2007年07月12日
何色のグリップが合うか?
様々な色のグリップテープが売られています。自分が使うラケットですからかっこよくしたいものです。そのためには何色のテープを買うべきか迷う人も多いでしょう。
心理学には色彩心理学という分野があります。これは色が人に与える影響や人が色に持つ印象について研究する分野です。比較的新しい分野ですが、どの色の組み合わせが好ましく感じられるのか?という疑問については多くの研究や理論が提唱されています。その理論の多くが、類似している組み合わせと対比的な組み合わせが調和していると感じられる、としています。では、類似している色、対比的な色とは何を指すのでしょうか?
この図は色相環というものです。
ヒトは光の波長から色を感じており、受容できる波長は約400~800nmです。その中で、400~435nmを紫、435~480nmを青、490~500をnm赤、500~560nmを緑、580~595nmを黄、610~750nmを赤と感じ取ります。色相環はこの順番に色を円状に配置したものです。
そして、調和していると感じる類似している色とは両隣近辺の色、対比的な色とは対角線上の色のことをいいます。黄色を例にとると、類似しているのはオレンジや黄緑、対比しているのは青や紫となります。
白、黒は上の図にありません。白と黒は色ではなく、明るさを示すものとされています。上の図は色相環は2次元ですが、本来は白・黒の明るさを含めた3次元で、2つの円錐の底面同士をくっつけたような形になります。片方の頂点が白、もう一方が黒、2つの円錐がくっついている底面が上の図の色相環になります。底面から白の頂点に進むにつれて色は明るくなり、逆に黒の頂点に進むにつれて暗くなります。
最後にまとめますと、ラケットに合うグリップテープやストリングの色については2つのアプローチがあります。1つはラケットと同じような色を組み合わせること、もう1つは対比的な色を組み合わせることです。参考になればと思います。
心理学には色彩心理学という分野があります。これは色が人に与える影響や人が色に持つ印象について研究する分野です。比較的新しい分野ですが、どの色の組み合わせが好ましく感じられるのか?という疑問については多くの研究や理論が提唱されています。その理論の多くが、類似している組み合わせと対比的な組み合わせが調和していると感じられる、としています。では、類似している色、対比的な色とは何を指すのでしょうか?
この図は色相環というものです。
ヒトは光の波長から色を感じており、受容できる波長は約400~800nmです。その中で、400~435nmを紫、435~480nmを青、490~500をnm赤、500~560nmを緑、580~595nmを黄、610~750nmを赤と感じ取ります。色相環はこの順番に色を円状に配置したものです。
そして、調和していると感じる類似している色とは両隣近辺の色、対比的な色とは対角線上の色のことをいいます。黄色を例にとると、類似しているのはオレンジや黄緑、対比しているのは青や紫となります。
白、黒は上の図にありません。白と黒は色ではなく、明るさを示すものとされています。上の図は色相環は2次元ですが、本来は白・黒の明るさを含めた3次元で、2つの円錐の底面同士をくっつけたような形になります。片方の頂点が白、もう一方が黒、2つの円錐がくっついている底面が上の図の色相環になります。底面から白の頂点に進むにつれて色は明るくなり、逆に黒の頂点に進むにつれて暗くなります。
最後にまとめますと、ラケットに合うグリップテープやストリングの色については2つのアプローチがあります。1つはラケットと同じような色を組み合わせること、もう1つは対比的な色を組み合わせることです。参考になればと思います。
中1の美術の時間に補色の関係の勉強をしました。
人間の目はある色を見たときにその色の色相環上の反対に
ある色を欲する、そして見出そうとするとか......
私は現在、青いラケットを使っています。
昔、シャラポアが使っていてプリンスのゲームシャークです。
調和する色というと対比するオレンジ、あるいは両隣の色で
紫や緑といったあたりになるでしょうか。
実際のグリップテープは白です。見た目はきれいです(笑
バボーラに紫のテープをする人は結構多いですよね。
ジミーさんのラケット、安心できる色でまとまっているように
感じます。ラケットとグリップが一体化している感じですね。
興味深い話をありがとうございました(>∀<)ノ
>感じます。ラケットとグリップが一体化している感じですね。
それを聞いて安心しました( ´ー`)
ゲームシャークの画像を見たことがなかったので画像を検索して見たところ、
黒&青(?)なので白がよく合いそうですね。
好みもあるので理論やモデルに必ずしも合わないのが難しいところですが、
興味を持って読んでもらえてうれしいです。