2009年06月28日
ポリプラズマピュア128②
ポリプラズマピュア128を使って17日経ちました。予定としては約1か月くらい使ってテンション維持性能を検証したかったのですが、諸事情により17日で終了です。
前回、ポリプラズマが自分に合っていると書きましたが、前言撤回します…
こんなのポリじゃねぇ!!
17日で終了したのは、このまま使い続けるとプレイに悪影響が出ると判断したためです。づらづらとりとめもなく文句を書きますが、このストリングは「反発がいいポリ」というよりも「耐久性がいいナイロン」と表現した方が適切だと思います。ポリでは「ボールを潰して打つ」という表現が使われますが、このストリングでは無理だと感じました。ボールがつぶれる前にストリングの反発でボールが離れてしまう感じです。53pで張ったのですが、あまりにも飛びすぎて飛びすぎて困ったものでした…。そのため、相手のサーブを強打するとほぼアウトになる、相手の強打をスライスロブで返球してもアウトになることが多い、などなど困りごとが絶えませんでした。太めの128というゲージをわざわざ通販で買ったというのに…ブツブツ。おそらく、このストリングはもう使わないと思います。どう考えてもハードヒッターの自分には合ってませんでした。なんで自分には合ってるなんて言ったんだろうか…。
続いて、テンション維持性能の検証結果です。
諸事情を考慮し、平均テンションを張り上げ時のテンションを100としたパーセントで表示しました。2週間以上使いましたが、テンション維持性能には優れていると思います。17日しか使わなかったため、30日までの回帰直線を添えました。この回帰直線から考えれば、1か月使い続けるのはきびしいかなぁ…と思われます。
しかし、ポリの将来のテンションを予測するには、回帰直線はあまり妥当ではないと考えられます。ポリの場合は、ある程度伸びるとそれ以降は緩やかにテンションが落ちていくためです。したがって、回帰直線のように直線的にテンションが低下するのではなく、曲線的に低下すると考えられます。ですので、回帰直線ではなくて移動平均(単位は4日)を追加しました。
それがこちら。
この曲線から考えれば、1か月くらいは楽に使い続けることができるでしょう。その意味では革新的なポリガットだと思います。しかし、それとは同時にポリらしさを失ったストリングではなかろうか…と思いました。ハードヒッターではないけれどもポリを使ってみたい!という人には間違いなくお勧めできますけれどね。
前回、ポリプラズマが自分に合っていると書きましたが、前言撤回します…
こんなのポリじゃねぇ!!
17日で終了したのは、このまま使い続けるとプレイに悪影響が出ると判断したためです。づらづらとりとめもなく文句を書きますが、このストリングは「反発がいいポリ」というよりも「耐久性がいいナイロン」と表現した方が適切だと思います。ポリでは「ボールを潰して打つ」という表現が使われますが、このストリングでは無理だと感じました。ボールがつぶれる前にストリングの反発でボールが離れてしまう感じです。53pで張ったのですが、あまりにも飛びすぎて飛びすぎて困ったものでした…。そのため、相手のサーブを強打するとほぼアウトになる、相手の強打をスライスロブで返球してもアウトになることが多い、などなど困りごとが絶えませんでした。太めの128というゲージをわざわざ通販で買ったというのに…ブツブツ。おそらく、このストリングはもう使わないと思います。どう考えてもハードヒッターの自分には合ってませんでした。なんで自分には合ってるなんて言ったんだろうか…。
続いて、テンション維持性能の検証結果です。
諸事情を考慮し、平均テンションを張り上げ時のテンションを100としたパーセントで表示しました。2週間以上使いましたが、テンション維持性能には優れていると思います。17日しか使わなかったため、30日までの回帰直線を添えました。この回帰直線から考えれば、1か月使い続けるのはきびしいかなぁ…と思われます。
しかし、ポリの将来のテンションを予測するには、回帰直線はあまり妥当ではないと考えられます。ポリの場合は、ある程度伸びるとそれ以降は緩やかにテンションが落ちていくためです。したがって、回帰直線のように直線的にテンションが低下するのではなく、曲線的に低下すると考えられます。ですので、回帰直線ではなくて移動平均(単位は4日)を追加しました。
それがこちら。
この曲線から考えれば、1か月くらいは楽に使い続けることができるでしょう。その意味では革新的なポリガットだと思います。しかし、それとは同時にポリらしさを失ったストリングではなかろうか…と思いました。ハードヒッターではないけれどもポリを使ってみたい!という人には間違いなくお勧めできますけれどね。
2009年06月13日
滑るスライスに関する考察
ストリングの話ばかりになりそうなので、心理学に関係することも書きます。今回はスライスが滑るように見えることについてです。今回も自論です。
まず最初にスライスが滑るとは何かについてです。ネットでいろいろ調べてみましたが、テニス365には次のような記述があります。
>次はスライスにテーマを移し、「滑るスライス」について考えてみよう。目標は、バウンド時にコートで低く滑らせて、相手の打点を食いこませるようなスライスを打てるようになること。回転とスピードが両立した、いわゆる「ペースのあるボール」が求められる。
http://news.tennis365.net/lesson/tokushu/back/back08_04.html
この文章から考えると、滑るの要因の1つはバウンド後の弾道が低いことでしょう。これについては異論はないと思います。しかし、「相手の打点を食いこませるような」はどうでしょうか?「相手の打点を食いこませるような」は「打点を後ろに遅らせる」という意味だと思うことを踏まえると、バウンド後のスピードが速く見えることではないかと僕は思います。今回の話は、バウンド後のスライスは速く見えることについて主に書きます。
下はトップスピンとスライスの軌道を模式的に表した図です。
(図がおおざっぱですいません><)
バウンド後の軌道が低いことについてはあまり記述しなくてもいいでしょう。トップスピンは下に落ちる変化をするため、バウンド後は跳ねるような軌道になります。光の入射角と反射角みたいな感じです。一方スライスは、アンダースピンがかかっているので落ちにくい軌道になります。そのためバウンド後は低い軌道になります。
次に、バウンド後のスピードの見え方についてです。トップスピンのバウンド後の軌道は山なりになります。一方スライスは、トップスピンと比較して直線的になります。山なりに曲がって移動するトップスピンよりも、直線的な弾道のスライスの方が進む移動する距離は少なくなります。スライスとトップスピンのバウンド後のスピードが同じとした場合、スライスはバウンドしてから打者に到達するまでの時間も短くなります。そのため、スピードが速く「見える」のだと考えられます。スピードが同じなのに、スライスの方がスピードが速く見えてしまう、つまり「錯視(目の錯覚)」が生じているのではないか?というのが僕の考えです。
しかし、錯視とは言えないかもしれません。反論はいくつかあり得ます。
ボールが到達する時間が少ないだけでスピード自体は速く見えてはいないのでは?なんて言われたら…。これが反論その1です。
スライスの軌道とトップスピンの軌道を、↑の図のように横からではなく、真上から(上空のカメラから)見た場合を想像してください。錯覚でも何でもなく、スライスの方が速く見えます。スライスの方が相手に到達する時間が短いわけですから。ストロークを打つ際、通常は球を横からではなくて見下ろすように見てるよね?それが影響しているんじゃないの?なんて言われたら…。反論その2です。
自分の考えも一理あると思うんだけどなぁ…。どうなんでしょ…。自分で自分に反論してたら自信がなくなってきた…。
とりあえず無難にまとめると、『スライスが滑って見える要因は、バウンド前の弾道が直線的であるためバウンド後の弾道が低いこと及びバウンド後の弾道が直線的であるためバウンドしてから相手に到達するまでの時間が短いことである』、ということになります。
話がそれますが、今回の記事を書くきっかけになったことについてあれこれ。一般的に滑るスライスを打つには、回転はそんなに掛けないことと、速いスピードが必要であると言われています。しかし、僕が以前対戦した滑るスライスを打つ人は全くの逆を行っていました。その人のスライスはスピードも速くなくて回転がかなり多いのに、ものすごく滑るスライスを打っていました。一般的な(?)回転が多くてスピードが遅いスライスは、山なりな弾道でバウンドはその場で止まってしまう球が想像されると思います。しかし、その人の弾道は山なりではなく、直線的でした。その人と対戦したことがきっかけで、滑るスライスに必要なのは回転の多少や速度ではなく、直線的な軌道ではないかと考えています。
まず最初にスライスが滑るとは何かについてです。ネットでいろいろ調べてみましたが、テニス365には次のような記述があります。
>次はスライスにテーマを移し、「滑るスライス」について考えてみよう。目標は、バウンド時にコートで低く滑らせて、相手の打点を食いこませるようなスライスを打てるようになること。回転とスピードが両立した、いわゆる「ペースのあるボール」が求められる。
http://news.tennis365.net/lesson/tokushu/back/back08_04.html
この文章から考えると、滑るの要因の1つはバウンド後の弾道が低いことでしょう。これについては異論はないと思います。しかし、「相手の打点を食いこませるような」はどうでしょうか?「相手の打点を食いこませるような」は「打点を後ろに遅らせる」という意味だと思うことを踏まえると、バウンド後のスピードが速く見えることではないかと僕は思います。今回の話は、バウンド後のスライスは速く見えることについて主に書きます。
下はトップスピンとスライスの軌道を模式的に表した図です。
(図がおおざっぱですいません><)
バウンド後の軌道が低いことについてはあまり記述しなくてもいいでしょう。トップスピンは下に落ちる変化をするため、バウンド後は跳ねるような軌道になります。光の入射角と反射角みたいな感じです。一方スライスは、アンダースピンがかかっているので落ちにくい軌道になります。そのためバウンド後は低い軌道になります。
次に、バウンド後のスピードの見え方についてです。トップスピンのバウンド後の軌道は山なりになります。一方スライスは、トップスピンと比較して直線的になります。山なりに曲がって移動するトップスピンよりも、直線的な弾道のスライスの方が進む移動する距離は少なくなります。スライスとトップスピンのバウンド後のスピードが同じとした場合、スライスはバウンドしてから打者に到達するまでの時間も短くなります。そのため、スピードが速く「見える」のだと考えられます。スピードが同じなのに、スライスの方がスピードが速く見えてしまう、つまり「錯視(目の錯覚)」が生じているのではないか?というのが僕の考えです。
しかし、錯視とは言えないかもしれません。反論はいくつかあり得ます。
ボールが到達する時間が少ないだけでスピード自体は速く見えてはいないのでは?なんて言われたら…。これが反論その1です。
スライスの軌道とトップスピンの軌道を、↑の図のように横からではなく、真上から(上空のカメラから)見た場合を想像してください。錯覚でも何でもなく、スライスの方が速く見えます。スライスの方が相手に到達する時間が短いわけですから。ストロークを打つ際、通常は球を横からではなくて見下ろすように見てるよね?それが影響しているんじゃないの?なんて言われたら…。反論その2です。
自分の考えも一理あると思うんだけどなぁ…。どうなんでしょ…。自分で自分に反論してたら自信がなくなってきた…。
とりあえず無難にまとめると、『スライスが滑って見える要因は、バウンド前の弾道が直線的であるためバウンド後の弾道が低いこと及びバウンド後の弾道が直線的であるためバウンドしてから相手に到達するまでの時間が短いことである』、ということになります。
話がそれますが、今回の記事を書くきっかけになったことについてあれこれ。一般的に滑るスライスを打つには、回転はそんなに掛けないことと、速いスピードが必要であると言われています。しかし、僕が以前対戦した滑るスライスを打つ人は全くの逆を行っていました。その人のスライスはスピードも速くなくて回転がかなり多いのに、ものすごく滑るスライスを打っていました。一般的な(?)回転が多くてスピードが遅いスライスは、山なりな弾道でバウンドはその場で止まってしまう球が想像されると思います。しかし、その人の弾道は山なりではなく、直線的でした。その人と対戦したことがきっかけで、滑るスライスに必要なのは回転の多少や速度ではなく、直線的な軌道ではないかと考えています。
2009年06月13日
ポリプラズマピュア128①
ポリプラズマピュア128を張りました。これがテンション維持性能検証第一弾です。なぜ、「ピュア」にしたかというと、オレンジ色じゃないからです。なぜヘキストリームにしなかったかというと、ヘキストリームピュアのゲージで最も太いのが125であり、自分には細すぎると思ったからです。非ヘキストリームのポリプラズマピュアは128のゲージがあったので、こちらを選択しました。あと、スピン性能は求めていない(むしろ減らしたいくらい;;)ことも大きな要因です。
テンション維持性能は置いておいて、使用した感想です。いつも使っていたプロハリケーンツアー(以下PHT)が感想の基準になると思います。今回のテンションは53Pです。反発性能は、PHT125よりは微妙に少ないなぁ…、というくらいです。PHT130がちょうどよかったのですが、それよりも飛びすぎる感じでした。
スピン性能ですが、PHTの方が上だと思います。飛びすぎるのはスピンがいつもより掛からなかったこともあるかも。
打感ですが、ちょっとあいまいな感じかなぁ…、と思います。感想の方があいまいだ、これ(;・∀・)
テンション維持性能については、昨日張り上げてもらって今日3時間くらい使用しましたが、メイン16本の平均テンションに変化はありませんでした。これは期待できそうです。
個人的な話になりますが、「自分には」合っていると思います。若干飛びすぎるのはテンションを上げればいい塩梅になりそうです。スピン性能がちょっと足りないのは、握りを厚くすればちょうどよくなりました。今までスピン過多だったため少し薄く握っていたのですが、それを元に戻したらちょうどよかったです(このあたりが「自分には」合っている)。これなら特に不満はありません。
テンション維持性能がよいのも見逃せません。(ポリプラズマを含めて)これから試そうと思ってるポリガットのテンションが3週間ももたないようだったら、ホームストリンガーになろうかと考えていました。が、先日のコメントでポリプラズマは6か月使用してもほとんどテンションが変化しなかった旨の情報をいただきました。なので、ポリプラズマならホームストリンガーになる必要性はなくなるでしょう。ストリングマシーンを買ったら元を取るのに10年以上かかりそうですから(;・∀・)ロールで買って張り代¥1050払って腕が確かな人に任せたほうがずっといいです。
これから試そうと思っている(テンション維持性能を検証しようと思っている)ポリガットは、今まで愛用していたプロハリケーンツアー130、なぜ買ってしまったのか未だに理解できないレンコン130、テンション維持性能に定評がないアルパワースピンです。しかし、自分の心の中ではポリプラズマに決まりかけています。メインをポリプラズマにしてクロスをマルチにするハイブリッドもいいかなぁ(〃▽〃)なんて妄想をしてるくらいですから…。テンション維持性能の検証が終わったら、結果を書きたいと思います。
テンション維持性能は置いておいて、使用した感想です。いつも使っていたプロハリケーンツアー(以下PHT)が感想の基準になると思います。今回のテンションは53Pです。反発性能は、PHT125よりは微妙に少ないなぁ…、というくらいです。PHT130がちょうどよかったのですが、それよりも飛びすぎる感じでした。
スピン性能ですが、PHTの方が上だと思います。飛びすぎるのはスピンがいつもより掛からなかったこともあるかも。
打感ですが、ちょっとあいまいな感じかなぁ…、と思います。感想の方があいまいだ、これ(;・∀・)
テンション維持性能については、昨日張り上げてもらって今日3時間くらい使用しましたが、メイン16本の平均テンションに変化はありませんでした。これは期待できそうです。
個人的な話になりますが、「自分には」合っていると思います。若干飛びすぎるのはテンションを上げればいい塩梅になりそうです。スピン性能がちょっと足りないのは、握りを厚くすればちょうどよくなりました。今までスピン過多だったため少し薄く握っていたのですが、それを元に戻したらちょうどよかったです(このあたりが「自分には」合っている)。これなら特に不満はありません。
テンション維持性能がよいのも見逃せません。(ポリプラズマを含めて)これから試そうと思ってるポリガットのテンションが3週間ももたないようだったら、ホームストリンガーになろうかと考えていました。が、先日のコメントでポリプラズマは6か月使用してもほとんどテンションが変化しなかった旨の情報をいただきました。なので、ポリプラズマならホームストリンガーになる必要性はなくなるでしょう。ストリングマシーンを買ったら元を取るのに10年以上かかりそうですから(;・∀・)ロールで買って張り代¥1050払って腕が確かな人に任せたほうがずっといいです。
これから試そうと思っている(テンション維持性能を検証しようと思っている)ポリガットは、今まで愛用していたプロハリケーンツアー130、なぜ買ってしまったのか未だに理解できないレンコン130、テンション維持性能に定評がないアルパワースピンです。しかし、自分の心の中ではポリプラズマに決まりかけています。メインをポリプラズマにしてクロスをマルチにするハイブリッドもいいかなぁ(〃▽〃)なんて妄想をしてるくらいですから…。テンション維持性能の検証が終わったら、結果を書きたいと思います。
2009年06月09日
ストリングメーター購入
ストリングメーターというものを買ってみました。どんなものかというと、ストリングのテンションを測定する道具です。本来はストリンガーが使うものらしいですが、自分でストリングを張らないのでいつ張替えたらいいのかを明確にしたい、各ストリングのテンション維持性能を明確にしたい、単純に興味があった、と思ったので購入しました。
自分のストリング選びのために購入したのですが、今後はいろんなストリングのテンション維持性能を測定した結果をブログに書いていきたいと思います。とりあえずは、いつも愛用していたバボラのプロハリケーンツアー130、次にテンション維持性能に定評のあるシグナムプロのポリプラズマピュア1.28、その次はなぜか買ってしまったトアルソンのレンコン130、冬あたりにはマルチとしてバボラのブリオ130あたりを予定しています。
測定方法はできるだけ厳密にやりたいと思います。なので、各ストリングとも同じラケット(アエロプロドライブ+)、同じストリンガー・同じストリングマシーン(スクールのコーチにスクールのマシーン)で張り上げてもらう予定です。測定箇所も毎回同じ箇所にして、メイン16本のすべてを測定し、平均して1つの値にします。測定は張り上げた当日、総プレイ時間も併記したいと思います。
できるだけ厳密にやりたいのですが、そうもいかない点がいくつかあります。総プレイ時間、プレイ内容は統制できませんし、気温も統制できません。特にこれからは暑くなるので、ストリングは伸びやすくなると思われます。こればっかりはしょうがないと諦めます。また、メーターのメモリが5pずつなので、1~4は目分量で測定することもしょうがない。なので、ここに書く測定結果はあくまでも参考にしてもらうくらいがいいと思います。
張りたてのストリングはないのですが、とりあえず手元にあるラケットで測定してみました。張り上げ時のデータがないと意味がないのはわかっているけど、測定したくなるんだからしょうがない。ラケットはアエロプロドライブ+、ストリングはプロハリケーンツアー125、テンション52p、張り上げ日から6日経過、総プレイ時間6時間くらいです。メイン1はラケットがスムースの面のいちばん左で、メイン16は一番右を表します。クロス1はヘッド側、クロス19はグリップ側を表します。単位はポンドです。
メイン クロス
1 34 29
2 44 35
3 47 33
4 47 32
5 45 32
6 48 31
7 43 31
8 39 32
9 43 32
10 46 35
11 45 35
12 48 35
13 48 36
14 48 36
15 45 36
16 39 38
17 37
18 35
19 25
メイン平均 44,31
クロス平均 33,42
両者平均 38,87
次に張ってもらうストリングの結果がまとまったら、グラフなんかでわかりやすく報告できればいいかな、と思っています。
2009年06月07日
テクニファイバー・ブラックコード
たまにはストリングのインプレでも。最近話題になっている、テクニファイバーのブラックコードを張ってみました。使ったラケットはアエロプロドライブ+、ラケット面の9時と3時方向に合わせて15gの鉛、テンションは52pでした。張ったストリングはブラックコード1.28mmです。このストリングの前はバボラ・プロハリケーンツアー130・テンション52p、後はバボラ・プロハリケーンツアー125・テンション52pです。なので、この二つのプロハリケーンツアーがインプレの基準となります。
率直に感想を述べると、バボラ・プロハリケーンツアー130と違いがあまり分かりませんでした;
まぁ、どちらも柔らかい・スピンがかかる多角形であり、似ているのだから当然そんなに違わないでしょう…たぶん。普段聞きなれないカンカンという音がしていたので、多少硬い感じかもしれません。その後、プロハリケーンツアー125に張り替えたら、やたら飛びすぎました。反発力に関してはプロハリケーンツアー125>プロハリケーンツアー130≒ブラックコード12.8mm、といった感じでしょうか。あんまり感想としては役立つようなものでもないですね…。
今まで、ストリングはバボラ・プロハリケーンツアー130一択だったのですが、スピンがかかりすぎて困ることが多いのでいろいろと模索しています。打ち方にも問題があるのでしょうが、ブラックコードを試したのもその一環です。厚く握っていたグリップを薄く握ってもスピンがかかりすぎることがあるので困ったものです…。求めるガットは、
・ナチュラル不可
・切れない(つまりポリ?)
・径は1.3mm前後
・スピン性能はそんなにいらない
・そこまで反発性もいらない
・テンション維持がよい
といったところでしょうか。最後のを除けば一昔前のポリが当てはまりそうですが…。とりあえず候補としては、プロハリケーンツアー130or135とかシグナムプロなどでしょうか。今年中に伴侶となるようなストリングを決めたいので、いろいろと試してみたいと思います。
率直に感想を述べると、バボラ・プロハリケーンツアー130と違いがあまり分かりませんでした;
まぁ、どちらも柔らかい・スピンがかかる多角形であり、似ているのだから当然そんなに違わないでしょう…たぶん。普段聞きなれないカンカンという音がしていたので、多少硬い感じかもしれません。その後、プロハリケーンツアー125に張り替えたら、やたら飛びすぎました。反発力に関してはプロハリケーンツアー125>プロハリケーンツアー130≒ブラックコード12.8mm、といった感じでしょうか。あんまり感想としては役立つようなものでもないですね…。
今まで、ストリングはバボラ・プロハリケーンツアー130一択だったのですが、スピンがかかりすぎて困ることが多いのでいろいろと模索しています。打ち方にも問題があるのでしょうが、ブラックコードを試したのもその一環です。厚く握っていたグリップを薄く握ってもスピンがかかりすぎることがあるので困ったものです…。求めるガットは、
・ナチュラル不可
・切れない(つまりポリ?)
・径は1.3mm前後
・スピン性能はそんなにいらない
・そこまで反発性もいらない
・テンション維持がよい
といったところでしょうか。最後のを除けば一昔前のポリが当てはまりそうですが…。とりあえず候補としては、プロハリケーンツアー130or135とかシグナムプロなどでしょうか。今年中に伴侶となるようなストリングを決めたいので、いろいろと試してみたいと思います。
2009年06月06日
ラリー中の視覚方略
前回、サーバーに対しての視覚方略に関して書きました。今回はラリー中の視覚方略(簡単にいえば、サーブ以外に対しての視覚方略)について書きたいと思います。
はっきり言うとよくわかりません。サーブは自分でトスを上げてそれを打つという閉鎖的な回路であるといえますが、それ以外は相手が打ったボールを打つという開放的な回路と言えます。簡単にいえば、サーブはどこに打つかどうかは自分で決めることができますが、ラリーでは相手の打ったショットの影響や打つ人の体勢などによって、どこに何を打つのかが制限されることがあるからです。走ってようやく追い付くようなショットならストレートになりがちですし、相手がオープンスタンスなら逆クロスには打ちづらいでしょう。そのため、サーブのようにあらかじめラケットがボールをヒットする場所に視線を置けばいい、という単純なものではないと思います。相手の打球を予測するとしたら、相手のパターンを考慮したり今までの自分の経験なども多分に影響するでしょう。
しかし、ヒントになりそうなことを見かけました。ネットでフェデラーの試合の動画を見ていた時のことです。詳細は忘れましたが、その動画では鈴木貴男選手が解説をしていました。そのフェデラーの試合の前に鈴木選手がフェデラーと対戦したからです。その解説で鈴木選手がフェデラーのパッシングについて述べており、「ラケットヘッドがなかなか出てこないので、コースが読みづらい」と言っていました。このことから、少なくとも打球時にはサーブの視覚方略のようにラケットがボールをヒットする予定のところを見ているのではないかとも思えます。しかし、相手のラケットを見ているとも取れます。
ヒントになりそうな発言なのですが、やっぱりよくわかりません…。
はっきり言うとよくわかりません。サーブは自分でトスを上げてそれを打つという閉鎖的な回路であるといえますが、それ以外は相手が打ったボールを打つという開放的な回路と言えます。簡単にいえば、サーブはどこに打つかどうかは自分で決めることができますが、ラリーでは相手の打ったショットの影響や打つ人の体勢などによって、どこに何を打つのかが制限されることがあるからです。走ってようやく追い付くようなショットならストレートになりがちですし、相手がオープンスタンスなら逆クロスには打ちづらいでしょう。そのため、サーブのようにあらかじめラケットがボールをヒットする場所に視線を置けばいい、という単純なものではないと思います。相手の打球を予測するとしたら、相手のパターンを考慮したり今までの自分の経験なども多分に影響するでしょう。
しかし、ヒントになりそうなことを見かけました。ネットでフェデラーの試合の動画を見ていた時のことです。詳細は忘れましたが、その動画では鈴木貴男選手が解説をしていました。そのフェデラーの試合の前に鈴木選手がフェデラーと対戦したからです。その解説で鈴木選手がフェデラーのパッシングについて述べており、「ラケットヘッドがなかなか出てこないので、コースが読みづらい」と言っていました。このことから、少なくとも打球時にはサーブの視覚方略のようにラケットがボールをヒットする予定のところを見ているのではないかとも思えます。しかし、相手のラケットを見ているとも取れます。
ヒントになりそうな発言なのですが、やっぱりよくわかりません…。
2009年06月06日
ようやく結果を残せた?
本日はシングルスの大会に出ました。予選リーグと、リーグを勝ち抜いた選手とシード選手の16人でのトーナメントという構成です。リーグは3~4人ですが、僕のリーグは3人でした。天候は雨でした。雨が降るとボールが弾まないので、スピナーな自分にとってはいや~な天気です。
リーグ1試合目 6-3
相手は左利きでいやだなーと思っていたけど、特に強打があるわけでもなく、ミスが多かったので問題はありませんでした。3ゲームも取られた、と言ったほうがいいかも…。
リーグ2試合目 6-4
相手はファーストサーブ以外は一切強打をしてこない、ミスをしない、という典型的なシコラーでした。攻めるところは攻めるが、それ以外は無理せずただ返すというプレーに徹する。試合前に相手の試合を見ることができて、サーブのコースなどはだいたいわかっていたので、問題ありませんでした。が、ベースラインから強打してもなかなかポイントを取ることができないため、とにかく疲れた試合でした。
トーナメント一回戦 1-8
シード選手8人の内、誰と当たるかは抽選でした。僕が当たった相手は、本部の人に「大当たりです!」と言われるような人が相手でした。結果は言うまでもなく負けました。1ゲーム取れましたが、相手がくれたんじゃないかと思っています。滅多にやらない片手バックハンドできれいにパッシングを決めた以外は、自分にとって特に見どころもなくボロ負けでした。この試合でもとにかく疲れ、終わったころには暑くて頭が痛かったです。
決勝トーナメントに進むことができた(ベスト16)ので、初めてランキングポイントをもらうことが出来るようです。結果を残せたとは思いますが、リーグ戦に関してはくじ運がよかったことが一番の要因だったと思います(そのくじ運のつけがトーナメントにまわってきたような…)。これからはポイントを積み重ねられるように頑張りたいです。
リーグ1試合目 6-3
相手は左利きでいやだなーと思っていたけど、特に強打があるわけでもなく、ミスが多かったので問題はありませんでした。3ゲームも取られた、と言ったほうがいいかも…。
リーグ2試合目 6-4
相手はファーストサーブ以外は一切強打をしてこない、ミスをしない、という典型的なシコラーでした。攻めるところは攻めるが、それ以外は無理せずただ返すというプレーに徹する。試合前に相手の試合を見ることができて、サーブのコースなどはだいたいわかっていたので、問題ありませんでした。が、ベースラインから強打してもなかなかポイントを取ることができないため、とにかく疲れた試合でした。
トーナメント一回戦 1-8
シード選手8人の内、誰と当たるかは抽選でした。僕が当たった相手は、本部の人に「大当たりです!」と言われるような人が相手でした。結果は言うまでもなく負けました。1ゲーム取れましたが、相手がくれたんじゃないかと思っています。滅多にやらない片手バックハンドできれいにパッシングを決めた以外は、自分にとって特に見どころもなくボロ負けでした。この試合でもとにかく疲れ、終わったころには暑くて頭が痛かったです。
決勝トーナメントに進むことができた(ベスト16)ので、初めてランキングポイントをもらうことが出来るようです。結果を残せたとは思いますが、リーグ戦に関してはくじ運がよかったことが一番の要因だったと思います(そのくじ運のつけがトーナメントにまわってきたような…)。これからはポイントを積み重ねられるように頑張りたいです。
2009年06月03日
リターナーの視覚方略
以前、スポーツの熟達者は相手のどこを見ているのかについて書きました。その時はテニスについてはよくわかりませんでしたが、自分なりに考えてみました。ということで、今回は完全に自論です。
今回はリターナーはサーバーのどこを見るのがいいのかについてです。これについては、野球のバッターがピッチャーのどこを見ているのかについての研究がそのまま当てはまると思います。バッティングの熟達者は主にピッチャーの肩、胸部に視線を置き、ボールがリリースされる前には肘付近に視線を動かしていました。つまり、リリースされる前には、将来はリリースポイントになる、何もないところを見ていました。これについて、ピッチャーをサーバー、バッターをリターナーに当てはめると、↓のようになるかと思います。(画像はテニス365から拝借しました)
〇で囲んだところに視線を置いておくということ、つまりは将来ラケットがボールをヒットする予定である何もないところを見る、ということです。(『「リターナーはサーバーのどこを見るのがいいのか?」なのに、サーバーを見てないじゃん!』という突っ込みはなしです…。)
なぜこのようにすることが有効なのかを考えてみました。↑のように視線をあらかじめラケットがボールをヒットする予定の場所に置いた場合、ラケットがボールをヒットする瞬間から打球を見ることができます。では、ボールがヒットしてからようやく視線を打球に移すとどうなるでしょうか?きっと、ボールがヒットする瞬間から打球を見ることはできないでしょう。つまり、打球を見ることができる時間が少なくなるはずです。どれくらい少なくなるのかわかりませんが、仮にサーブのスピードを100km/h、見るのが遅れた時間(つまりラケットがボールにヒットしてから打球を見始めるまでに要した時間)を0.1秒とします。100km/hのボールは0.1秒で約2.8m進みます。つまり、0.1秒見るのが遅れると、相手サーバーがベースラインの内側から約2.8m手前のところでサーブを打ってくるのと同じようなものです。もし、画像のロディックが240km/hのサーブを打ってきたとしたら、約6.7m手前からサーブを打ってくるようなものになります。考えただけでも恐ろしい…。
このような視線の置き方をしていなかった、且つ、速いサーブに反応できません><という人には、即効薬になるのではないかと思います(最初に言ったとおり、自論なので保証はしませんが)。ただし、トスを上げるまではサーバー本人を見ておいた方がいいと思います。いきなりアンダーサーブを打たれたら「…(゚Д゚)ポカーン」としてしまいますからね。
今回はリターナーはサーバーのどこを見るのがいいのかについてです。これについては、野球のバッターがピッチャーのどこを見ているのかについての研究がそのまま当てはまると思います。バッティングの熟達者は主にピッチャーの肩、胸部に視線を置き、ボールがリリースされる前には肘付近に視線を動かしていました。つまり、リリースされる前には、将来はリリースポイントになる、何もないところを見ていました。これについて、ピッチャーをサーバー、バッターをリターナーに当てはめると、↓のようになるかと思います。(画像はテニス365から拝借しました)
〇で囲んだところに視線を置いておくということ、つまりは将来ラケットがボールをヒットする予定である何もないところを見る、ということです。(『「リターナーはサーバーのどこを見るのがいいのか?」なのに、サーバーを見てないじゃん!』という突っ込みはなしです…。)
なぜこのようにすることが有効なのかを考えてみました。↑のように視線をあらかじめラケットがボールをヒットする予定の場所に置いた場合、ラケットがボールをヒットする瞬間から打球を見ることができます。では、ボールがヒットしてからようやく視線を打球に移すとどうなるでしょうか?きっと、ボールがヒットする瞬間から打球を見ることはできないでしょう。つまり、打球を見ることができる時間が少なくなるはずです。どれくらい少なくなるのかわかりませんが、仮にサーブのスピードを100km/h、見るのが遅れた時間(つまりラケットがボールにヒットしてから打球を見始めるまでに要した時間)を0.1秒とします。100km/hのボールは0.1秒で約2.8m進みます。つまり、0.1秒見るのが遅れると、相手サーバーがベースラインの内側から約2.8m手前のところでサーブを打ってくるのと同じようなものです。もし、画像のロディックが240km/hのサーブを打ってきたとしたら、約6.7m手前からサーブを打ってくるようなものになります。考えただけでも恐ろしい…。
このような視線の置き方をしていなかった、且つ、速いサーブに反応できません><という人には、即効薬になるのではないかと思います(最初に言ったとおり、自論なので保証はしませんが)。ただし、トスを上げるまではサーバー本人を見ておいた方がいいと思います。いきなりアンダーサーブを打たれたら「…(゚Д゚)ポカーン」としてしまいますからね。