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テニスと心理学の架け橋 心理学のテニスへの応用を考える…よりもストリングのことを考えているかも

ジミー
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かっこいいですね!…
さ~ 08/13 21:35
ヨネックスRDTI8…
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Steam99Sインプレ②

 Steam99Sのインプレの続きです。前回はストリングのテンションが低すぎてぶっ飛びでしたので、テンションを上げて再び使用しました。具体的にはフォルクルのサイクロン1.30を46lbsから54lbsにしました。これで吹っ飛んで困るということはだいぶ改善されました。とりあえずは、ズラーッと個々のショットについて書きます。

 まずはトップスピンのストローク。このラケットはたしかに多くのスピンが掛かります。とはいえ、ボールを潰すことが難しく、落ちる角度が大きいエッグボールを打つよりは、ボールをこすって山なりのスピンボールを打つ感じです。
 また、コントロールしにくいとも感じました。ベースラインからネットを高く超えるボールを打つにはいいのですが、ショートクロスや前衛の足元を狙うような、ネットから低いところを通すボールに苦労しました。
 まとめると、自分が期待していたようなボールを打てるものではありませんでした。ただ、トップスピンロブにはとても素晴らしいボールが打てると感じました。前衛の頭を超えてからコート内にかなりの余裕を持ったところに落とせます。このことからも、このラケットは山なりのスピンを打つのに適しているのではないかと思います。

 続いてバックハンドスライス。このラケットではどうしても浮いた弾道になってしまいました。ストリングのスナップバックがボールを上方向に弾いてしまっているのでしょうか…。

 リターンについて。自分から振って行かないと厳しいものがあります。ブロックで跳ね返そうとしても、負けてしまうことが多かったです。

 サーブについて。フラットサーブではサービスラインの中に収めるのに苦労しました。スライスサーブやキックサーブは、トップスピンストロークほど回転が多くかかるようには感じませんでした。スライスサーブがいつもより曲がるとか、キックサーブがいつもよりキックするようには感じなかったということです。

 ボレーについて。特になんとも思いませんでした。普通といった感じ。ストリングの本数が少ない割には、悪く無いといった程度です。


 総合的に考えると、このラケットはエッグボールを打てるハードヒッター向けのラケットではないのではないと思います。ストリングの数が少ないため、ボールを潰しにくいこと、ボールが飛びやすくてコントロールに難があること、ストリングへの負担が大きいのでポリでも切れてしまう人ならすぐに切れるであろうことなどがその主な理由です。
 どんな人向きかを考えると、山なりのスピンボールを主体とした、どちらかと言えば軟投派な人向けかと思います。ただし、このラケットはスナップバックを大きくするようにしているため、使用するストリングはポリエステル一択でしょう。なので、軟投派だけどポリを使う人に最も適しているのではないかと思います。こう考えると、このラケットは使う人をかなり選ぶのではないでしょうか。とりあえず、自分にこのラケットは向いていないでしょう。

 インプレッション全体に関してですが、このラケットは人によって感じ方に大きな差が出るかと思います。TWのReviewでは、ストロークでスピンが掛かるという点については各テスターで共通しているのですが、ボレーやサーブに関してはテスター間で意見が異なっているようです。そのため、僕が書いたレビューも参考程度にしていただければと思います。


 ところで、ラケットをオークションに出して処分しようと思っていますが、もしこのラケットを譲り受けたいという人がいたら連絡をください。グリップサイズは3です。
ラケット | 投稿者 ジミー 11:33 | コメント(2)| トラックバック(0)

Steam99Sインプレ①

 Steam99Sを初めて使ってみました。
 感想は一言で言うと、ぶっ飛びました、ボールが…。このラケットはストリングのセットアップが非常に難しいと思います。

 このラケットはクロスストリングが他のラケットよりも3~4本少ないため面圧が低く、テンションを高くしないとボールが飛びすぎてしまいます。ラケットには推奨テンションが設定されていますが、このラケットは54~64lbsで高めです。推奨テンションなんて微塵も気にしたこともない僕は、以前のラケットと同じくらいのテンションで張って使用しました。スピンが掛かるんなら、多少はテンションが低めでも構わないだろうと思って…。そんな甘い思惑は見事に外れました。ミニテニスの段階で吹っ飛ぶんだもの。まさにアンコントローラブル。
 また、テンションを高めにしなければいけない理由はもう一つあるのと思います。このラケットはメインストリングのズレが戻るスナップバックが大きくなるようにしているのですが、テンションが低いとあまり戻らないのではないかと思います。ずれた後に元のところまで戻り切らないのです。ある程度テンションを高くして、ストリングをピンと張らなければ、スナップバックが弱くなるのかもしれません。ですので、他のラケットよりもテンションは高くしないといけないのですが、何度かストリングを張ってみないとどれだけ高くすればいいかはわからないと思います。

 ということで、次はテンションを大幅に上げて使用しますが、それはまた一週間後になりそうです。とはいっても、このラケットは注目を浴びているニューモデルなので、いくつか他にも感想を書きます(あくまでも今段階のですが)。
 まずはストロークですが、恐らくスピンは多く掛かります。打球音にストリングがずれる音が混じります。ただ、そこまで多くのスピンが掛かるという実感は薄く、ボールが吹っ飛ぶし、ボールを潰せないので威力に欠けます。これは上述したとおり、テンションが低すぎたせいかもしれませんので、適正なテンションならば改善されるかもしれません。
 続いてボレーですが、不自由することはありません。ストロークと違って吹っ飛ぶこともなく、操作性も悪くありません。ストリングの本数が多いほどタッチ・フィールが良くなる傾向にあると思うのですが、このラケットはストリングの本数が少ないのにもかかわらず、それらに難を感じることはありませんでした。特別良いというわけではありませんが、欠点とはならないと思います。
 サーブに関しても、特に難を感じないという具合です。スライスサーブやキックサーブで回転がかかりやすいかどうかは微妙です。あんまりそこまでサーブの回転に恩恵は感じませんでした。ただ、これもテンションの問題かもしれません。

 次はきっちりテンションを高く張りなおして使って、改めて感想を書きたいと思います。
ラケット | 投稿者 ジミー 20:56 | コメント(2)| トラックバック(0)

Steam99S到着

 恐らく国内の一般ピーポーとしてはほぼ最速でSteam99Sを手に入れたと思います。ただ、使う機会がありません。早くて来週の後半ですね…。

steam99s

 ストリングを張ると、改めてこのラケットのストリングパターンの異常さが際立ちます。左がSteam99S、右がVCORE TOUR97です。やっぱり、とても張りやすかったです。ストリングの量もだいぶ節約できます。

比較
ラケット | 投稿者 ジミー 13:43 | コメント(0)| トラックバック(0)

トップスピン原理主義者用ラケット?

 トップスピン至上主義な自分にとって気になるラケットが出ました。ウィルソンのSteam 99 Sです。
steam

 トップスピンに重点が置かれたラケットで、ストリングパターンが特徴的です。一般的なラケットは、メインストリングが16本か18本(14という例外もありますが)、クロスストリングが18~20本ですが、このラケットは16×15です。これは、クロスストリングを少なくすることでメインストリングの動きを良くするためだそうです。なんてストリングが張りやすそうなラケットなんだ…。


TWのReviewではトップスピンの点数が98という驚異的な成績をマークしている他にも、トップスピンの性能を高く評価する声があちこちで聞こえてきます。こんなラケットをトップスピン原理主義者みたいな自分が放っておくことができません。
 とりあえず、1本だけ打診買いします。あんまりよくないならオークションなどで処分、思っていた以上によかったら1本買い増しになるでしょう。このラケットを試せるのは今月下旬くらいかと思います。
ラケット | 投稿者 ジミー 10:22 | コメント(0)| トラックバック(0)

アエロプロドライブ2013モデル

 バボラのラケットとはもう縁がなくなりましたが、半年ほど前までアエロを使っていたので新型モデルも少し気になります。調べてみたら、もう情報はたくさん出ています。Tennis Warehouseでは発売前なのにレビューまでありました。

アエロ2013


 概観はピュアドライブ現行モデルのように黒多めな感じですね。

アエロ2013-2


 最大の変更点はロゴマークでしょうか。

 スペックは前モデルからさほど変わらず、ただ、スイングウェイトが軽くなったようです(331→316)。新しい技術としてはCortex Active Technologyというものが搭載されているようです。これまでのコルテックスとどう違うかはわかりませんが、必要な情報だけを選択的に伝えるという意味で「Active」のようです。で、レビューの内容です。
アエロ2013レビュー

アエロプロドライブ2013


アエロ評価

アエロプロドライブ2010モデル



 レビューを見た感じでは、前モデルよりも全般的に性能は良いみたいです。中でもトップスピン、ボレー、パワー、操作性が上がっています。前モデルよりスイングウェイトが軽くなりましたが、これによってスイングスピードが上がって振り抜きが良くなるため、パワーやトップスピンの性能が良くなったのではないかと思います。反面、快適性が悪くなっていますが、これまたスイングウェイトが軽くなった→ラケット面のマスが減ったことによるものではないかと思います。また、操作性が向上していることもこれが関係しているでしょう。
 他のラケットと比較すると、現行のピュアドライブロディックに近づいたような印象を持ったと同時に、ヨネックスのVCORE100Sのタッチ・フィール・快適性を悪くした感じとも取れました。
ピュアドラロディック評価

ピュアドライブロディック


VCORE100評価

VCORE100S



 恐らく、自分が使うことはないでしょう。パワーが大幅に上がっているのが怖いからです。前モデルやVCORE100では飛び過ぎてどうにもならなかったおかげで、今はVCORE97を使うに至りましたから。アエロユーザーはハードヒッターがメインになると思うのですが、パワーが上がった事でぶっ飛び過ぎるようにならないかどうかが気になります。その分、トップスピンが掛かるようになったんだからちょうどいいんでしょうかね…?よくわかりません。レビュアーの感想を見ると、Cortex Active Technologyが搭載されてもラケットの硬さは感じるようです。やっぱり、これまでのモデルのようにベースラインからガンガントップスピンでハードヒットするラケットなのでしょう。
ラケット | 投稿者 ジミー 13:05 | コメント(1)| トラックバック(0)

新兵器

太郎と花子
命名
太郎(左)と花子(右)

ラケット | 投稿者 ジミー 21:58 | コメント(2)| トラックバック(0)

VCORE100Sを使った感想

 ヨネックスのVCORE100Sを中古で購入、チューニングして何度か使用しました。プレーンの状態では使用していません。

 まずラケットの状態ですが、擦り傷が目立つので1年くらいは使用したのかな?といった感じです。傷は多いものの、塗装が大きく欠けている部分はありません。ストリングはなし、なぜかグロメットは新品でした(グロメットも注文したのに…)。グリップサイズは4で、重さは299グラムです。ロゴにの脇に「US」と書かれていますが、日本モデルと何が違うかはわかりません(少なくともフェイスサイズ、重さ、バランスに違いはみられません)。

 チューニング内容は以前に書いた通り、グリップとトップ側の増量です。グリップは、バボラのスマートキット、リプレイスグリップの上に熱伸縮チューブ(グリップサイズ0.5アップ、グリップのエンドキャップ側半分)、オーバーグリップテープ(ソリンコ・ワンダーグリップ)です。トップ側の増量は、グロメットバンパーの中にレッドテープ8gを、2時・10時方向から12時方向にかけて貼りました。ストリング込みの重さは344gで、予想していた重さより4g軽くなりました。原因としては、ラケット自体が1g軽いこと、ストリングを張る量がアエロよりも少ないことが考えられます。

 では、使用した感想です。参考になるかは疑問です。なにせ、改造した状態でしか使ってないし、以前使っていたのは370g近いアエロですから…。
 それは置いて、感想を書いてみます。全体的にアエロよりも良いです。劣る点は見当たりません。ヘッド側を8gも重くしたのに操作性は素晴らしく、ボレーは格段に良くなりました。パワーがあることも影響していると思います。ストロークも文句なし。トップスピンも良いです。
 レビュアーが欠点としてあげていた、ハードヒット時の軽さは感じません。これはトップ部分に8g増量したからだと思います。コントロールや安定性に難を感じることは特にありません。むしろ、オフヒットした時には変なスピンが掛かった状態で無理やりボールを持って行く感じです。ただ、もっと重くしてもいいかも?という気もしています。
 アエロとの大きな違いは、打球感の柔らかさだと思いました。VCORE100Sはアエロよりも剛性が低いためか、打球時に喰い付きを感じます。アエロの方がよりボールを潰して打てると思います。それに対してVCORE100Sは喰い付き感があるため、スピンのコントロールがしやすく、タッチ・フィーリングも良いと感じます。
 良い点ばかりではなく、戸惑っていることもあります。1つはグリップの形が違うこと。メーカーごとに違うので仕方ありませんが、まだ慣れません。特にバックハンドスライスではボールが浮いてしまいます。こればっかりは慣れるまで使うしかないと思っています。
 もう一つは、以前よりもボールが飛びすぎる傾向にあることです。現在のストリングのセッティングは、メイン・ソリンコツアーバイト1.30_58lbs、クロス・ソリンコツアーバイト1.25_58lbsです。真夏の日中で試合することになったら、60lbsを軽く超えるテンションで張らなければ飛びを抑えられません。どうしようか悩んでまして、ストリングのセッティングを変えようかと思っています。メインはツアーバイト一択なのですが、クロスに別のものを入れたハイブリッドにしようかと考えています。できればパワーを抑えることができて、スピンの性能を上げられるものが良いのですが…。

 今現在の感想は以上になります。とても気に入ったので、アエロから乗り換えてVCORE100Sを使っていこうと思います。一体、どこのキャロラインさんなんでしょうか。ハードヒッターが使っているのを見たことがないラケットですが、ハードヒッター向けにチューニングしたこのラケットで試合に挑んでいきます。
ラケット | 投稿者 ジミー 23:24 | コメント(0)| トラックバック(0)

VCORE100Sを衝動買いした理由

 昨日、ヨネックスのVCORE100Sの中古をポチってしましました。このラケットは前から気にはなっていて、価格の安さとグリップサイズ4であることが決め手になって衝動買いしました。

 今のラケットには少々の不満があります。それは、グリップサイズを自分が満足できるまで上げた結果、総重量は370gというスーパーヘビー級になってしまいました。これはかなりきつい…ということで減量しましたが、それでも358gが限界でした。これがグリップサイズ4か5にしていたらここまで重くならなかったでしょう。

 ですが、今年は現在使っているラケットで我慢しようと思っていました。来年にはアエロのモデルチェンジが出る(と思われる)からです。そのラケットの評価を見てからラケットを買おうと考えていました。アエロ以外の候補としては、ピュアドライブロディックとVCORE100Sです。なぜこの2つかというと、スペックが似ていることとTennis Warehouseの評価が高いことです。


 まずはアエロプロドライブの評価です。
アエロ評価
 総じて欠点はありません。実はトップスピンの評価は特別高くなかったりする。


 次はピュアドライブロディックです。
ピュアドラロディック評価
 アエロと比較して特に短所はなく、長所がたくさんあります。パワー、サーブ、ストローク全般、安定性などなど…かなり魅力的なラケットです。アエロより15g重いところが気になる。タッチの悪さは、トップスピンのゴリ押ししかしない自分には関係ない。



 最後はVCORE100S。
VCORE100評価
 アエロと比較して全般的に良く、特にパワーやトップスピンに魅力を感じました。ただ、レビュアーがこのラケットの欠点としてあげているのは、ヘッド側の重量感がなくて、ビッグヒッターには物足りなく感じること。そのせいか、安定性とコントロールの評価が他の項目よりも少し低くなっています。
 原因としては、スイングウェイトが低いことが考えられます。アエロと同じ重量、バランスポイントでありながら、アエロのスイングウェイトは331、VCORE100Sは306とかなり違います(VCORE100Sが特別低いわけではありませんが)。現在使用しているアエロから乗り換えたら大きな違和感を感じるでしょう。
 ですが、トップ側を重く改造すれば解決できます。そうすればスイングウェイトを上げられ、欠点もいくらか改善できるでしょう。操作性は悪くなりますが、もともと操作性の評価は高いので大きな問題にはならない。むしろ、パワーやサーブ、安定性が上昇するので願ったりかなったり。


 長くなりましたが、こんな感じで次の乗り換え先を考えていました。次期アエロが他2つよりも評価が低ければ、後者の2つのどちらかを買おうと。そんなところで中古でグリップサイズ4で1万円のVCORE100Sを見つけてしまったのです。物は試しで買ってみようと思って衝動買いしたと…。

 チューニング前提の購入ですが、チューニングメニューはグリップとトップ側の増量です。グリップは、バボラのスマートキット(10g)、サイズアップと硬さを出すために、リプレイスグリップの上に伸縮チューブ(グリップサイズ0.5アップ、グリップのエンドキャップ側半分、5g)、オーバーグリップテープ(5g)です。トップ側の増量は、グロメットバンパーの中にレッドテープ(8g)です。ストリングと振動止めが20gなので、総重量は348g。一般的には重いが、現在使用しているものより10g軽く出来ますし、スイングウェイトは330オーバーになります。

 とりあえずこれで試してみて、良い感じだったら使い続けようと思います。
ラケット | 投稿者 ジミー 23:17 | コメント(3)| トラックバック(0)

ウェイトチューニングに手を出してみる

 ストリングを色々試す前に、ラケットに鉛(レッドテープ)を貼ってウェイトをいじっています。これは以前のアエロを使っていたときにもやったことですが、またしてもやってみます。

 理由は主に2つあります。1つは、自分のラケットはグリップ部分が重いため、それを修正することです。スマートキットを使用していることで9g程度重い状態な上、オーバーグリップテープは切らずに全て巻き切る方法で巻いています。おそらく、通常と比べて10g位はグリップ部分が重くなっていると思います。
 もうひとつの理由は、3本あるラケットのうちの1本はヘッド側の重量が6g軽いため、修正が必要だったことです。ヘッド側が6gも違うというのは、かなり違います。部品が少ないのでしょうか(;´∀`)?


レッドテープ


 とりあえず、5gアップと10gアップの両方を試しました。テープを貼った場所はフェイスの横部分です。以前にもこのようなグロメットの部分に穴をあける方法でやっていたので、そんなに苦労しませんでした。アエロはフレームが局面になっていて、テープをまっすぐに貼るのが難しいため、こんなやり方にしています。使用する道具は鉛筆、はさみ、定規、穴あけパンチ。

 試した結果ですが、ストロークはボールが吹っ飛びます。10gではアウト連発です。スイングスピードが上がったのでしょう。多少スイートスポットを外してもラケットがボールに負けにくくなりました。
 ボレーについては、ボレーが安定します。これもボールに負けにくくなった感じです。操作性は特に悪くなったようには感じませんでした。また、スライスが浮きにくくなったように感じました。

 ボールが良く飛ぶようになったことを除けば、問題ありません。しかし、ボールが飛ぶようになったことが一番の収穫かもしれません。
 今まで、柔らかめのストリングではボールにキレやパワーがなく、テンションを上げて固くしても飛ばなくなるだけでした。しかし、ウェイトを足したらアウトを連発する程飛ぶようになったので、かなりテンションを上げることが出来ます。そうすれば柔らかいストリングでも固く張ることができるようになるのです…、と思いたいです。
 憶測でしかありませんが、もしこの通りに事が進んでいるとしたら、今まではスイングウェイトが軽すぎたのかもしれません。そのせいで満足にボールを潰すことができず、リベンジのような固いストリングじゃなければだめなんだと感じていた可能性もあります。
 幸いにも(?)ストリングは事欠かないほどあるので(特にプロハリケーンのゴールド)、どれくらいのテンションまで上げられるかを試してみようと思います。
ラケット | 投稿者 ジミー 20:27 | コメント(0)| トラックバック(0)

ぴゅ~と吹く振動止め

ソニックダンプ

 1ヶ月ほど前から、この振動止めを使っています。バボラのソニックダンプというものです(Babolat Sonic Damp Yellow)。この振動止めはTWで次のように説明されています。

Silicone dampener that whistles according to your swing speed.
スイングスピードに合わせてぴゅ~ぴゅ~音が鳴る、シリコン製の振動止めだよ!


 この説明を見て、なぜか迷わず購入しました。他の人とは一味違ったものを使いたいと思っているからでしょうね。一味違うどころではないと思いますが…。

 見ての通り、穴が開いているのでスイングするとビュンビュンと音がなります。ただそれだけです。本当にそれだけです…。音の大きさは周りの人に迷惑を掛けるほどではありません。プリンスのO3と同じくらいの音だと思っています。振動止めの機能としては普通だと思います。

 欠点もありまして、ボールを打つと取れやすいです。特に、表面がよく滑るストリングを使うとどこかへ飛んで行きがちになります。この振動止めに限らず、バボラの振動止めにはよくあることですけどね。

 ちょっと(かなり?)変わったものを使いたい人向けの振動止めです。
ラケット | 投稿者 ジミー 16:48 | コメント(5)| トラックバック(0)

実業団対抗 東北大会③

 実業団対抗 東北大会②の続きです。

 ラケットの話です。

 一ヶ月ほど前にラケットを替えました。ピュアストームリミテッドGTからアエロプロドライブGTに変更しました。元サヤに収まった感じです。

 ピュアストームリミテッドも良いのですが、スピナーの自分にとってはトップスピンが人並みになるため、つまらなく感じました。フェイスが95inch、ストリングパターン18×20であるため、スピンがかからなくなるのは当然です。
 どうしてアエロに戻ったのかと言えば、自分の特徴であるフォアハンドのスピンを生かすためです。じゃあ、なぜピュアストームリミテッドを使ったかといえば、スピンを減らすためです。わけわかんないですね。
 今までは自分の特徴であるスピンが長所であるよりも短所になっていました。ボールが短く、叩かれやすい高さになりがちだったのです。そのため、短所になりがちのスピンを潰すためにピュアストームリミテッドを使用しました。

 でも、自分の特徴がなくなるからつまらない。フォアハンドのスピン量だったら県内でもトップクラスに入る(?)と自分では思っちゃったりしています。それほどの特徴を生かせれば、格上にも多少は善戦出来るのではないかと思いました。対戦相手が「私、こんなの初めて…(///)」と思うほどのスピンだったら、コントロールやスピードがなくても打ちにくいボールになるはず。ならばスピンに特化してそれだけなら誰にも負けないくらいになればいい、フォアはシングルスで一番多く打つショットなのだから武器にしない手はない、そう考えたのです。その結果、スピンに特化したアエロに戻ったのです。

 しかし、スピンに特化するだけではダメです。今まではそれが短所でしたから。そこで、いろいろと考えました。
 そのひとつがストリングを細くすること。1.30から1.25にしました。反発力が上がるのでボールが遠くまで飛ぶようになります。そうすれば、短くなりがちだったボールも深くなります。すごく単純なことですね。なぜもっと早く気づかなかったのか…。ロールでリベンジの1.30を買っちゃったので、それを消費するまで待っていたという事情もありましたが。
 もうひとつがテンションです。去年は1.30の太さで53lbsでしたが、今回は1.25で50lbsで行きました。テンションを落としてもっとボールを飛ばすようにしたのです。これまたすごく単純。

 こんなことを考えてアエロにリベンジ(1.25)で挑み、成果をあげることができたと思います。スピンがあれば武器になると感じました。多少強引なパワープレイでも、ボールはコートに入っちゃいます。非常に疲れますけど。


 ところで最近、バボラの新しいストリングが出ました。RPMブラストです。どうもこれまでのものよりスピンが掛かるらしい…スピン原理主義者となった自分にとっては選択肢の1つに入ります。TWで購入したのですが、まだ使ってません。リベンジのロールがまだまだたくさんあるし…RPMブラストを使ってそっちの方が良いと感じてしまったら残りのロールはどうしてくれる…。たぶん、近々使ってみると思います。


RPM、ハリケーンフィール
 噂のRPMブラストと、人知れず発売されていたハリケーンフィールです。後者は快適性重視のポリらしいです。

 続きはこちら実業団対抗 東北大会④
ラケット | 投稿者 ジミー 19:40 | コメント(2)| トラックバック(0)

PS Ltd GT使った

 先日届いたピュアストームリミテッドGT(PS Ltd GT)を使いました。

 使った感想の前に、少しだけ準備について。これまで使っていたピュアストームツアー(PST)よりもヘッドライトなPS Ltd GTですが、それをあまりいじらずにどうにかしようと考えました。その1つがレザーグリップを剥がしたことです。これによってグリップ部分を軽くすることができるので、バランスをヘッドに持っていくことができます。それに加えて、オーバーグリップテープをこれまでのものより薄いものにしました。これでグリップ部をさらに軽くして、PS Ltd GTと素の状態のPSTをだいたい同じバランスになりました。この状態にしてようやくPS Ltd GTを使いました。最初は何もいじらないで使うよね…という突っ込みが聞こえくる気もしますが…(;・∀・)。

 感想です。自分が考えた(望んでいた)通りでとてもよかったです。ストロークの安定性とコントロールを求めてこのラケットにしたのですが、その2つがとてもよく感じました。今までよりも深さのコントロールがしやすくなりました。ボレーも深さを出しやすくなりました。

 トップスピンもコントロールがしやすくなりました。ストリングパターンを16×20から18×20にした理由の1つがスピンのコントロールでした。出来るだけストリングとボールの接地面積を増やしたかったのです。その思惑通りにうまく行きました。

 問題ないだろうと思ってたけれど若干懸念していたパワーですが、素のPSTとはさほど違いは無いと感じました。GTになってパワー不足が改善されただろう、という見立ては正しかったようです。
 とはいえ、自分でチューンしたPSTに比べるとパワーが少し足りないように感じました。さらに、自分の打点で打てるならいいのですが、防戦に回るとボールは短くなってしまいがちでした。ということで、PS Ltd GTにもレッドテープを貼ることを考えました。これまでの経験から、まだまだ重くても振れる自信があったのです。というか、軽くて違和感があったというのも本音。
(PST使用時の最盛期?の重さは390gでした。今となってはなぜそこまで重くしたのか、不思議でしょうがない…。最終的には365gくらいに落ち着いきました。)



 使用した感想を踏まえて、自分のラケットは次のようになりました。

PS Ltd GTジミー仕様

PS Ltd GTヘッド部

ラケット ピュアストームリミテッドGT
説明不要、ご覧のとおりです。

ストリング
メイン バボラ・リベンジ1.30
クロス シグナムプロ・ハイペリオン1.30
もはや説明不要?6カ月かけてこれになりました。

テンション 45~50lbs
なぜこのテンションかと言われても説明の仕様が無い気がします。天気や気温によってテンションを変えるため、これくらいの変動幅を持たせています。ちなみに、これはストリンギングの際に引っ張るテンションではなくて、張りあがったストリング(メイン)をストリングメーターで測定したテンションです。

振動止 Tecnifibre Vibra Clip Vibration Dampener
振動止の役割は薄く、音消しの役割をようやく果たしてくれるかどうか。ストリングによっては音消しにもなりません。自分にとっては半分は飾りとしての役割。

レッドテープ 2.5g×2
2つ目の画像の通り、ヘッドの両脇(3時9時方向)に貼りました。貼った経緯はこれまでの通り。この場所に貼ったのは安定性を求めた結果。

グリップサイズ 4
4のものを買いましたが、以下の2つを付けた状態のグリップサイズは不明。だって、場所によって太さが違うし…。

リプレイスメントグリップテープ バボラスマートグリップキット
これはこちらの通り。

オーバーグリップテープ  Tourna Tac II Overgrip XL
トーナと言ったらドライが有名ですが、こちらはウェット(タッキー)。色はおなじみの青の他に白とピンクがあります。ピンクにしてみようかな…(´-`)

長さ ノーマル(27in)
ロングもありますが、今まで通りにしました。

重さ 349g
ストリングやらグリップやら全部込みの重さです。大した重さと感じないどころか、少し軽く感じてしまう自分はちょっとおかしいかもしれない。


 こんな感じです。細かいところは変更するかも知れませんが、このラケットは長いこと使い続けることになるでしょう。
ラケット | 投稿者 ジミー 14:52 | コメント(0)| トラックバック(0)

PS Ltd GT届いた

 PS Ltd GTが到着しました。今日は忘年会から帰ってきたのですが、酔いも覚めました。年甲斐もない(;・∀・)


PS Ltd GT


 2本買ったので、とりあえず重さを量りました。ラケットには製品誤差があり、カタログでは±7gとなっています。料理用の量りで量ってみると…何と両方とも319gで一緒でした(公称値は320g)。しかし、喜ぶのはまだ早い。大丈夫だと思うけれどもバランスを測定してみる。すると、バランスも一緒でした。かなりラッキーです。購入元のTEWUが、わざわざ同じ重さ・バランスのものを選んでくれたわけではないと思います。というのも、在庫の数がラケットを選べるほど多くはなかったからです。もし重さが違っていたらレッドテープで調整することを考えていたのですが、その手間が省けました。

 PS Ltd GTは画像の通りレザーグリップです。が、容赦なく剥ぎました。スマートキットを装着する際に、それに付属するリプレイスメントグリップの代わりにレザーを巻くことも考えました。しかし、双方の重さを量ってみると、レザーの方が5gも重いのです。今まで使っていたPSTよりもこのラケットはトップライトになります。その差を僅かでも埋めるためにレザーグリップを剥がしました。もったいないといえばもったいない。けれども仕方ない。

 スマートキットを装着した後に念のため再び重さを量ると、両方とも重さは318gで同じでした。なんとも幸先のいいスタートです。次回はこのラケットを使った感想を書こうと思います。
ラケット | 投稿者 ジミー 22:51 | コメント(0)| トラックバック(0)

PS Ltd GTを購入したワケ

 今まで、ラケットはピュアストームツアー(以下PST)を使用していましたが、ピュアストームリミテッドGT(以下PS Ltd GT)を使用することを決意しました。PS Ltd GTを買おうと決めたことについて書こうと思います。

 自分がラケットに求めるものはコントロールと安定性です。そこで、これまで使っていたPSTから海外で販売されているPS Ltd GTへ移行することを考えました。
 しかし、あまりにもボールが飛ばなくなることが考えられます。PSTからPS Ltd GTへ変更すればスペック的には飛ばなくなります。具体的には、ヘッドサイズ98sq.inch→95sq.inch、フレーム厚21mm→19mm、ストリングパターン16×20→18×20となります。なので、このまま変えずにPSTをずっと使用するという選択肢もありえました。

 ここで一旦話は逸れて、これまで使ってきたPSTについてです。このラケットを使用している人はあまり見かけませんが評判は良いラケットです。TWには各商品にFeedbackなるものがつけられています。これは、一般の方がその商品についての感想なんかを書くのです。それに加えて、ストリングとラケットの一部の商品にはReviewというものがあります。これは、ストリングはUSRSA(United States Racquet Stringer's Associat:アメリカラケットストリンガー協会)の会員が実際に使用して、各性能に関してコメントをしたり点数を付けたりしており、ラケットはテスターがラケットを使用した感想や点数が付けられています。PSTにもReviewが付けられています。それを見ると総合点(Overall)は81点です。他のラケットのReviewと比べると高得点です。しかし、各性能の中で一番低い点数がついているのはパワーです。そして、各テスターはパワーが足りないという趣旨のコメントをしています。
 実際に自分が使用してもパワーが足りないとは感じていました。ですので、ヘッドにレッドテープを貼っていました。操作性は悪くなるけど仕方ないかな、と思いつつ…。そんなラケットが最近モデルチェンジしてGTとなりました。それによってパワー不足が改善されていたら、PS Ltd GTへの移行はありかな、と考えました。

 そんな折、一緒にテニスをしている方がピュアストームツアーGTを購入しました。一球だけ打たせてもらうと、まぁ…びっくりするくらい飛ぶこと…。リベンジの一本張りだというのに軽快に飛びました。自分のPSTなんてクロスにハイペリオンを張ってレッドテープまで貼っているというのに、それよりも…ブツブツ。GTになってパワー不足はだいぶ改善されたようです。これならPS Ltd GTに移行しても問題はないだろうと判断、購入に至りました。

 しかし、不安な点もあります。バランスが大きくトップライトになるのです。PSTとPS Ltd GTの重さは変わらないのですが、PS Ltd GTはヘッドが小さくて薄いので、ヘッド側が比較的軽くなります。スイングウェイトは20も違うようです。さらに、僕が使ってきたPSTはヘッドに10gくらいのレッドテープを貼っていたので、輪っかをかけてトップライトになってしまいます。軽すぎて、タイミングが合わなくなる予感がプンプンします。またレッドテープを貼ることになるんだろうか…。期待も不安も使ってみてのお楽しみになりそうです。
ラケット | 投稿者 ジミー 22:08 | コメント(0)| トラックバック(0)

ラケット変更予後

 アエロプロドライブ(APD)からピュアストームツアー(PST)に変更しましたが、予後は順調です。特にいいのはスピンが制御できるようになったことです。僕はスピンを掛けようと意識せずとも常人よりも多量にスピンが掛るという、生まれつきのスピナーです。そんな僕がAPDを使うとスピンが掛り過ぎて困ったため、PSTに変更しました。

 APDを使っていた時は、スピンを意識しない強打(いわゆるフラットドライブ?)でもかなりスピンが掛っていました。そのため、短いボールやネットが多い傾向にありました。また、スピンが欲しくて意識して掛けた場合はかすれるような当たりのボールしか打てませんでした(前衛の足元を狙う場合、ショートクロスを狙う場合には有効でした)。そしてフラットは制御不能です。フェイスサイズ100、中厚なため、自分にとっては飛びすぎたのです。
 PSTに変更後は、フラットドライブは少しスピンが減少したため程よい長さのボールが打てます。意識してスピンを掛ける場合も、かすれるほどではないけれどヘビースピンなボールが打てるし、かすれるようなトップスピンも打てます。フラットは、APDよりも薄くて面が小さいため制御できます。
 APDとPSTの自分にとってのスピン性能を車のミッションで表すと、
APDは壊れた1速・調子の悪い3速・5速のギアしかない
PSTは正常な1速・調子の良い3速・4速・5速のギアがある
という感じです(1速はフラット、3速はフラットドライブ、5速がかすれる当たりなスピン)。わかりにくい例えかもしれないけど…。PSTに変更したらフラットが使えるようになり、スピンの多少のコントロールの幅が広がりました。2速がないのは僕の生まれつきの性質のようなものだと思ってください。もしかしたら、PSTは1速~4速と表現した方が正しいかも。

 約2年間APDを使った自分が考える、どんな人にこのラケットを勧められるかについてです。
 まず1つは、あまりにも馬鹿力で強力なスピンがないとコートに収められない人です。極端な例ではナダルのような人です。ただし、スピンをしっかり打てない人がこのラケットを使ってもただ飛ぶだけだと思います。このラケットは使う人のスピンの打ち方に掛算的にスピン増加をもたらすものだと思います。つまり0に何を掛けても0にしかならないのです。スピンの打ち方ができない人が使っても、スピン増加は求められないでしょう。
 もう1つは、スピンがもっと欲しいという人です。再びミッションで例えると、1速・2速・3速しかないのを1速・3速・5速にしたいという人です。

 最後になりますが、APDはいいラケットだと思います。ストロークだけでなく、ネットプレーもしっかりこなせるラケットです。ただ、自分には縁のない方がよかったというだけでした…。
 ところで、APDが一本あるのですがどうしようか悩んでいます。グリップ改造やレッドテープによるフェイス部分の増量など、結構こだわって手を加えたため、愛着があるといえばあるのです。特にレッドテープは自信作です。


アエロレッドテープ


アエロはフレーム部分が曲面なので、普通に貼ってもまっすぐになりません。それが気にいらなかったため、グロメットが当たる部分に穴をあけたのです。穴1つ分の重量なども計算して約18g分貼りました。結構きれいにできたので気に入っています。グリップもレッドテープも元に戻すこともできるので売ることも可能なんですけどね。塗装が剥がれた部分もあるけれど、購入してから4か月くらいしか経ってないから程度も良好だし…。身近に欲しい人がいるなら売ってもいいかなぁ…。
ラケット | 投稿者 ジミー 14:55 | コメント(0)| トラックバック(0)
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