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テニスと心理学の架け橋 心理学のテニスへの応用を考える…よりもストリングのことを考えているかも

ジミー
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テンション測定アプリ-Freqmess③

 テンション測定アプリの補足です。
 このアプリのデフォルトの設定では、単位はメートル法になっていて、ラケットのヘッドサイズはcm、テンションはkg単位になっています。対して日本ではヤード・ポンド法が使われていて、ヘッドサイズはinch、テンションはポンド(lbs)です。このアプリではメートル法とポンド・ヤード法とを簡単に切り替えることができます。しかし、ポンド・ヤード法にすると厄介な点があり、mass densityを設定にもポンド・ヤード法が適用されることです。具体的にはストリングの長さはinch、重さはonzになります。ほとんど馴染みがない単位だし、小数点以下のごく小さい値になるので使いづらくなります。ですので、mass densityを設定するときだけメートル法、それ以外の時にポンド・ヤード法に切り替えるといいと思います。

 あと、使ってみての感想です。これまでに測定したのはツアーバイトだけですが、ツアーバイトでも3通り張りました。すなわち、1.25一本張り、1.30一本張り、1.25と1.30のハイブリッドです。この中で最も測定しづらかったのは1.30です。やはり、硬くて大きい音が出づらいからです。このようなストリングを測定するコツは大きな音が出やすいポイントをさがすことです。それをつかめば簡単に測定出来るようになりました。

 最後に、張りたてのストリングを測定してみました。張ったのはツアーバイトで、メイン1.30、クロス1.25、テンションは55lbsとしました。張った直後に測定したところ、36.49lbsでした。ただ単に張るだけでもロスするものだと思いました。それにしても測定が楽です。このままテンションの推移を見守ってみようかな…。
ストリンギング | 投稿者 ジミー 20:22 | コメント(0)| トラックバック(0)

テンション測定アプリ-Freqmess②

 長くなったので分割しました。の続きです。

 mass densityを調べてテンションを測定しました。使用したストリングはツアーバイト16(1.30)で、12m分切りだして重さを測定したところ21gでした。これにより、このストリングのmass densityは21g/12m=1.75g/mとなります。この値を設定して、もともとツアーバイト16を張っていたラケットで測定しました。
 その結果「12.75kg」というより確からしい測定値が繰り返し出力されました。公式サイトのとおり、mass-densityを調べてから測定した方がいい、というよりもやらないとダメなことがありそうです。公式サイトに引用されている文献によれば、テンションの測定に大きく影響するのはmass densityであり、ストリングの素材や太さはそれほど関係ないとかなんとかだそうです。そうだとすると、ハイブリッドでもどうにかなると思います。メインとクロスのそれぞれのストリングのmass densityを求めて、足して2で割れば良い…のかな?
 ちなみに一日経ってからまた測定したところ、「12.72kg」という結果でした。一日で0.03kgしかテンションが落ちていないということなので、ツアーバイトのテンション維持の良いということだと思います。それよりも、このアプリがたった0.03kgの違いを測定できたことに驚きました。ほんとうに凄いと改めて思います。

 あと、なぜツアーバイトのmass densityがデフォルトの値より小さいのか考えました。アプリのポリエステル1.30のデフォルト値は1.84ですが、ツアーバイト16は1.75とかなり低いのです。これはストリングの形状のせいだと考えられます。ツアーバイトの形状は丸ではなく四角形ですが、太さの公称値は対角線の長さなのだと思います。そうなると、多くのストリングに見られる丸型よりも質量密度は低くなります。言葉にすると分かりにくいですが、図にすると分かりやすいです。

形状と質量密度


 外側の円が普通な丸形状のストリング、その内側の四角形がツアーバイトです。ツアーバイトの太さを対角線の長さだとすれば、丸形状のストリングと同じ太さ(直径)にはなるものの、ツアーバイトの方が体積は一回り小さくなります。それにより、質量密度も低い値になるのです。これらのことから言えるのは、このアプリで丸じゃない形状のストリングのテンションを測定する場合はmass densityを調べた方がいいだろう、ということです。
 YouTubeで動画を漁っていたら、iPhoneのracquetTuneというアプリを見つけました。こっちの方がいいなぁ…。色々書いていて思ったけど、すごいね、スマホ。改めてそう思った。
ストリンギング | 投稿者 ジミー 19:10 | コメント(0)| トラックバック(0)

テンション測定アプリ-Freqmess①

 一緒にテニスをする方から、iPhoneにストリングのテンションを測定するアプリがあると聞きました。アンドロイドなら持っているのでアンドロイドマーケットを調べてみたら、「Freqmess」というアプリがありました。有料ですが100円ちょっとなので購入しました。

 使用方法は公式サイトにもありますが、動画を見てもらった方が早いです。


基本的な手順としては、
1.ラケットの種類(ヘッドサイズ)を選択する。
2.ストリングの種類(ポリエステルまたはナイロン及び太さだけど結局は後述のmass density)を選択する。
3.「Record」をタップする。
4.フェイスの中心を掌底で叩いて、ストリングをぽーんと鳴らせる(振動止めは外しておきます)。
5.その音を携帯電話に聞かせてあげる。
6.テンションが測定される。
というものです。測定原理ですが、ストリングの音の周波数からテンションを推定するもののようです。分解能は、周波数については2Hz、テンションは0.1kg、十分でしょう。

 実際に使いました。被験体はこのアプリの存在を教えてくれた方のラケット(旧V-CON)です。ツアーバイトを張って欲しいと頼まれていて預かってました。ストリングは1時間前に張りたてなので大抜擢。
被験体
 ヘッドサイズは100inch、ストリングは1.25mmと設定。テンションは希望通りの55ポンド=24.91㎏に張り上げました(テンションメーターで測定済み)。ということでやってみる。

「ぽーん」

「Analyzing...」

「Tension is 5.63kg」

「…」



 5.63kgは約12.42ポンド。そんなわけなかろうヽ(`Д´)ノプンプン
 そこで自分のラケットを叩いてみるとV-CONより音が大きい。V-CONをよく見るとグロメットに「SHOCKLESS GROMMET」と書いてある。おそらくこれによって音が吸収されたのだと思います。そのため、テンションが低く測定されたのだろうと…。このアプリの使用上の注意には振動止めは予め外すこととあります。振動止めの機能を備えたラケットでは使いものにならないのでしょうか。
 続いて自分のラケット。先程のV-CONとフェイスサイズもストリングも同じなので設定は変わらず。

「ぽーん」

「Analyzing...」

「Tension is 15.36kg」



「…」



 約33.90ポンドという結果。このアプリを作ったのは誰だーヽ(`Д´)ノプンプン!!と思っていたら公式サイトにしっかりと説明がありました。ちゃんと見なきゃダメですね(∀`*ゞ)
 その説明を自分なりに翻訳して要約します。
Q.なんでこのアプリの測定値ってこんなに低いの?40ポンドにもならねーぞ?
A.まぁ、落ち着いてよ。例えば、君が50ポンドでストリングを張ったとしてもね、ラケットに張り上げたストリングに残っているテンションは50ポンドじゃないんだ。そうなるのは色々とわけがあるんだけど、ストリングマシンで引っ張るテンションと張り上がったストリングに残っているテンションには、どうしても10kg(22ポンド)くらいの差が出ちゃう。それで、このアプリが測定するのは引っ張ったテンションじゃなくて、張り上がったストリングに残っている方のテンションなんだ。まぁ、それだとテンションが分かりにくいよって思うかもしれないけど、工夫次第でどうにかなるよ。その方法だけど、このアプリの測定値に、張ったことで「ロスしたテンション」を足せばいいんだ。「ロスしたテンション」っていうのは、マシンで引っ張ったテンションと張り上がったストリングに残っているテンションの差のことだよ。ポリエステルだと10kg(22ポンド)くらいだね。


 この説明を見て納得しました。引っ張るテンションと実際に残っているテンションが異なるのは当然です。そして、テンションメーターはストリングに残っているテンションを引っ張ったテンションに置き換えているということです。そのため、このアプリとテンションメーターでは大きな差が出たのです。その差は、55-33.90=21.1ポンド。Q&Aに出てきた10kg(22ポンド)に近いのです。なるへそなるへそ…。実際に数値が出ると妙に納得してしまう。
 ロスしたテンションを厳密に知りたいなら、ストリングを張った直後にアプリで測定して、引っ張ったテンションから測定値のテンションを引いて差を求めればよいということになります。おそらく、ストリングの種類や太さ、ラケットによってそのテンションは異なるでしょう…とか書いていたら、公式サイトにも同じようなことが書かれていました。ちゃんと見ないとダメだけど、英文で数式が出てくると知恵熱が出そう…。

 その他の感想です。5回連続測定しましたが、いずれも「15.36kg」という結果でした。次に、ツアーバイト16(1.30)を張ったラケットで測定してみました。こちらはばらつきが多かったのですが「7.74kg」という値が連続で出ました。測定値はかなり低いのですが、実際のテンションはこんなものなのでしょうか?測定値の信頼性はある程度あると思いますが、複数回測定した方が確実だと思います。
 あと、「mass density(質量密度、アプリでは1mあたりのストリングの重さ、g/m)」を計って設定するべきという説明があるので、そちらも気になります。これについては、次に張るときやってみます(次回参照)。
 それと、カチカチに張ったポリエステルに何度も掌底を食らわせるのは苦行に他ならないので、トンカチで軽く叩いて音を出しました。それでも測定値は変わらなかったので、叩き方はあまりこだわらなくていいのかもしれません。
 このアプリを使うとストリングメーターで測定するよりもはるかに楽です。叩いて音を聞かせるだけですから、気軽にテンションを測定できます。テンション維持性能を調べていたときにこれがあったら…(;´д`)
 まだ検討するべきことはありますが、100円ちょっとの値段でこれはすごい!と思います。
 欲を言えば、単位をcm→inch、kg→lbsに変更できたり、測定数値と日付を記録して折れ線グラフにできれば完璧なんだけどなぁ…|д゚)チラッ と思っていたら、単位の変換はできます。これについては後日書きます。
ストリンギング | 投稿者 ジミー 17:44 | コメント(2)| トラックバック(0)

リベンジ60lbsの行方

 実業団対抗 東北大会④の続きです。天井人のラケットにリベンジ1.25を60lbsで張ったのですが、その続きです。

 その方は最近ポリを試し始めたけれども、飛びすぎるようであり、セッティングに悩んでいました。そこで、リベンジ1.25を60lbsでRDIS100に張った、というのが前回のお話。今日、その方に会ったので感想を聞いてみました。

 え~、まだまだ飛びすぎるということでした。あなたは本当に40オーバーのおじさんなんですか…?

 そこで、今度は1.30のポリを試すと言ってました。その御方のショットはフラット気味なので、そちらの方がいいかもしれません。対して僕の場合はゴリゴリスピンなので、1.25の細さで飛距離を出した方がいいのだと思います。

 今回の話でわかることは、ストリングの好みは人それぞれだということです。巷ではあのストリングがいいとかなんとか言われますが、その人に合うかどうかとは全く別物ですね。
 あと、テンションというのも人それぞれです。「〇〇を××lbsで張ったらすごくよかったよ」というような書き込みを見かけますが、はっきり言って無意味だと思います。ストリンギングを知らない人はテンションを絶対値と見る人が多いですが、自分で張る人はみんなテンションを相対的なものとしてみると思います。今のlbsでどうなのか、その状態からどうしたいのか、人それぞれなものです。
 それに、テンションは張る人によって変化するものです。マシン(電動、バネ、分銅)、張る道具、張り方など、多くの要素によって変動します。ですので、同じ60lbsでも張る人によって硬さは変わります。
 話は少しそれますが、〇〇lbsで張るといっても全部のストリングをそのテンションで張るわけではありません。張る部分によってテンションを加減します。その加減具合で一定のコンセンサスを得たものはありません。特に、クロスの加減は人それぞれだと思います。それに、ラケットやストリングで変えるという人もいるでしょう。

 ストリンギングは結構奥が深いものです。僕はあまり細かいことは気にしてないですけどね…。
ストリンギング | 投稿者 ジミー 20:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

実業団対抗 東北大会④

 実業団対抗 東北大会③の続きです。

 最後はストリングのお話です。天上人のラケットにストリングを張ることになったので、書いてみます。

 当県では言わずと知れたIさんですが、今大会は不調で、その原因はストリングでした。普段からストリンギングを頼んでいる人の勧めで、1週間前から始めてポリを試したそうです。そうしたところ、全体的によくなったけれども、飛びすぎるようになったそうです。確かにボール1つ分のアウトが多かったです。

 少し変だと思いました。普通だったらポリの方が飛ばないはずです。ラケットを見せてもらったところ、ラケットはRDIS100、ストリングはアルパワースピンでした。テンションは張った人に任せたのでわからないとのこと。
 これまで使っていたストリングを聞いたら、ヨネックスのナイロンモノ、強チタン1.33、テンションは60lbsだそうです。そりゃあ、飛ばないわ…。僕は強チタンを使ったことはありませんが、飛ばなそうな気がしてなりません。

 Iさんは今までストリングなんて全く気にしたことがなかったそうです。ナイロンのことをナチュラルと言っていたくらいです。それなのに今まで数え切れないほど優勝してたんですか…そうですか…。

 ストリングには無頓着でしたが、初めてポリを使ってからはいろいろ試したくなったようです。その折に僕のシングルスを見たIさん、僕が使っているリベンジに興味を持ちました。トップスピンがいいのはガットのせいだろうと思ったそうです。ははは…。
 僕がリベンジのロールを持っており、自分で張っていることを言ったら、張って欲しいと頼まれました。これまで他人のラケットは避けていましたが、とりあえず試したいだけということなので快諾しました。
(避けていた理由は、ストリンギングにあまり自信がないことと、安物のマシンなのでテンションのばらつきが比較的大きいからです。クランプベースが若干がたついてます。)

 リクエストされたテンションは60lbs(!!!)でした。ポリをそんなハイテンションで張ったことないし、フェイスは93inchと比較的小さいので、少し戸惑いました。しかし、当人はいい塩梅のテンションのあたりをつけるために、とりあえず適正テンションMAXで行きたいそうです。まぁ、強チタン1.33とリベンジ1.25ならどっこいかもしれませんね。

 帰ってから受け取ったラケットを観察しました。天井人のラケットはどんなものだろう…変わったところはなかったですね。強いて言えば、スムースの面にノットがあったくらいです。店で張ったものではないかもしれません。それ以外は張り方に変わったところがなかったので、特に苦労しませんでした。慎重になったせいか、40分くらい掛かりましたけど…。

 はてさて、60lbsのリベンジはどうなのか?会う機会があったら感想を聞こうと思います。しかし、あの方がポリを使い始めたらますます強くなってしまうでしょうね。
ストリンギング | 投稿者 ジミー 23:31 | コメント(2)| トラックバック(0)

リベンジ張ってみた

 ストリンギングというカテゴリーを作ってみましたが、まだまだ素人なので特別なことは書けません。とりあえず、リベンジを自分で張ってみたら不思議なことがあったので書いてみます。

 マシンを買ったのは3カ月ほど前のことです。最初は5000円くらいの安いロールのストリングを買って練習しました。そして、それに1カ月費やした後はマシンを触ることすらありませんでした。テンション維持検証で使ったストリングはコーチに張ってもらっていたからです。自分のような素人が張ったら、テンション維持に大きく影響することが考えられたからです。

 そして最近、リベンジのロールを買って自分で張りました。2カ月ぶりなので、とりあえず適当なマルチストリングを張って勘を取り戻してからリベンジを張りました。
 コーチに張ってもらった時は55lbsで頼み、ストリングメーターでは50~53lbsの測定値でした。それよりも少し下回るように、50lbsで張りました。
 最初に思ったのは硬いことです。今まで張ったポリの中で最も硬いです。さっき張ったマルチと比べたら針金と表現するのが正しいかと思います。クロスを張るときには指が痛い。
 …その上長さが足りない。ストリングが張りきれない…(;つД`)割と余裕を持ってロールから切ったつもりでしたが、それでも長さが足りませんでした。リベンジは本当に伸びないストリングです。とりあえず、1本張りなら通常よりもラケット1本半分、2本張りならメイン・クロスともに1本分くらい多めに長さを取ってみるとよさそうです。

 そして再挑戦。長さは大丈夫。そしてストリングメーターでテンションを見てみると、メインのテンションが軒並み60lbsを記録します。なんで(;・∀・)?
 自分が張った中で、今までこんなことはありませんでした。こんな硬く張ったら飛ばねー!ということで、再び張り直し…。今度は40lbsのテンションを掛けて張りました。すると測定値は50lbsでおおよそ狙った値になりました。

 なぜこうなったのかわかりません。スクールにあるのは電動式マシンで、自分のは分銅式マシンです。その違いでしょうか?しかし、これまで自分が張ったときにはこんなことはなかったのです。マシンとストリングの違いによる相互作用でしょうか?謎は深まるばかりです…。
ストリンギング | 投稿者 ジミー 21:14 | コメント(2)| トラックバック(0)
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