2011年04月29日
今年度初戦
今日は今年度初の大会でした。
シングルスの相手は地震で中止となった大会で当たる予定だった人でした。速いサーブが武器ですが、事前に相手の情報を入手(?)していたので戦略を立てて臨みました。天気は10m位の強風が吹き荒れる天気だったので、サーブが武器の相手ならこちらに有利に働くだろうと考えていましたが、こちらもサーブには不安がありました。昨年からサーブで手首を痛めることがあり、最近また再発しました。そのため、フォームがばらばらで不安定になることが往々にしてありました。
そんなこんなで始まった試合。相手のサーブは速いがダブルフォールトが多かったこと、戦略が上手くいったことにより、大きくリードできました。それまでは自分のサーブも無難に出来ていましたが、そこから崩れてきました。さらには相手もフォールトしないようにスピードを落としてきましたが、それでも十分速い…。
そんなこんなで試合が終わりました。5-1とリードしていたのに終わってみたら6-8で負け。あまりにも悔まれる試合。うぼぁー……。
そしてダブルスは意気消沈したまま、ペアも風邪で調子が悪い状態で臨みました。昨年は楽に勝った相手に4-8で負け。完全に腑抜けた感じでした。
なんとも後味の悪い大会になりました。とりあえずは手首を痛めるサーブを修正するため、サーブを勉強したいと思います。その前に湿布貼ろうか…。
シングルスの相手は地震で中止となった大会で当たる予定だった人でした。速いサーブが武器ですが、事前に相手の情報を入手(?)していたので戦略を立てて臨みました。天気は10m位の強風が吹き荒れる天気だったので、サーブが武器の相手ならこちらに有利に働くだろうと考えていましたが、こちらもサーブには不安がありました。昨年からサーブで手首を痛めることがあり、最近また再発しました。そのため、フォームがばらばらで不安定になることが往々にしてありました。
そんなこんなで始まった試合。相手のサーブは速いがダブルフォールトが多かったこと、戦略が上手くいったことにより、大きくリードできました。それまでは自分のサーブも無難に出来ていましたが、そこから崩れてきました。さらには相手もフォールトしないようにスピードを落としてきましたが、それでも十分速い…。
そんなこんなで試合が終わりました。5-1とリードしていたのに終わってみたら6-8で負け。あまりにも悔まれる試合。うぼぁー……。
そしてダブルスは意気消沈したまま、ペアも風邪で調子が悪い状態で臨みました。昨年は楽に勝った相手に4-8で負け。完全に腑抜けた感じでした。
なんとも後味の悪い大会になりました。とりあえずは手首を痛めるサーブを修正するため、サーブを勉強したいと思います。その前に湿布貼ろうか…。
2011年04月20日
テンション測定アプリ-Freqmess③
テンション測定アプリの補足です。
このアプリのデフォルトの設定では、単位はメートル法になっていて、ラケットのヘッドサイズはcm、テンションはkg単位になっています。対して日本ではヤード・ポンド法が使われていて、ヘッドサイズはinch、テンションはポンド(lbs)です。このアプリではメートル法とポンド・ヤード法とを簡単に切り替えることができます。しかし、ポンド・ヤード法にすると厄介な点があり、mass densityを設定にもポンド・ヤード法が適用されることです。具体的にはストリングの長さはinch、重さはonzになります。ほとんど馴染みがない単位だし、小数点以下のごく小さい値になるので使いづらくなります。ですので、mass densityを設定するときだけメートル法、それ以外の時にポンド・ヤード法に切り替えるといいと思います。
あと、使ってみての感想です。これまでに測定したのはツアーバイトだけですが、ツアーバイトでも3通り張りました。すなわち、1.25一本張り、1.30一本張り、1.25と1.30のハイブリッドです。この中で最も測定しづらかったのは1.30です。やはり、硬くて大きい音が出づらいからです。このようなストリングを測定するコツは大きな音が出やすいポイントをさがすことです。それをつかめば簡単に測定出来るようになりました。
最後に、張りたてのストリングを測定してみました。張ったのはツアーバイトで、メイン1.30、クロス1.25、テンションは55lbsとしました。張った直後に測定したところ、36.49lbsでした。ただ単に張るだけでもロスするものだと思いました。それにしても測定が楽です。このままテンションの推移を見守ってみようかな…。
このアプリのデフォルトの設定では、単位はメートル法になっていて、ラケットのヘッドサイズはcm、テンションはkg単位になっています。対して日本ではヤード・ポンド法が使われていて、ヘッドサイズはinch、テンションはポンド(lbs)です。このアプリではメートル法とポンド・ヤード法とを簡単に切り替えることができます。しかし、ポンド・ヤード法にすると厄介な点があり、mass densityを設定にもポンド・ヤード法が適用されることです。具体的にはストリングの長さはinch、重さはonzになります。ほとんど馴染みがない単位だし、小数点以下のごく小さい値になるので使いづらくなります。ですので、mass densityを設定するときだけメートル法、それ以外の時にポンド・ヤード法に切り替えるといいと思います。
あと、使ってみての感想です。これまでに測定したのはツアーバイトだけですが、ツアーバイトでも3通り張りました。すなわち、1.25一本張り、1.30一本張り、1.25と1.30のハイブリッドです。この中で最も測定しづらかったのは1.30です。やはり、硬くて大きい音が出づらいからです。このようなストリングを測定するコツは大きな音が出やすいポイントをさがすことです。それをつかめば簡単に測定出来るようになりました。
最後に、張りたてのストリングを測定してみました。張ったのはツアーバイトで、メイン1.30、クロス1.25、テンションは55lbsとしました。張った直後に測定したところ、36.49lbsでした。ただ単に張るだけでもロスするものだと思いました。それにしても測定が楽です。このままテンションの推移を見守ってみようかな…。
2011年04月16日
検査結果
昨夜は飲み過ぎて頭が痛かったのですが、今日MRI検査に行ってきました。検査の結果ですが、「頚椎ヘルニア」でした。自分としては「ですよねー」といった感じ。ただ、そんなにひどい程度ではないので手術等は必要ありません。椎間板が神経に触っていますが、そこまで深く刺さっているようではなさそうです。
昔から首、肩周りの痛みに悩まされており、年に2,3回はどうしようもないくらいひどくなることがあります。今回襲った痛みはかなりひどいもので、一人で起き上がることもままならないものでした。「どうしてもトイレに行きたい…!」という思いで起き上がりましたが、ほんとうに大変でした。この年になって、痛さで涙をながすことになるとは思わなかった…。
頚椎と一緒に頭部も撮影しましたが、こちらは異常ありませんでした。MRI検査前にレントゲンを撮影したとき、先生が頚椎と一緒に写った頭蓋を見て、気になるところがあるから一緒に頭部も撮影しましょう、ということでした。まあ、何もなくてなによりでした。
ただ、先生から「ヘルニア」という言葉を聞いたとき、自分の頭には
という言葉が最初に浮かびました。自分でもわけがわからん。やっぱり頭には異常があるのかもしれません。
昔から首、肩周りの痛みに悩まされており、年に2,3回はどうしようもないくらいひどくなることがあります。今回襲った痛みはかなりひどいもので、一人で起き上がることもままならないものでした。「どうしてもトイレに行きたい…!」という思いで起き上がりましたが、ほんとうに大変でした。この年になって、痛さで涙をながすことになるとは思わなかった…。
頚椎と一緒に頭部も撮影しましたが、こちらは異常ありませんでした。MRI検査前にレントゲンを撮影したとき、先生が頚椎と一緒に写った頭蓋を見て、気になるところがあるから一緒に頭部も撮影しましょう、ということでした。まあ、何もなくてなによりでした。
ただ、先生から「ヘルニア」という言葉を聞いたとき、自分の頭には
「ヘルニアン・ラプソディー」
という言葉が最初に浮かびました。自分でもわけがわからん。やっぱり頭には異常があるのかもしれません。
2011年04月14日
要検査
今週の土曜日にMRI検査を受けることになりました。検査対象部位は頭部及び頚椎。我ながらヒトとしてクリティカルすぎる部位です。「どうせ何もないだろう」という気持ちが半分、「何年も苦しんだ部分なんだから何もないはずがない」という気持ちが半分です。
検査結果については、何かあったら報告します。多分何もないだろうけど…^^;
検査結果については、何かあったら報告します。多分何もないだろうけど…^^;
2011年04月11日
テンション測定アプリ-Freqmess②
長くなったので分割しました。①の続きです。
mass densityを調べてテンションを測定しました。使用したストリングはツアーバイト16(1.30)で、12m分切りだして重さを測定したところ21gでした。これにより、このストリングのmass densityは21g/12m=1.75g/mとなります。この値を設定して、もともとツアーバイト16を張っていたラケットで測定しました。
その結果「12.75kg」というより確からしい測定値が繰り返し出力されました。公式サイトのとおり、mass-densityを調べてから測定した方がいい、というよりもやらないとダメなことがありそうです。公式サイトに引用されている文献によれば、テンションの測定に大きく影響するのはmass densityであり、ストリングの素材や太さはそれほど関係ないとかなんとかだそうです。そうだとすると、ハイブリッドでもどうにかなると思います。メインとクロスのそれぞれのストリングのmass densityを求めて、足して2で割れば良い…のかな?
ちなみに一日経ってからまた測定したところ、「12.72kg」という結果でした。一日で0.03kgしかテンションが落ちていないということなので、ツアーバイトのテンション維持の良いということだと思います。それよりも、このアプリがたった0.03kgの違いを測定できたことに驚きました。ほんとうに凄いと改めて思います。
あと、なぜツアーバイトのmass densityがデフォルトの値より小さいのか考えました。アプリのポリエステル1.30のデフォルト値は1.84ですが、ツアーバイト16は1.75とかなり低いのです。これはストリングの形状のせいだと考えられます。ツアーバイトの形状は丸ではなく四角形ですが、太さの公称値は対角線の長さなのだと思います。そうなると、多くのストリングに見られる丸型よりも質量密度は低くなります。言葉にすると分かりにくいですが、図にすると分かりやすいです。
外側の円が普通な丸形状のストリング、その内側の四角形がツアーバイトです。ツアーバイトの太さを対角線の長さだとすれば、丸形状のストリングと同じ太さ(直径)にはなるものの、ツアーバイトの方が体積は一回り小さくなります。それにより、質量密度も低い値になるのです。これらのことから言えるのは、このアプリで丸じゃない形状のストリングのテンションを測定する場合はmass densityを調べた方がいいだろう、ということです。
YouTubeで動画を漁っていたら、iPhoneのracquetTuneというアプリを見つけました。こっちの方がいいなぁ…。色々書いていて思ったけど、すごいね、スマホ。改めてそう思った。
mass densityを調べてテンションを測定しました。使用したストリングはツアーバイト16(1.30)で、12m分切りだして重さを測定したところ21gでした。これにより、このストリングのmass densityは21g/12m=1.75g/mとなります。この値を設定して、もともとツアーバイト16を張っていたラケットで測定しました。
その結果「12.75kg」というより確からしい測定値が繰り返し出力されました。公式サイトのとおり、mass-densityを調べてから測定した方がいい、というよりもやらないとダメなことがありそうです。公式サイトに引用されている文献によれば、テンションの測定に大きく影響するのはmass densityであり、ストリングの素材や太さはそれほど関係ないとかなんとかだそうです。そうだとすると、ハイブリッドでもどうにかなると思います。メインとクロスのそれぞれのストリングのmass densityを求めて、足して2で割れば良い…のかな?
ちなみに一日経ってからまた測定したところ、「12.72kg」という結果でした。一日で0.03kgしかテンションが落ちていないということなので、ツアーバイトのテンション維持の良いということだと思います。それよりも、このアプリがたった0.03kgの違いを測定できたことに驚きました。ほんとうに凄いと改めて思います。
あと、なぜツアーバイトのmass densityがデフォルトの値より小さいのか考えました。アプリのポリエステル1.30のデフォルト値は1.84ですが、ツアーバイト16は1.75とかなり低いのです。これはストリングの形状のせいだと考えられます。ツアーバイトの形状は丸ではなく四角形ですが、太さの公称値は対角線の長さなのだと思います。そうなると、多くのストリングに見られる丸型よりも質量密度は低くなります。言葉にすると分かりにくいですが、図にすると分かりやすいです。
外側の円が普通な丸形状のストリング、その内側の四角形がツアーバイトです。ツアーバイトの太さを対角線の長さだとすれば、丸形状のストリングと同じ太さ(直径)にはなるものの、ツアーバイトの方が体積は一回り小さくなります。それにより、質量密度も低い値になるのです。これらのことから言えるのは、このアプリで丸じゃない形状のストリングのテンションを測定する場合はmass densityを調べた方がいいだろう、ということです。
YouTubeで動画を漁っていたら、iPhoneのracquetTuneというアプリを見つけました。こっちの方がいいなぁ…。色々書いていて思ったけど、すごいね、スマホ。改めてそう思った。
2011年04月10日
テンション測定アプリ-Freqmess①
一緒にテニスをする方から、iPhoneにストリングのテンションを測定するアプリがあると聞きました。アンドロイドなら持っているのでアンドロイドマーケットを調べてみたら、「Freqmess」というアプリがありました。有料ですが100円ちょっとなので購入しました。
使用方法は公式サイトにもありますが、動画を見てもらった方が早いです。
基本的な手順としては、
1.ラケットの種類(ヘッドサイズ)を選択する。
2.ストリングの種類(ポリエステルまたはナイロン及び太さだけど結局は後述のmass density)を選択する。
3.「Record」をタップする。
4.フェイスの中心を掌底で叩いて、ストリングをぽーんと鳴らせる(振動止めは外しておきます)。
5.その音を携帯電話に聞かせてあげる。
6.テンションが測定される。
というものです。測定原理ですが、ストリングの音の周波数からテンションを推定するもののようです。分解能は、周波数については2Hz、テンションは0.1kg、十分でしょう。
実際に使いました。被験体はこのアプリの存在を教えてくれた方のラケット(旧V-CON)です。ツアーバイトを張って欲しいと頼まれていて預かってました。ストリングは1時間前に張りたてなので大抜擢。
ヘッドサイズは100inch、ストリングは1.25mmと設定。テンションは希望通りの55ポンド=24.91㎏に張り上げました(テンションメーターで測定済み)。ということでやってみる。
5.63kgは約12.42ポンド。そんなわけなかろうヽ(`Д´)ノプンプン
そこで自分のラケットを叩いてみるとV-CONより音が大きい。V-CONをよく見るとグロメットに「SHOCKLESS GROMMET」と書いてある。おそらくこれによって音が吸収されたのだと思います。そのため、テンションが低く測定されたのだろうと…。このアプリの使用上の注意には振動止めは予め外すこととあります。振動止めの機能を備えたラケットでは使いものにならないのでしょうか。
続いて自分のラケット。先程のV-CONとフェイスサイズもストリングも同じなので設定は変わらず。
約33.90ポンドという結果。このアプリを作ったのは誰だーヽ(`Д´)ノプンプン!!と思っていたら公式サイトにしっかりと説明がありました。ちゃんと見なきゃダメですね(∀`*ゞ)
その説明を自分なりに翻訳して要約します。
Q.なんでこのアプリの測定値ってこんなに低いの?40ポンドにもならねーぞ?
A.まぁ、落ち着いてよ。例えば、君が50ポンドでストリングを張ったとしてもね、ラケットに張り上げたストリングに残っているテンションは50ポンドじゃないんだ。そうなるのは色々とわけがあるんだけど、ストリングマシンで引っ張るテンションと張り上がったストリングに残っているテンションには、どうしても10kg(22ポンド)くらいの差が出ちゃう。それで、このアプリが測定するのは引っ張ったテンションじゃなくて、張り上がったストリングに残っている方のテンションなんだ。まぁ、それだとテンションが分かりにくいよって思うかもしれないけど、工夫次第でどうにかなるよ。その方法だけど、このアプリの測定値に、張ったことで「ロスしたテンション」を足せばいいんだ。「ロスしたテンション」っていうのは、マシンで引っ張ったテンションと張り上がったストリングに残っているテンションの差のことだよ。ポリエステルだと10kg(22ポンド)くらいだね。
この説明を見て納得しました。引っ張るテンションと実際に残っているテンションが異なるのは当然です。そして、テンションメーターはストリングに残っているテンションを引っ張ったテンションに置き換えているということです。そのため、このアプリとテンションメーターでは大きな差が出たのです。その差は、55-33.90=21.1ポンド。Q&Aに出てきた10kg(22ポンド)に近いのです。なるへそなるへそ…。実際に数値が出ると妙に納得してしまう。
ロスしたテンションを厳密に知りたいなら、ストリングを張った直後にアプリで測定して、引っ張ったテンションから測定値のテンションを引いて差を求めればよいということになります。おそらく、ストリングの種類や太さ、ラケットによってそのテンションは異なるでしょう…とか書いていたら、公式サイトにも同じようなことが書かれていました。ちゃんと見ないとダメだけど、英文で数式が出てくると知恵熱が出そう…。
その他の感想です。5回連続測定しましたが、いずれも「15.36kg」という結果でした。次に、ツアーバイト16(1.30)を張ったラケットで測定してみました。こちらはばらつきが多かったのですが「7.74kg」という値が連続で出ました。測定値はかなり低いのですが、実際のテンションはこんなものなのでしょうか?測定値の信頼性はある程度あると思いますが、複数回測定した方が確実だと思います。
あと、「mass density(質量密度、アプリでは1mあたりのストリングの重さ、g/m)」を計って設定するべきという説明があるので、そちらも気になります。これについては、次に張るときやってみます(次回参照)。
それと、カチカチに張ったポリエステルに何度も掌底を食らわせるのは苦行に他ならないので、トンカチで軽く叩いて音を出しました。それでも測定値は変わらなかったので、叩き方はあまりこだわらなくていいのかもしれません。
このアプリを使うとストリングメーターで測定するよりもはるかに楽です。叩いて音を聞かせるだけですから、気軽にテンションを測定できます。テンション維持性能を調べていたときにこれがあったら…(;´д`)
まだ検討するべきことはありますが、100円ちょっとの値段でこれはすごい!と思います。
欲を言えば、単位をcm→inch、kg→lbsに変更できたり、測定数値と日付を記録して折れ線グラフにできれば完璧なんだけどなぁ…|д゚)チラッ と思っていたら、単位の変換はできます。これについては後日書きます。
使用方法は公式サイトにもありますが、動画を見てもらった方が早いです。
基本的な手順としては、
1.ラケットの種類(ヘッドサイズ)を選択する。
2.ストリングの種類(ポリエステルまたはナイロン及び太さだけど結局は後述のmass density)を選択する。
3.「Record」をタップする。
4.フェイスの中心を掌底で叩いて、ストリングをぽーんと鳴らせる(振動止めは外しておきます)。
5.その音を携帯電話に聞かせてあげる。
6.テンションが測定される。
というものです。測定原理ですが、ストリングの音の周波数からテンションを推定するもののようです。分解能は、周波数については2Hz、テンションは0.1kg、十分でしょう。
実際に使いました。被験体はこのアプリの存在を教えてくれた方のラケット(旧V-CON)です。ツアーバイトを張って欲しいと頼まれていて預かってました。ストリングは1時間前に張りたてなので大抜擢。
ヘッドサイズは100inch、ストリングは1.25mmと設定。テンションは希望通りの55ポンド=24.91㎏に張り上げました(テンションメーターで測定済み)。ということでやってみる。
「ぽーん」
「Analyzing...」
「Tension is 5.63kg」
「…」
5.63kgは約12.42ポンド。そんなわけなかろうヽ(`Д´)ノプンプン
そこで自分のラケットを叩いてみるとV-CONより音が大きい。V-CONをよく見るとグロメットに「SHOCKLESS GROMMET」と書いてある。おそらくこれによって音が吸収されたのだと思います。そのため、テンションが低く測定されたのだろうと…。このアプリの使用上の注意には振動止めは予め外すこととあります。振動止めの機能を備えたラケットでは使いものにならないのでしょうか。
続いて自分のラケット。先程のV-CONとフェイスサイズもストリングも同じなので設定は変わらず。
「ぽーん」
「Analyzing...」
「Tension is 15.36kg」
「…」
約33.90ポンドという結果。このアプリを作ったのは誰だーヽ(`Д´)ノプンプン!!と思っていたら公式サイトにしっかりと説明がありました。ちゃんと見なきゃダメですね(∀`*ゞ)
その説明を自分なりに翻訳して要約します。
Q.なんでこのアプリの測定値ってこんなに低いの?40ポンドにもならねーぞ?
A.まぁ、落ち着いてよ。例えば、君が50ポンドでストリングを張ったとしてもね、ラケットに張り上げたストリングに残っているテンションは50ポンドじゃないんだ。そうなるのは色々とわけがあるんだけど、ストリングマシンで引っ張るテンションと張り上がったストリングに残っているテンションには、どうしても10kg(22ポンド)くらいの差が出ちゃう。それで、このアプリが測定するのは引っ張ったテンションじゃなくて、張り上がったストリングに残っている方のテンションなんだ。まぁ、それだとテンションが分かりにくいよって思うかもしれないけど、工夫次第でどうにかなるよ。その方法だけど、このアプリの測定値に、張ったことで「ロスしたテンション」を足せばいいんだ。「ロスしたテンション」っていうのは、マシンで引っ張ったテンションと張り上がったストリングに残っているテンションの差のことだよ。ポリエステルだと10kg(22ポンド)くらいだね。
この説明を見て納得しました。引っ張るテンションと実際に残っているテンションが異なるのは当然です。そして、テンションメーターはストリングに残っているテンションを引っ張ったテンションに置き換えているということです。そのため、このアプリとテンションメーターでは大きな差が出たのです。その差は、55-33.90=21.1ポンド。Q&Aに出てきた10kg(22ポンド)に近いのです。なるへそなるへそ…。実際に数値が出ると妙に納得してしまう。
ロスしたテンションを厳密に知りたいなら、ストリングを張った直後にアプリで測定して、引っ張ったテンションから測定値のテンションを引いて差を求めればよいということになります。おそらく、ストリングの種類や太さ、ラケットによってそのテンションは異なるでしょう…とか書いていたら、公式サイトにも同じようなことが書かれていました。ちゃんと見ないとダメだけど、英文で数式が出てくると知恵熱が出そう…。
その他の感想です。5回連続測定しましたが、いずれも「15.36kg」という結果でした。次に、ツアーバイト16(1.30)を張ったラケットで測定してみました。こちらはばらつきが多かったのですが「7.74kg」という値が連続で出ました。測定値はかなり低いのですが、実際のテンションはこんなものなのでしょうか?測定値の信頼性はある程度あると思いますが、複数回測定した方が確実だと思います。
あと、「mass density(質量密度、アプリでは1mあたりのストリングの重さ、g/m)」を計って設定するべきという説明があるので、そちらも気になります。これについては、次に張るときやってみます(次回参照)。
それと、カチカチに張ったポリエステルに何度も掌底を食らわせるのは苦行に他ならないので、トンカチで軽く叩いて音を出しました。それでも測定値は変わらなかったので、叩き方はあまりこだわらなくていいのかもしれません。
このアプリを使うとストリングメーターで測定するよりもはるかに楽です。叩いて音を聞かせるだけですから、気軽にテンションを測定できます。テンション維持性能を調べていたときにこれがあったら…(;´д`)
まだ検討するべきことはありますが、100円ちょっとの値段でこれはすごい!と思います。
欲を言えば、単位をcm→inch、kg→lbsに変更できたり、測定数値と日付を記録して折れ線グラフにできれば完璧なんだけどなぁ…|д゚)チラッ と思っていたら、単位の変換はできます。これについては後日書きます。
2011年04月09日
ツアーバイトまとめてみた
ツアーバイトを張ってみて、使ってみての感想をまとめます。
・全般的な特徴
ポリエステル、シルバー、形状は四角形。ロールのお値段は個人輸入では約130~155ドルくらいなので、安いとは言えないが高くはないです。国内ではまだあまり市場に出ていないようですが、個人輸入よりも割高になるでしょう。20000円以上?
・打感
最近のポリエステルとしては硬い…と思ったけど、硬い割には意外と柔らかい。ホールド感はそこそこ。
・パワー
パワーは結構有ります。ボヨーンと飛ばすというものではなく、直球を飛ばすパワーです。
・スピン
文句なし。これまで自分が使った中ではポリスター・ターボと双璧を成します。
・コントロール
良いです。コントロールがしやすいと思ったストリングはこれが初めてです。特にリターンをフラットで弾き返すときにコントロールの良さを感じました。硬いおかげかな?
・プレイアビリティ
硬いポリエステルの割には良いといった感じで及第点よりやや良いといったところ。パワーがあるおかげだと思いますが、ナイロンやナチュラルには絶対敵いません。これはツアーバイトに限らず、ポリエステル全般に言えることですが…。
・快適性
プレイアビリティで述べたことと同じく、硬いポリエステルの割にはいいといった感じです。
・テンション維持性能
文句なし。1,2週間使ってもテンションが大幅に落ちることはありません。硬くて伸びにくいおかげでしょう。
・耐久性
硬いだけあって文句なしでいいでしょう。今までポリエステルを切ったことがないけど…。四角形状は次第に丸くなりますが、すぐに丸くなるということはなさそうです。1,2週間ほど経ってもまだ角は残っています。
・ストリングのずれにくさ
ずれにくさというよりもずれた後の戻りやすさと言った方が正しいと思いますが、これも文句なしです。表面は光沢があって滑りやすく、ボールを打ってもあまり失われません。ノッチもできにくいです。これまた硬いおかげ?
・張りやすさ
硬い分だけ少しだけ張りにくいと感じる程度です。ですが、ストリングの表面はスムースで抵抗が少なくてテンションが出しやすいので、自分としては張りやすいと思っています。
・どんな人に向いていると思う?
以上、良い点をたくさん挙げましたが、大部分は硬さのおかげだと思うので、ハードヒッターでないと恩恵は受けにくいでしょう。
・最後に一言
長かったストリング探しの旅は終わりました。その終着点はこのツアーバイトとなりました。まさに自分が探していたものそのもので、非常に満足しています。
・全般的な特徴
ポリエステル、シルバー、形状は四角形。ロールのお値段は個人輸入では約130~155ドルくらいなので、安いとは言えないが高くはないです。国内ではまだあまり市場に出ていないようですが、個人輸入よりも割高になるでしょう。20000円以上?
・打感
最近のポリエステルとしては硬い…と思ったけど、硬い割には意外と柔らかい。ホールド感はそこそこ。
・パワー
パワーは結構有ります。ボヨーンと飛ばすというものではなく、直球を飛ばすパワーです。
・スピン
文句なし。これまで自分が使った中ではポリスター・ターボと双璧を成します。
・コントロール
良いです。コントロールがしやすいと思ったストリングはこれが初めてです。特にリターンをフラットで弾き返すときにコントロールの良さを感じました。硬いおかげかな?
・プレイアビリティ
硬いポリエステルの割には良いといった感じで及第点よりやや良いといったところ。パワーがあるおかげだと思いますが、ナイロンやナチュラルには絶対敵いません。これはツアーバイトに限らず、ポリエステル全般に言えることですが…。
・快適性
プレイアビリティで述べたことと同じく、硬いポリエステルの割にはいいといった感じです。
・テンション維持性能
文句なし。1,2週間使ってもテンションが大幅に落ちることはありません。硬くて伸びにくいおかげでしょう。
・耐久性
硬いだけあって文句なしでいいでしょう。今までポリエステルを切ったことがないけど…。四角形状は次第に丸くなりますが、すぐに丸くなるということはなさそうです。1,2週間ほど経ってもまだ角は残っています。
・ストリングのずれにくさ
ずれにくさというよりもずれた後の戻りやすさと言った方が正しいと思いますが、これも文句なしです。表面は光沢があって滑りやすく、ボールを打ってもあまり失われません。ノッチもできにくいです。これまた硬いおかげ?
・張りやすさ
硬い分だけ少しだけ張りにくいと感じる程度です。ですが、ストリングの表面はスムースで抵抗が少なくてテンションが出しやすいので、自分としては張りやすいと思っています。
・どんな人に向いていると思う?
以上、良い点をたくさん挙げましたが、大部分は硬さのおかげだと思うので、ハードヒッターでないと恩恵は受けにくいでしょう。
・最後に一言
長かったストリング探しの旅は終わりました。その終着点はこのツアーバイトとなりました。まさに自分が探していたものそのもので、非常に満足しています。
2011年04月09日
ツアーバイト使ってみた⑥
前々回まではツアーバイトはスピンがそこまで掛からないように感じていたので、そのための秘策を考えていました。その秘策とはハイブリッドです。ツアーバイトをその他のストリングとのハイブリッドでは使わなかったと言いましたが、それはそのとおりです。ツアーバイトとツアーバイトのハイブリッドなのです。何を言ってるんだお前は?と思うかもしれませんが、本当なのです。
自分が最初に購入したのはツアーバイト16L(1.25)でしたが、スピンをふやす秘策として手配したのはツアーバイト16(1.30)です。これを使って、メイン・ツアーバイト16、クロス・ツアーバイト16Lのハイブリッドにしようと考えたのです。これをハイブリッドというかどうかは怪しいですが、太さの異なる同種類のストリングを組み合わせる使用方法は、古来からあるようです。
なぜこれでスピンを増やせると考えたのかについてですが、それはストリングの形状を強調できるからです。最近のストリングはスピンを増やすために様々な形状のものがあります。ルキシロンのアルパワーラフ、アルパワースピン、サベージ、シグナムプロのトルネード、シグナムプロのポリプラズマヘキストリーム、テクニファイバーのブラックコードなどなど…。ですが、いくら形状を特殊なものにしても、テンションを掛けて引っ張れば形状は薄れてしまいます。そこで、その対抗策として太いストリングにしようと考えたのです。太い分だけ形状は保たれるはず…そうすればスピンを増やせるだろう。ツアーバイトはパワーもなかなかのものですので、1.25ではテンションを高めにして抑えていました。それならば太いものを使っても大丈夫だろう、とも考えました。
じゃあ、使ってどうだったかというとよくわかりません><まぁ、スピンは掛かるようになったかな…、と思いましたが…。
今日使ったのですが、雨でずぶ濡れだったし、その後に室内でやりましたが、初めてのフローリング(体育館)でしたので満足にボールを打てませんでした…。それに加えて、メインを太くした分だけテンションを下げたけれど、あまり下げる必要はなかったとも感じました。ちゃんと使ってから書きなさいよ、という声が聞こえる気がしますが、早起きだったし疲れたので何もやる気が起きず、こうしてダラダラとブログを書いているだけなのです…。
今後の方針ですが、ツアーバイトは16Lと16の2つのロールがありますので、ハイブリッドで使うと思います。さすがにロールが二つあるので、一方を使わないというのは勿体無くてできないです…。ロールが残り少なくなってきた頃合いを見て、16のみ、16Lのみ、ハイブリッドのどれがいいかを見極めたいと思いますが、そのうち打ち比べをしてみるかもしれません。今日のハイブリッドもどうだったのかよくわからなかったし…。とりあえず長く続いたツアーバイトシリーズはひとまず決着しましたが、長くなりすぎたのでまとめの回をつくろうと思います。その後は、何かあれば逐一書こうと思います。
いろいろありましたが、自分に満足のいくストリングを見つけられて本当によかったです。
自分が最初に購入したのはツアーバイト16L(1.25)でしたが、スピンをふやす秘策として手配したのはツアーバイト16(1.30)です。これを使って、メイン・ツアーバイト16、クロス・ツアーバイト16Lのハイブリッドにしようと考えたのです。これをハイブリッドというかどうかは怪しいですが、太さの異なる同種類のストリングを組み合わせる使用方法は、古来からあるようです。
なぜこれでスピンを増やせると考えたのかについてですが、それはストリングの形状を強調できるからです。最近のストリングはスピンを増やすために様々な形状のものがあります。ルキシロンのアルパワーラフ、アルパワースピン、サベージ、シグナムプロのトルネード、シグナムプロのポリプラズマヘキストリーム、テクニファイバーのブラックコードなどなど…。ですが、いくら形状を特殊なものにしても、テンションを掛けて引っ張れば形状は薄れてしまいます。そこで、その対抗策として太いストリングにしようと考えたのです。太い分だけ形状は保たれるはず…そうすればスピンを増やせるだろう。ツアーバイトはパワーもなかなかのものですので、1.25ではテンションを高めにして抑えていました。それならば太いものを使っても大丈夫だろう、とも考えました。
じゃあ、使ってどうだったかというとよくわかりません><まぁ、スピンは掛かるようになったかな…、と思いましたが…。
今日使ったのですが、雨でずぶ濡れだったし、その後に室内でやりましたが、初めてのフローリング(体育館)でしたので満足にボールを打てませんでした…。それに加えて、メインを太くした分だけテンションを下げたけれど、あまり下げる必要はなかったとも感じました。ちゃんと使ってから書きなさいよ、という声が聞こえる気がしますが、早起きだったし疲れたので何もやる気が起きず、こうしてダラダラとブログを書いているだけなのです…。
今後の方針ですが、ツアーバイトは16Lと16の2つのロールがありますので、ハイブリッドで使うと思います。さすがにロールが二つあるので、一方を使わないというのは勿体無くてできないです…。ロールが残り少なくなってきた頃合いを見て、16のみ、16Lのみ、ハイブリッドのどれがいいかを見極めたいと思いますが、そのうち打ち比べをしてみるかもしれません。今日のハイブリッドもどうだったのかよくわからなかったし…。とりあえず長く続いたツアーバイトシリーズはひとまず決着しましたが、長くなりすぎたのでまとめの回をつくろうと思います。その後は、何かあれば逐一書こうと思います。
いろいろありましたが、自分に満足のいくストリングを見つけられて本当によかったです。
2011年04月08日
ツアーバイト使ってみた⑤
あと一回続きますと言いましたが、もっと続きそうです。こうなったらとことん書こうと思います。一段落したら、温めていた心理学ネタを書こうかと思います。
昨日スクールでテニスをしました。亜空間殺法的な秘策をしようと思っていましたが、そのための手配が間に合いませんでした。そこで、テンションもあまり落ちていなかったことから、これまで張っていたツアーバイトをそのまま使いました。
気温は10℃くらいで暖かく、新年度ということでボールも新しくなっていました。そんなボールで普段どおり打っていると、同じストリングなのにこれまでとは全く違うものに感じました。今までは例年よりも気温も低かったし、物資不足なのかボールは比較的古くてフェルトが磨耗し、空気圧も低い状態だったせいかもしれません。
これまで、ツアーバイトはあまりホールド感は感じなかったのですが、その日はかなり感じました。「ツアー”バイト”」という名前のくせに食いつく感じはそれほど感じなかったのですが、その日はかなり食いつく感触で、ピンがかなり掛かるようになりました。これなら「世界一スピンが掛かる」という触れ込みにも納得出来るくらいでした。そして次のようにも思いました。
自分のテニスの理念はトップスピン至上主義的であり確率主義的であると思っていますが、そのような考え方にはうってつけなボールが打てます。
トップスピンの利点は多くありますが、その中でも自分が重要だと思うのは、ネット上の高いところにボールを通すことができることでネットが減る、ネットを通過した後は急降下するのでアウトも減る、総じてミスを減らすことができることです。このストリングであれば、速いボールでもネット上のかなり高い所を通すことができます。そしてパワーも十分あるので、バウンドは大きく弾んで打ちにくいボールにすることができて、ミスや短いボールを誘うことができます。つまり、ローリスク・ハイリターンな攻撃ができます。テニスはいくつものポイントを重ねるものなので、ミスで失点するリスクを減らすことは非常に重要だと思います。だからこそナダルが世界一なのだとも思っています。
とりとめもなく書きましたが、このストリングはこれまで使った中で一番気に入りました。最初からこのように感じていたら秘策を用意することもなかったでしょう。ですが、それに必要なものはすでに手配してしまったので、そちらも試してみたいと思います。ということで、まだまだ続いてしまうのです…。
昨日スクールでテニスをしました。亜空間殺法的な秘策をしようと思っていましたが、そのための手配が間に合いませんでした。そこで、テンションもあまり落ちていなかったことから、これまで張っていたツアーバイトをそのまま使いました。
気温は10℃くらいで暖かく、新年度ということでボールも新しくなっていました。そんなボールで普段どおり打っていると、同じストリングなのにこれまでとは全く違うものに感じました。今までは例年よりも気温も低かったし、物資不足なのかボールは比較的古くてフェルトが磨耗し、空気圧も低い状態だったせいかもしれません。
これまで、ツアーバイトはあまりホールド感は感じなかったのですが、その日はかなり感じました。「ツアー”バイト”」という名前のくせに食いつく感じはそれほど感じなかったのですが、その日はかなり食いつく感触で、ピンがかなり掛かるようになりました。これなら「世界一スピンが掛かる」という触れ込みにも納得出来るくらいでした。そして次のようにも思いました。
「このストリングこそが
自分が求めていたもの
そのものだ」
自分のテニスの理念はトップスピン至上主義的であり確率主義的であると思っていますが、そのような考え方にはうってつけなボールが打てます。
トップスピンの利点は多くありますが、その中でも自分が重要だと思うのは、ネット上の高いところにボールを通すことができることでネットが減る、ネットを通過した後は急降下するのでアウトも減る、総じてミスを減らすことができることです。このストリングであれば、速いボールでもネット上のかなり高い所を通すことができます。そしてパワーも十分あるので、バウンドは大きく弾んで打ちにくいボールにすることができて、ミスや短いボールを誘うことができます。つまり、ローリスク・ハイリターンな攻撃ができます。テニスはいくつものポイントを重ねるものなので、ミスで失点するリスクを減らすことは非常に重要だと思います。だからこそナダルが世界一なのだとも思っています。
とりとめもなく書きましたが、このストリングはこれまで使った中で一番気に入りました。最初からこのように感じていたら秘策を用意することもなかったでしょう。ですが、それに必要なものはすでに手配してしまったので、そちらも試してみたいと思います。ということで、まだまだ続いてしまうのです…。
2011年04月03日
ツアーバイト使ってみた④
張ってから1週間程&プレー時間4時間程のツアーバイトのテンションを測定してみました。殆ど変わりません。変わったとしても1、2ポンド落ちたかどうかといったところです。テンション維持性能は申し分ないと思います。
そして、ツアーバイトをメイン、クロスをナイロンマルチ(テクニファイバー・NRG)にして使ってみました。あまり期待はしていなかったのですが、やはりいまいちでした。自分にとってはメイン・ポリ、クロス・マルチのハイブリッドにはいい思い出はありません。スピン主体のためメインがズレまくります。そのためなのかわかりませんが、当たりの厚さやスピンの掛かり具合が不安定になってしまいます。ただ、フルポリに比べてボレーはすごくいいです。柔らかくて飛ぶし、その分振らなくていいので安定性も増します。ですが、自分が重視するのはフォアハンドなので、ボレーのためだけにマルチとのハイブリッドにはしたくありません。
ということで、これまでの結果からツアーバイトは他のストリングとのハイブリッドで使うことはないでしょう。そう、他のストリングとは…。
ツアーバイトについては多分あともう一回だけ続きます。次の策の手配の関係で10日後位になると思います。
そして、ツアーバイトをメイン、クロスをナイロンマルチ(テクニファイバー・NRG)にして使ってみました。あまり期待はしていなかったのですが、やはりいまいちでした。自分にとってはメイン・ポリ、クロス・マルチのハイブリッドにはいい思い出はありません。スピン主体のためメインがズレまくります。そのためなのかわかりませんが、当たりの厚さやスピンの掛かり具合が不安定になってしまいます。ただ、フルポリに比べてボレーはすごくいいです。柔らかくて飛ぶし、その分振らなくていいので安定性も増します。ですが、自分が重視するのはフォアハンドなので、ボレーのためだけにマルチとのハイブリッドにはしたくありません。
ということで、これまでの結果からツアーバイトは他のストリングとのハイブリッドで使うことはないでしょう。そう、他のストリングとは…。
ツアーバイトについては多分あともう一回だけ続きます。次の策の手配の関係で10日後位になると思います。