような当たりのボールしか打てませんでした(前衛の足元を狙う場合、ショートクロスを狙う場合には有効でした)。そしてフラットは制御不能です。フェイスサイズ100、中厚なため、自分にとっては飛びすぎたのです。
PSTに変更後は、フラットドライブは少しスピンが減少したため程よい長さのボールが打てます。意識してスピンを掛ける場合も、かすれるほどではないけれどヘビースピンなボールが打てるし、かすれるようなトップスピンも打てます。フラットは、APDよりも薄くて面が小さいため制御できます。
APDとPSTの自分にとってのスピン性能を車のミッションで表すと、
APDは壊れた1速・調子の悪い3速・5速のギアしかない
PSTは正常な1速・調子の良い3速・4速・5速のギアがある
という感じです(1速はフラット、3速はフラットドライブ、5速がかすれる当たりなスピン)。わかりにくい例えかもしれないけど…。PSTに変更したらフラットが使えるようになり、スピンの多少のコントロールの幅が広がりました。2速がないのは僕の生まれつきの性質のようなものだと思ってください。もしかしたら、PSTは1速~4速と表現した方が正しいかも。
約2年間APDを使った自分が考える、どんな人にこのラケットを勧められるかについてです。
まず1つは、あまりにも馬鹿力で強力なスピンがないとコートに収められない人です。極端な例ではナダルのような人です。ただし、スピンをしっかり打てない人がこのラケットを使ってもただ飛ぶだけだと思います。このラケットは使う人のスピンの打ち方に掛算的にスピン増加をもたらすものだと思います。つまり0に何を掛けても0にしかならないのです。スピンの打ち方ができない人が使っても、スピン増加は求められないでしょう。
もう1つは、スピンがもっと欲しいという人です。再びミッションで例えると、1速・2速・3速しかないのを1速・3速・5速にしたいという人です。
最後になりますが、APDはいいラケットだと思います。ストロークだけでなく、ネットプレーもしっかりこなせるラケットです。ただ、自分には縁のない方がよかったというだけでした…。
ところで、APDが一本あるのですがどうしようか悩んでいます。グリップ改造やレッドテープによるフェイス部分の増量など、結構こだわって手を加えたため、愛着があるといえばあるのです。特にレッドテープは自信作です。
アエロはフレーム部分が曲面なので、普通に貼ってもまっすぐになりません。それが気にいらなかったため、グロメットが当たる部分に穴をあけたのです。穴1つ分の重量なども計算して約18g分貼りました。結構きれいにできたので気に入っています。グリップもレッドテープも元に戻すこともできるので売ることも可能なんですけどね。塗装が剥がれた部分もあるけれど、購入してから4か月くらいしか経ってないから程度も良好だし…。身近に欲しい人がいるなら売ってもいいかなぁ…。
2009年08月06日
海外通販で大馬鹿?
ラケットの海外通販が安いという噂を聞き、tenniswarehouse-europeを見ていた時のことです。ここでは9月11日に発売の新しいピュアストーム(ピュアストームGT)がすでに売られています。1ユーロ137円で計算すると、2本で3万円ちょっとです。日本では1本で3万円くらいになると思われるので相当安いです。商品のラインナップにはピュアストームGTのリミテッドがありました。これはまだ日本でいつ発売されるのか発表されていません。旧ピュアストームリミテッドはフェイスサイズ95、ストリングパターン18×20、厚さ19mmというハードなスペックですが、そんなスペックのラケットに興味を持っていました。日本では発売される予定がまだ立っていないラケット…興味があったスペック…値段は2本買えば日本での1/2…だけど最近ラケット買ったばっか…
うーん…(´・ω・`)
んむー……………(´・ω・`;)
うわぁぁぁ!ヽ(`Д´)ノ
…という勢いでadd to cartをクリックしそうになったところで我に帰る。スペック表がない。ネットで調べても出てこない。まさかなーと思って、画面に表示されているラケットのメインストリングを数えると、16本しかありませんでした。旧型とはストリングパターンが変わったようです。危ないところだった…本当に大馬鹿するところだった…( ; ゚Д゚)その後は自分に甘いものでして、そんなハードスペックのピュアストームGTリミテッドがあったって使いこなせるわけない、今あるラケットがちょうどいいから必要ないさ( ´,_ゝ`)と、すっぱいブドウよろしく思ったのでした…。
*後日追記
先ほどバボラのHPのピュアストームGTリミテッドのページをみたところ、なぜかストリングパターンは明記されていませんが、こちらの画像のラケットのメインストリングは18本でした…。ウィルソンのように海外スペックがあるのか、tennis warehouseの画像はリミテッドじゃないやつにレザーグリップを巻いただけなのか…。いや、フェイスの形状は異なるように見えるんだが…。何が何だかわからん…。
*さらに追記
この話題についてはこちらを参照。
とはいえ、ラケット以外にも商品はたくさんあるので、色々と見て回りました。日本では売られていない商品もたくさんあり、しかも日本と比べたらかなり割安で売られているのです。結局、ウェア数着、グリップテープ(どうせ消耗品だからということで54本入りの箱買い)、振動止め(テクニファイバーの2gしかないというのが売り)、バボラのリードテープ、ストリング数個を注文してしまいました。ストリングはキルシュバウムプロライン1 1.30、ポリファイバーのTCS 1.30、シグナムプロのハイぺリオン 1.30、バボラのリベンジ 1.30です。この中での注目はバボラのリベンジです。まだ日本売っていないし、いつ発売されるのかも発表されてもいませんからね。商品の到着予定は今月の18日です。おフランスからやってきます。できるだけ早く使いたいし、テンション維持性能の検証も行いたいです。
それにしても海外のテニス用品の安さには驚きました。もう日本ではラケットを買わないでしょうね。次にラケットを買うときは、2本セットでtennis warehouseから買います。楽天では海外から輸入して日本価格よりずっと割安で販売している店もありますけどね。とりあえず注文した商品が届くのが楽しみです。無事に届きますように…。
うーん…(´・ω・`)
んむー……………(´・ω・`;)
うわぁぁぁ!ヽ(`Д´)ノ
…という勢いでadd to cartをクリックしそうになったところで我に帰る。スペック表がない。ネットで調べても出てこない。まさかなーと思って、画面に表示されているラケットのメインストリングを数えると、16本しかありませんでした。旧型とはストリングパターンが変わったようです。危ないところだった…本当に大馬鹿するところだった…( ; ゚Д゚)その後は自分に甘いものでして、そんなハードスペックのピュアストームGTリミテッドがあったって使いこなせるわけない、今あるラケットがちょうどいいから必要ないさ( ´,_ゝ`)と、すっぱいブドウよろしく思ったのでした…。
*後日追記
先ほどバボラのHPのピュアストームGTリミテッドのページをみたところ、なぜかストリングパターンは明記されていませんが、こちらの画像のラケットのメインストリングは18本でした…。ウィルソンのように海外スペックがあるのか、tennis warehouseの画像はリミテッドじゃないやつにレザーグリップを巻いただけなのか…。いや、フェイスの形状は異なるように見えるんだが…。何が何だかわからん…。
*さらに追記
この話題についてはこちらを参照。
とはいえ、ラケット以外にも商品はたくさんあるので、色々と見て回りました。日本では売られていない商品もたくさんあり、しかも日本と比べたらかなり割安で売られているのです。結局、ウェア数着、グリップテープ(どうせ消耗品だからということで54本入りの箱買い)、振動止め(テクニファイバーの2gしかないというのが売り)、バボラのリードテープ、ストリング数個を注文してしまいました。ストリングはキルシュバウムプロライン1 1.30、ポリファイバーのTCS 1.30、シグナムプロのハイぺリオン 1.30、バボラのリベンジ 1.30です。この中での注目はバボラのリベンジです。まだ日本売っていないし、いつ発売されるのかも発表されてもいませんからね。商品の到着予定は今月の18日です。おフランスからやってきます。できるだけ早く使いたいし、テンション維持性能の検証も行いたいです。
それにしても海外のテニス用品の安さには驚きました。もう日本ではラケットを買わないでしょうね。次にラケットを買うときは、2本セットでtennis warehouseから買います。楽天では海外から輸入して日本価格よりずっと割安で販売している店もありますけどね。とりあえず注文した商品が届くのが楽しみです。無事に届きますように…。