2012年08月19日
ラケットを塗装してみたい-大きな傷がついた-
前回で最後にしようかと思いましたが、もうひとつ追加します。塗装したラケットを使用していたら、コートに擦ってしまって大きな傷ができました。
それがこちら。クリアが全部持っていかれてしまった…。ウレタン塗装は丈夫とは言われますが、擦ってしまうとどうしようもないようです。これだと、実使用するラケットを塗装することはおすすめできません。苦労して塗ったものが簡単にこうなってしまっては厳しいものがあります。やっぱり純正塗装に敵うはずがありません。観賞用なら全く問題ないんですけどね。
それがこちら。クリアが全部持っていかれてしまった…。ウレタン塗装は丈夫とは言われますが、擦ってしまうとどうしようもないようです。これだと、実使用するラケットを塗装することはおすすめできません。苦労して塗ったものが簡単にこうなってしまっては厳しいものがあります。やっぱり純正塗装に敵うはずがありません。観賞用なら全く問題ないんですけどね。
2012年08月18日
ラケットを塗装してみたい-使ってみた-
さて、塗装したラケットを使ってみました。塗装前と比較して、大した違いは感じませんでした。あるとすれば、少しだけ硬くなったかなぁ…といった感じです。元の塗装から上塗りしたから、新しく塗った分だけ硬くなったかとは思いますが、そんな気がする程度です。
あと、ラケットを使っていると傷がつくものですが、元の塗装よりも傷がつくと目立ちます。黒だとどうしても傷が白っぽくて目立ってしまうので、ウレタン塗装全般に言えるかはわかりません。
さて、夏休みの工作としてやってみたラケットの塗装についてはこれで終わりです。今後、ラケットを塗装しようとする人がいるならば、何かしら参考になれば幸いです。ただ、塗装の素人がやった作業であり、これが正しい方法なのかはわかりませんので、塗装する際には自己責任で行なってください。
話は変わるのですが、VCORE100Sを使っていてボールが飛びすぎることに困っています。60lbsを超えるテンションでストリングを張っていますが、それでもまだ飛びすぎる感触です。あと、フォアの強打に合わせてテンションを高くしているので、スライスやボレーなどのスイングスピードの遅い球種が弱いです。特にスライスが飛ばなくて飛ばなくて…。
ということで、ラケットを新たに購入するかもしれません…。買うラケットはもう決めていますけど。
あと、ラケットを使っていると傷がつくものですが、元の塗装よりも傷がつくと目立ちます。黒だとどうしても傷が白っぽくて目立ってしまうので、ウレタン塗装全般に言えるかはわかりません。
さて、夏休みの工作としてやってみたラケットの塗装についてはこれで終わりです。今後、ラケットを塗装しようとする人がいるならば、何かしら参考になれば幸いです。ただ、塗装の素人がやった作業であり、これが正しい方法なのかはわかりませんので、塗装する際には自己責任で行なってください。
話は変わるのですが、VCORE100Sを使っていてボールが飛びすぎることに困っています。60lbsを超えるテンションでストリングを張っていますが、それでもまだ飛びすぎる感触です。あと、フォアの強打に合わせてテンションを高くしているので、スライスやボレーなどのスイングスピードの遅い球種が弱いです。特にスライスが飛ばなくて飛ばなくて…。
ということで、ラケットを新たに購入するかもしれません…。買うラケットはもう決めていますけど。
2012年08月12日
ラケットを塗装してみたい-後処理-
さて、塗装したラケットの後処理です。後処理で行うのは、塗料が上手く乗らなかったためミカンの皮のようにザラザラな部分の平滑化、混入した異物(繊維)の除去、垂れた部分の修復などです。
申し訳ないのですが、あまり画像がありません。というのも、僕が持っているカメラでは塗装面の状況を上手く撮れませんでした…。そのため主に文章で説明します。
ざらついた表面の平滑化は#1200の耐水サンドペーパーで軽く撫でる程度で削り、細目のコンパウンドで磨きます。鏡面仕上げを目指すなら、更に番目の高いサンドペーパーや複数のコンパウンドを使いますが、どうせ傷がつくものと割り切ってそこまではしませんでした。
混入した異物(繊維)の除去も#1200の耐水サンドペーパーとコンパウンドを使って行いました。黒を塗ったので繊維片が塗装面に付着したのがよく目立ちます。
そして垂れた部分の修復です。まずは#600の耐水サンドペーパーで削り、#1200でとコンパウンドで平滑化しました。それだけならいいのですが、今回は気泡が入ったのでその除去にとりかかりましたが…。
削りすぎて地の白が見えたーー…。
とりあえずどうしようもないので、黒の油性ペンで応急処置。画像のような光のあたり具合だと目立っちゃうけど仕方ない…。気泡の除去は諦めました…。どうすればいいんだろう。
さて、今度はグロメットをはめます。その前に鉛テープをサイド部分(3時、9時の方向)に仕込みました。なるべく厚さを抑えるためにグロメット部分はマスキングしていました。
ということで、完成としました。ほとんど黒塗りなため地味ーな感じになりました。ですが、傷だらけだったラケットを塗装することができたし、なにより自分だけのデザインのラケットというのはそれなりの価値があると思います。ちなみに重量は5g増えました。
それでも心残りはあります。練習のアエロではほぼパーフェクトな出来だったのに、本番のVCOREでは幾つか失敗をやらかしました…。練習でうまく行ったものだから、調子に乗って塗料を吹きすぎたのが原因だと思います。試作機から進歩していない自分です。あと、マスキングする部分も塗装した後に「やっぱりこうすればよかった」と思ったりもしました。ただ、塗装のド素人な自分がやればこの程度なんだろうとも思っています。次回、実際に使ってみた感想で最後となります。
ちなみに練習のアエロ。つやつや真っ黒で上手にできました。
申し訳ないのですが、あまり画像がありません。というのも、僕が持っているカメラでは塗装面の状況を上手く撮れませんでした…。そのため主に文章で説明します。
ざらついた表面の平滑化は#1200の耐水サンドペーパーで軽く撫でる程度で削り、細目のコンパウンドで磨きます。鏡面仕上げを目指すなら、更に番目の高いサンドペーパーや複数のコンパウンドを使いますが、どうせ傷がつくものと割り切ってそこまではしませんでした。
混入した異物(繊維)の除去も#1200の耐水サンドペーパーとコンパウンドを使って行いました。黒を塗ったので繊維片が塗装面に付着したのがよく目立ちます。
そして垂れた部分の修復です。まずは#600の耐水サンドペーパーで削り、#1200でとコンパウンドで平滑化しました。それだけならいいのですが、今回は気泡が入ったのでその除去にとりかかりましたが…。
削りすぎて地の白が見えたーー…。
とりあえずどうしようもないので、黒の油性ペンで応急処置。画像のような光のあたり具合だと目立っちゃうけど仕方ない…。気泡の除去は諦めました…。どうすればいいんだろう。
さて、今度はグロメットをはめます。その前に鉛テープをサイド部分(3時、9時の方向)に仕込みました。なるべく厚さを抑えるためにグロメット部分はマスキングしていました。
ということで、完成としました。ほとんど黒塗りなため地味ーな感じになりました。ですが、傷だらけだったラケットを塗装することができたし、なにより自分だけのデザインのラケットというのはそれなりの価値があると思います。ちなみに重量は5g増えました。
それでも心残りはあります。練習のアエロではほぼパーフェクトな出来だったのに、本番のVCOREでは幾つか失敗をやらかしました…。練習でうまく行ったものだから、調子に乗って塗料を吹きすぎたのが原因だと思います。試作機から進歩していない自分です。あと、マスキングする部分も塗装した後に「やっぱりこうすればよかった」と思ったりもしました。ただ、塗装のド素人な自分がやればこの程度なんだろうとも思っています。次回、実際に使ってみた感想で最後となります。
ちなみに練習のアエロ。つやつや真っ黒で上手にできました。
2012年08月11日
ラケットを塗装してみたい-塗装本番-
さて、マスキングを終えていよいよ塗装です。使用した塗料はこちらのエアーウレタンというものです。アクリルやラッカー系の塗料では樹脂を侵食する恐れがありますが、ウレタン系ならその心配はありません。また、伸縮性があるためラケットが多少変形しても塗装が割れることもないため、ラケットの塗装に最も適していると思われます。今回使用したのは黒とクリアーです。
今回は屋外で塗装しましたが、マスクをすることをおすすめします。マスクをしないと喉を痛めかねません。あと、メガネだとレンズに塗料の粒子がつきますので、出来ればコンタクトのほうがいいです。これは全て実体験です…。あと、ウレタンスプレーは2液混合ですので、手順に従ってしっかり混ぜましょう。
塗装時に関してはこれしか画像がありません。写真とってる余裕がありませんでした!
まずは黒からですが、最初は薄くまんべんなく吹きます。下地が余裕で見えるくらいです。次に、まだ下地が見えるくらいに吹きます。次は下地が見えなくなるくらい厚く吹きます。焦らず、ゆっくり、少しずつ…。
黒を塗り終えたらマスキングテープを外し、15分くらい置いてクリアを吹きます。これもだいたい黒と同じ感じです。
言ってしまえばこれだけなのですが、経験を重ねないとわからないコツもあります。ウレタンスプレーはツヤが出るものなのですが、ちびちび吹くだけではツヤが出ません。塗料が垂れる直前まで厚く塗れば綺麗なツヤがでます。しかし、垂れてしまえば塗装後に修正が必要ですし、気泡が入ってしまえば修正も難しくなります。無難に攻めるならば、艶を出すことを考えないで吹き、後処理でツヤを出すことを考えてもいいかもしれません。
塗装後は一晩ほど触らずに置きます。1時間くらい経てば表面が乾きますが、触ると指紋の跡がついて取り返しがつかないことになります。触らないほうがいいです。僕はこんな感じで一晩養生させました。
さて、翌日です。結構ツヤが出ましたが、失敗してもうたところもあります。
もろに垂れた上に気泡まで入ってしまった><
せっかくアエロで練習したのに失敗しました。そしてそのアエロは垂れも気泡もなくてほぼパーフェクトな出来でした。練習とは何だったのか…。
次回の後処理で最後になります。
今回は屋外で塗装しましたが、マスクをすることをおすすめします。マスクをしないと喉を痛めかねません。あと、メガネだとレンズに塗料の粒子がつきますので、出来ればコンタクトのほうがいいです。これは全て実体験です…。あと、ウレタンスプレーは2液混合ですので、手順に従ってしっかり混ぜましょう。
塗装時に関してはこれしか画像がありません。写真とってる余裕がありませんでした!
まずは黒からですが、最初は薄くまんべんなく吹きます。下地が余裕で見えるくらいです。次に、まだ下地が見えるくらいに吹きます。次は下地が見えなくなるくらい厚く吹きます。焦らず、ゆっくり、少しずつ…。
黒を塗り終えたらマスキングテープを外し、15分くらい置いてクリアを吹きます。これもだいたい黒と同じ感じです。
言ってしまえばこれだけなのですが、経験を重ねないとわからないコツもあります。ウレタンスプレーはツヤが出るものなのですが、ちびちび吹くだけではツヤが出ません。塗料が垂れる直前まで厚く塗れば綺麗なツヤがでます。しかし、垂れてしまえば塗装後に修正が必要ですし、気泡が入ってしまえば修正も難しくなります。無難に攻めるならば、艶を出すことを考えないで吹き、後処理でツヤを出すことを考えてもいいかもしれません。
塗装後は一晩ほど触らずに置きます。1時間くらい経てば表面が乾きますが、触ると指紋の跡がついて取り返しがつかないことになります。触らないほうがいいです。僕はこんな感じで一晩養生させました。
さて、翌日です。結構ツヤが出ましたが、失敗してもうたところもあります。
もろに垂れた上に気泡まで入ってしまった><
せっかくアエロで練習したのに失敗しました。そしてそのアエロは垂れも気泡もなくてほぼパーフェクトな出来でした。練習とは何だったのか…。
次回の後処理で最後になります。
2012年08月10日
ラケットを塗装してみたい-下処理
ラケットの塗装の本番に突入します。今回は下処理です。
まずはラケットからストリングとグロメットを外します。そしてグリップ部分が濡れないようにビニールで覆ってスポンジと食器用洗剤で洗い、耐水サンドペーパーで傷をなくす&足付けをします。とりあえずシャワーから水を出して水浸しになるのはお約束。
僕のラケットは中古で画像のような傷が広い範囲についています。どうしたらこんなにたくさん傷がつくのかと思うのですが、それが今回の塗装に踏み切った理由でもあります。このような目立つ傷は#300で水研ぎして段差をなくします。その他の部分は#600で足付けします。
こんな感じになりました。ゴシゴシすると簡単に塗装が削れます。
マスキングで残す部分も#600で足付けします。煤けた感じになりますが、ここにはクリアだけ塗装します。水研ぎした後は再び洗剤で洗って乾かします。
画像を撮り忘れたので前回のを流用。ブンブン振り回して内部の水を出した後に真昼間の日向に置けば、数時間で乾きます。ラケット内部の水が乾いたかはわかりにくいですが、こよりを刺せばわかりやすいです。
乾かした後は、脱脂した後にマスキングをします。パーツクリーナーを吹きつけたペーパーウエスで拭いて脱脂します。その後にマスキングテープでマスキングです。もっと複雑なマスキングをする予定でしたが、結局はシャフト部の横の赤だけ残すことにしました。実際にやってみて思ったのですがラケットのマスキングはかなり難しいです。ほとんどが曲面なのでまっすぐマスキングすることすら難しい…。ということで、ほんの少しだけマスキングすることにしました。ほとんど塗りつぶすことになりますが致し方ない。
これで下処理は終了です。次回はブラック&クリア塗装になります。
まずはラケットからストリングとグロメットを外します。そしてグリップ部分が濡れないようにビニールで覆ってスポンジと食器用洗剤で洗い、耐水サンドペーパーで傷をなくす&足付けをします。とりあえずシャワーから水を出して水浸しになるのはお約束。
僕のラケットは中古で画像のような傷が広い範囲についています。どうしたらこんなにたくさん傷がつくのかと思うのですが、それが今回の塗装に踏み切った理由でもあります。このような目立つ傷は#300で水研ぎして段差をなくします。その他の部分は#600で足付けします。
こんな感じになりました。ゴシゴシすると簡単に塗装が削れます。
マスキングで残す部分も#600で足付けします。煤けた感じになりますが、ここにはクリアだけ塗装します。水研ぎした後は再び洗剤で洗って乾かします。
画像を撮り忘れたので前回のを流用。ブンブン振り回して内部の水を出した後に真昼間の日向に置けば、数時間で乾きます。ラケット内部の水が乾いたかはわかりにくいですが、こよりを刺せばわかりやすいです。
乾かした後は、脱脂した後にマスキングをします。パーツクリーナーを吹きつけたペーパーウエスで拭いて脱脂します。その後にマスキングテープでマスキングです。もっと複雑なマスキングをする予定でしたが、結局はシャフト部の横の赤だけ残すことにしました。実際にやってみて思ったのですがラケットのマスキングはかなり難しいです。ほとんどが曲面なのでまっすぐマスキングすることすら難しい…。ということで、ほんの少しだけマスキングすることにしました。ほとんど塗りつぶすことになりますが致し方ない。
これで下処理は終了です。次回はブラック&クリア塗装になります。
2012年07月22日
ラケットを塗装してみたい-シミュレーション
ラケットの塗装の本番をどうしようか迷っていました。もう一本あるアエロにしようか、今使っているVCOREにしようかどうか。
ラケットの塗装についてですが、本番は手順を詳しく書いていこうと考えています。なぜなら、インターネットでしらべても、こうやったぜ!といったブログなどが全く見当たらなかったからです。ですので、他に塗装しようとする人がいるのならば、その礎になれたら幸いと思っています。
塗装する色を考えます。VCOREに何色を塗ればいいんだろうか。
もともとは白を基調としたものですので、白はあんまりおもしろくない。
それにグロメットが黒と赤の2色になっています。これをいかすのなら、赤を少し残して黒を塗るのがいいかと思いました。グリップテープは白のものを使うので、白を残すことも考慮に入れます。ただ、中古で傷が多いので残すところは限られます。傷が少ないのはシャフト部分とフレーム内側です。では、どこをどれくらい残したらいいかを、黒のビニールテープを貼ってシミュレーションします。
シャフト部の白を多く残したバージョン。左右対称に残しているのですが、全体的に暗い色が多いため、白色が大きく見えてアンバランスな感じがします。ただ、マスキングは最も楽です。
シャフト部の中だけ白を残したもの。真ん中だけ白だと、文字通り間抜けな印象がします。マスキングは難しく、テープではなくてマスキングゾルが必要になりそう。
最後は白を残さないもの。グリップテープの色を考えなければ最もすっきりしている。マスキングの難易度は3つの中では中間くらい。
こうしていろいろと考えると、元のデザインの良さに気付かされます。中古じゃなければ塗装しようなんてことは考えなかったと思います。
さてどうしましょうか…。塗装は8月中頃を予定していますので、それまでに考えようと思います。
だったら両方やればいいじゃん
という事に落ち着きました。塗装に使用するウレタンスプレーは高価な上、使用し始めたら概ね半日以内しか使えません。ですのでアエロを先に塗って練習とし、その日のうちにVCOREで本番とします。ラケットの塗装についてですが、本番は手順を詳しく書いていこうと考えています。なぜなら、インターネットでしらべても、こうやったぜ!といったブログなどが全く見当たらなかったからです。ですので、他に塗装しようとする人がいるのならば、その礎になれたら幸いと思っています。
塗装する色を考えます。VCOREに何色を塗ればいいんだろうか。
もともとは白を基調としたものですので、白はあんまりおもしろくない。
それにグロメットが黒と赤の2色になっています。これをいかすのなら、赤を少し残して黒を塗るのがいいかと思いました。グリップテープは白のものを使うので、白を残すことも考慮に入れます。ただ、中古で傷が多いので残すところは限られます。傷が少ないのはシャフト部分とフレーム内側です。では、どこをどれくらい残したらいいかを、黒のビニールテープを貼ってシミュレーションします。
シャフト部の白を多く残したバージョン。左右対称に残しているのですが、全体的に暗い色が多いため、白色が大きく見えてアンバランスな感じがします。ただ、マスキングは最も楽です。
シャフト部の中だけ白を残したもの。真ん中だけ白だと、文字通り間抜けな印象がします。マスキングは難しく、テープではなくてマスキングゾルが必要になりそう。
最後は白を残さないもの。グリップテープの色を考えなければ最もすっきりしている。マスキングの難易度は3つの中では中間くらい。
こうしていろいろと考えると、元のデザインの良さに気付かされます。中古じゃなければ塗装しようなんてことは考えなかったと思います。
さてどうしましょうか…。塗装は8月中頃を予定していますので、それまでに考えようと思います。
2012年07月21日
ラケットを塗装してみたい-試作機完成?-
ラケット自家塗装試作機が完成しました。試作機ということで製作過程をダイジェストでお送りします。ラケットはアエロプロドライブGTです。
まずはグロメットを外したところ。メイドインチャイナクオリティー。塗装の精度もひどいがバリの残りがひどい。
耐水サンドペーパーで傷などを削って洗って、乾燥しているところ。内部は乾燥しているかどうかは見えないのでわかりませんが、こよりを刺して乾燥具合をみました。このこよりシステムは自分ながらナイスアイデアだった。まあ、一晩置けば乾きますが…。
塗装直前。ブリッジのロゴはマスキングして残してみました。
下塗りのシルバーを塗装したところ。ムラなく綺麗にぬれました。結構ツヤもあるかも。ここまでは良かった。
本塗の白を塗装したところ。これが大失敗。
至る所が塗れてない…。グロメットバンパーで隠れるところはマスキングしました。画像ではわかりにくいですが、白がかなり粒子状で残っており、下塗りのシルバーが透けております。明らかに白のノリがよくない。
遠目から見るには悪くないが…。まぁ、インテリアの一部ならいいか、と自分に言い聞かせる。ストリングは超変則2本張りです。性能を損ないかねない張り方ですが、インテリア用だからこれでいいのだ。グロメットは通常の黒色のものではなく、アエロプロドライブライト用の白色を使用。
ダイジェストは以上でございます。失敗です。なぜ失敗したかというと、シルバーが上手く塗装できたので調子に乗ったからです。
シルバーを塗るときは、
ところが白を塗るときは、
重量は塗装により5g増えました。こんなもんでしょう。そして実際に一度使用しました(ポリをちゃんと張って)。特に変わりはありません。強打したからといって塗装がひび割れるといったこともないし、打感も変わらなかったと感じました。
さて、これからどうしようかと思っています。試作機を作って失敗したのだから、その失敗を生かしての本番があります。その本番をどうしようか迷っています。もう一本あるアエロにしようか、冒険して今使っているVCOREにしようか…。うーむ…。
まずはグロメットを外したところ。メイドインチャイナクオリティー。塗装の精度もひどいがバリの残りがひどい。
耐水サンドペーパーで傷などを削って洗って、乾燥しているところ。内部は乾燥しているかどうかは見えないのでわかりませんが、こよりを刺して乾燥具合をみました。このこよりシステムは自分ながらナイスアイデアだった。まあ、一晩置けば乾きますが…。
塗装直前。ブリッジのロゴはマスキングして残してみました。
下塗りのシルバーを塗装したところ。ムラなく綺麗にぬれました。結構ツヤもあるかも。ここまでは良かった。
本塗の白を塗装したところ。これが大失敗。
至る所が塗れてない…。グロメットバンパーで隠れるところはマスキングしました。画像ではわかりにくいですが、白がかなり粒子状で残っており、下塗りのシルバーが透けております。明らかに白のノリがよくない。
遠目から見るには悪くないが…。まぁ、インテリアの一部ならいいか、と自分に言い聞かせる。ストリングは超変則2本張りです。性能を損ないかねない張り方ですが、インテリア用だからこれでいいのだ。グロメットは通常の黒色のものではなく、アエロプロドライブライト用の白色を使用。
ダイジェストは以上でございます。失敗です。なぜ失敗したかというと、シルバーが上手く塗装できたので調子に乗ったからです。
シルバーを塗るときは、
これでいいかな>< 慎重にやらなきゃ><
シュー シュー…
ところが白を塗るときは、
楽勝じゃねーか^^ ヒャッハー!
ブシューーーーー!
重量は塗装により5g増えました。こんなもんでしょう。そして実際に一度使用しました(ポリをちゃんと張って)。特に変わりはありません。強打したからといって塗装がひび割れるといったこともないし、打感も変わらなかったと感じました。
さて、これからどうしようかと思っています。試作機を作って失敗したのだから、その失敗を生かしての本番があります。その本番をどうしようか迷っています。もう一本あるアエロにしようか、冒険して今使っているVCOREにしようか…。うーむ…。
2012年07月11日
ラケットを塗装してみたい
タイトルのとおりですが、前々からラケットを自分で塗装してみたいと思っていました。なぜかはわかりません。昔から工作などの物を作る作業が好きだからでしょうか?その思いを「夏休みの工作」として実行したいと思います。
最初は現在使っていないアエロプロドライブGTを実験台(という名の犠牲)にします。目的としては、手順に慣れること、性能に問題はないかや重さの変化など様々なことを調べるためです。
どのようなデザインにするかというと
です。理由はなんとなく(自分の美的センスでは)かっこ良さそうで珍しいからです。プロが使用するラケットでは、契約上の問題で黒塗り(いわゆるブラックコスメ)にすることがありますが、白は見たことがありません。あと、ラケットは平面な箇所が少なくてデザインの自由度が低いので、一色に染めるくらいしかできないと思ったことも理由の一つです。
まぁ、人前でドヤ顔して使えるほどかっこよくならないと思うので、今回の実験台はインテリアとして飾ることを最終目的にします。ただし、ラケットの性能に影響はないか、塗装が衝撃に耐えられるかを確認するために一度だけ使ってみようと思います。
次は必要機材の準備です。まずは塗料ですが、巷にあふれるラッカー系は、樹脂を侵食するため避けます。なので、今回はウレタン系塗料を使用します。ウレタンなら侵食は少ないし、ラケットの変形(ストリンギング、打球時のしなり)に対しても、柔軟性があるのでひび割れることなく耐えられるからです。その他に必要な物は、下処理用の耐水サンドペーパー、マスキングテープなどなどです。
考えている手順は、
1,グロメットを外して、耐水サンドペーパーで下処理する。
2,脱脂した後、下塗り(シルバーかグレー)する。
3,本塗(白色)する。
4,グロメットを装着、ストリンギングして完成!
と、大雑把に考えています。失敗したら黒歴史になるでしょう。工程としては7月中にアエロの塗装を終えて、その結果が良好だったら8月中にも本番に挑みたいです。
最初は現在使っていないアエロプロドライブGTを実験台(という名の犠牲)にします。目的としては、手順に慣れること、性能に問題はないかや重さの変化など様々なことを調べるためです。
どのようなデザインにするかというと
真っ白
です。理由はなんとなく(自分の美的センスでは)かっこ良さそうで珍しいからです。プロが使用するラケットでは、契約上の問題で黒塗り(いわゆるブラックコスメ)にすることがありますが、白は見たことがありません。あと、ラケットは平面な箇所が少なくてデザインの自由度が低いので、一色に染めるくらいしかできないと思ったことも理由の一つです。
まぁ、人前でドヤ顔して使えるほどかっこよくならないと思うので、今回の実験台はインテリアとして飾ることを最終目的にします。ただし、ラケットの性能に影響はないか、塗装が衝撃に耐えられるかを確認するために一度だけ使ってみようと思います。
次は必要機材の準備です。まずは塗料ですが、巷にあふれるラッカー系は、樹脂を侵食するため避けます。なので、今回はウレタン系塗料を使用します。ウレタンなら侵食は少ないし、ラケットの変形(ストリンギング、打球時のしなり)に対しても、柔軟性があるのでひび割れることなく耐えられるからです。その他に必要な物は、下処理用の耐水サンドペーパー、マスキングテープなどなどです。
考えている手順は、
1,グロメットを外して、耐水サンドペーパーで下処理する。
2,脱脂した後、下塗り(シルバーかグレー)する。
3,本塗(白色)する。
4,グロメットを装着、ストリンギングして完成!
と、大雑把に考えています。失敗したら黒歴史になるでしょう。工程としては7月中にアエロの塗装を終えて、その結果が良好だったら8月中にも本番に挑みたいです。