2007年07月16日
血液型人間学のうそ
私の血液型はB型です。そのせいで損をしているようなことがあります。
例えば
?「血液型何型?」
私「B型です」
?「ふーん…(´ι _` )」
なんだか訝しげな返答が返ってくる…。
B型の方ならこんな状況が何度かあるのではないでしょうか?
最初にはっきり言っておきますと、ヒトの血液型とパーソナリティには何の関係もありません。テニスと関係ありませんが、多くの方に正しく認識してもらいたくて書きました。
B型のヒトは自己中心的、ということを例にとって説明します。B型のヒトが自己中心的である、というのは当たっています。じゃあ、正しいんじゃん(;´∀`)と思うかもしれませんが、当たっていること事体が正しいわけではありません。B型のヒトは自己中心的と言いますが、ヒトなら誰しも自己中心的な面があります。A型のヒトは几帳面と言いますが、どんなに大雑把なヒトでも常に大雑把ではなく、几帳面なところもあるのです。つまり、血液型に関係なく誰にでも当てはまることを言っているので、必然的に当たっていると感じるというカラクリなのです。ですので、特定の血液型を名指してこんな性格だ、というのは正しくないのです。
これはバーナム効果と呼ばれるものです。占いなどでもこの効果は使われています。(ちなみに「バーナム」は詐欺師の名前です)
血液型がパーソナリティに関係がある、と心理学的に正しいように語っている研究(?)がありますが、実にひどいものです。アンケートのサンプリング、統計的分析、その解釈・考察など、あらゆる面で偏った考えが見られ、最初から血液型がパーソナリティに関係がある、という答えありきのものでした。
週刊誌やファッション誌、テレビなどで血液型について取り上げられていますが、報道している人たちは血液型がパーソナリティに関係が無いことは知っています。なぜ取り上げるのかというと、お金になるからです。血液型について取り上げれば雑誌の発行部数は伸びるし、テレビの視聴率も上がる、というのが現状なのです。血液型だけでなく、遊び半分(というより遊び全部)の心理テストについても同じです。
遊び半分や間違った考えで心理学をお金儲けに使われることは、心理学者にとって心苦しいことです。世の人々に正しく心理学を理解していただきたい、と願っています。
例えば
?「血液型何型?」
私「B型です」
?「ふーん…(´ι _` )」
なんだか訝しげな返答が返ってくる…。
B型の方ならこんな状況が何度かあるのではないでしょうか?
最初にはっきり言っておきますと、ヒトの血液型とパーソナリティには何の関係もありません。テニスと関係ありませんが、多くの方に正しく認識してもらいたくて書きました。
B型のヒトは自己中心的、ということを例にとって説明します。B型のヒトが自己中心的である、というのは当たっています。じゃあ、正しいんじゃん(;´∀`)と思うかもしれませんが、当たっていること事体が正しいわけではありません。B型のヒトは自己中心的と言いますが、ヒトなら誰しも自己中心的な面があります。A型のヒトは几帳面と言いますが、どんなに大雑把なヒトでも常に大雑把ではなく、几帳面なところもあるのです。つまり、血液型に関係なく誰にでも当てはまることを言っているので、必然的に当たっていると感じるというカラクリなのです。ですので、特定の血液型を名指してこんな性格だ、というのは正しくないのです。
これはバーナム効果と呼ばれるものです。占いなどでもこの効果は使われています。(ちなみに「バーナム」は詐欺師の名前です)
血液型がパーソナリティに関係がある、と心理学的に正しいように語っている研究(?)がありますが、実にひどいものです。アンケートのサンプリング、統計的分析、その解釈・考察など、あらゆる面で偏った考えが見られ、最初から血液型がパーソナリティに関係がある、という答えありきのものでした。
週刊誌やファッション誌、テレビなどで血液型について取り上げられていますが、報道している人たちは血液型がパーソナリティに関係が無いことは知っています。なぜ取り上げるのかというと、お金になるからです。血液型について取り上げれば雑誌の発行部数は伸びるし、テレビの視聴率も上がる、というのが現状なのです。血液型だけでなく、遊び半分(というより遊び全部)の心理テストについても同じです。
遊び半分や間違った考えで心理学をお金儲けに使われることは、心理学者にとって心苦しいことです。世の人々に正しく心理学を理解していただきたい、と願っています。