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テニスと心理学の架け橋 心理学のテニスへの応用を考える…よりもストリングのことを考えているかも

ジミー
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テンション測定アプリ-Freqmess②

 長くなったので分割しました。の続きです。

 mass densityを調べてテンションを測定しました。使用したストリングはツアーバイト16(1.30)で、12m分切りだして重さを測定したところ21gでした。これにより、このストリングのmass densityは21g/12m=1.75g/mとなります。この値を設定して、もともとツアーバイト16を張っていたラケットで測定しました。
 その結果「12.75kg」というより確からしい測定値が繰り返し出力されました。公式サイトのとおり、mass-densityを調べてから測定した方がいい、というよりもやらないとダメなことがありそうです。公式サイトに引用されている文献によれば、テンションの測定に大きく影響するのはmass densityであり、ストリングの素材や太さはそれほど関係ないとかなんとかだそうです。そうだとすると、ハイブリッドでもどうにかなると思います。メインとクロスのそれぞれのストリングのmass densityを求めて、足して2で割れば良い…のかな?
 ちなみに一日経ってからまた測定したところ、「12.72kg」という結果でした。一日で0.03kgしかテンションが落ちていないということなので、ツアーバイトのテンション維持の良いということだと思います。それよりも、このアプリがたった0.03kgの違いを測定できたことに驚きました。ほんとうに凄いと改めて思います。

 あと、なぜツアーバイトのmass densityがデフォルトの値より小さいのか考えました。アプリのポリエステル1.30のデフォルト値は1.84ですが、ツアーバイト16は1.75とかなり低いのです。これはストリングの形状のせいだと考えられます。ツアーバイトの形状は丸ではなく四角形ですが、太さの公称値は対角線の長さなのだと思います。そうなると、多くのストリングに見られる丸型よりも質量密度は低くなります。言葉にすると分かりにくいですが、図にすると分かりやすいです。

形状と質量密度


 外側の円が普通な丸形状のストリング、その内側の四角形がツアーバイトです。ツアーバイトの太さを対角線の長さだとすれば、丸形状のストリングと同じ太さ(直径)にはなるものの、ツアーバイトの方が体積は一回り小さくなります。それにより、質量密度も低い値になるのです。これらのことから言えるのは、このアプリで丸じゃない形状のストリングのテンションを測定する場合はmass densityを調べた方がいいだろう、ということです。
 YouTubeで動画を漁っていたら、iPhoneのracquetTuneというアプリを見つけました。こっちの方がいいなぁ…。色々書いていて思ったけど、すごいね、スマホ。改めてそう思った。
ストリンギング | 投稿者 ジミー 19:10 | コメント(0)| トラックバック(0)
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