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テニスと心理学の架け橋 心理学のテニスへの応用を考える…よりもストリングのことを考えているかも

ジミー
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リターナーの視覚方略

 以前、スポーツの熟達者は相手のどこを見ているのかについて書きました。その時はテニスについてはよくわかりませんでしたが、自分なりに考えてみました。ということで、今回は完全に自論です。

 今回はリターナーはサーバーのどこを見るのがいいのかについてです。これについては、野球のバッターがピッチャーのどこを見ているのかについての研究がそのまま当てはまると思います。バッティングの熟達者は主にピッチャーの肩、胸部に視線を置き、ボールがリリースされる前には肘付近に視線を動かしていました。つまり、リリースされる前には、将来はリリースポイントになる、何もないところを見ていました。これについて、ピッチャーをサーバー、バッターをリターナーに当てはめると、↓のようになるかと思います。(画像はテニス365から拝借しました)
サーブ予測
〇で囲んだところに視線を置いておくということ、つまりは将来ラケットがボールをヒットする予定である何もないところを見る、ということです。(『「リターナーはサーバーのどこを見るのがいいのか?」なのに、サーバーを見てないじゃん!』という突っ込みはなしです…。)

 なぜこのようにすることが有効なのかを考えてみました。↑のように視線をあらかじめラケットがボールをヒットする予定の場所に置いた場合、ラケットがボールをヒットする瞬間から打球を見ることができます。では、ボールがヒットしてからようやく視線を打球に移すとどうなるでしょうか?きっと、ボールがヒットする瞬間から打球を見ることはできないでしょう。つまり、打球を見ることができる時間が少なくなるはずです。どれくらい少なくなるのかわかりませんが、仮にサーブのスピードを100km/h、見るのが遅れた時間(つまりラケットがボールにヒットしてから打球を見始めるまでに要した時間)を0.1秒とします。100km/hのボールは0.1秒で約2.8m進みます。つまり、0.1秒見るのが遅れると、相手サーバーがベースラインの内側から約2.8m手前のところでサーブを打ってくるのと同じようなものです。もし、画像のロディックが240km/hのサーブを打ってきたとしたら、約6.7m手前からサーブを打ってくるようなものになります。考えただけでも恐ろしい…。
 このような視線の置き方をしていなかった、且つ、速いサーブに反応できません><という人には、即効薬になるのではないかと思います(最初に言ったとおり、自論なので保証はしませんが)。ただし、トスを上げるまではサーバー本人を見ておいた方がいいと思います。いきなりアンダーサーブを打たれたら「…(゚Д゚)ポカーン」としてしまいますからね。
実験・知覚系 | 投稿者 ジミー 22:21 | コメント(0)| トラックバック(0)
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