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テニスと心理学の架け橋 心理学のテニスへの応用を考える…よりもストリングのことを考えているかも

ジミー
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貴重な体験&明日はミックス

 今日は国体の最前線で活躍している女性と一緒にテニスをするという、貴重な体験ができました。ストロークを打ち合って感じたのは勝てる要素は微塵もないことでした…。そんなことは当たり前なのですが予想以上でした。ほとんどのストロークがネットすれすれの低さでベースライン付近に突き刺さるのです。まともにヒットすることすら困難でした。壁は厚かったです。建物何棟分の壁があるんだろうか。町ひとつ分の建物分は感じたような…。


 そんなことがありましたが全く話は変わります。明日はミックスダブルスの大会に出ます。ミックスは初めてではなく、学生の頃に若干経験があります。学生時代のミックスには心に強く残っている思い出があります。
 僕は大学ではサークルでテニスをしていました。大学にはテニスサークルが8団体あり、それぞれのサークルの代表者が集まって委員を結成、各サークル合同の大会を運営していました。大会は年間で男女ダブルス4回、ミックス3回、シングルス1回、団体戦1回だったかと思います。
 各サークルの男女比は男子がずっと多かったです(たぶん工学部のせい)。そのため、ミックスに出ようとする男性は一緒に出てくれる女性を獲得しなければいけません。強い人は必死にならずともペアを結成できますが、僕のようなペーペーなレベルでは必死にならなければ大会に出られませんでした。
 僕のミックスの思い出というのは、一緒に出てくれる人がなかなか見つからず、断られた人数が8人くらいにまで昇ったことです。これは1大会当たりで振られた人数の当サークル新記録です。おそらく未来永劫だれも達成できないであろう不名誉な記録の持ち主になってしまいました。このときの気持ちを表現するならば、
サガット
僕の胸にはストⅡのサガットと同じ傷が見えました。きっとあの傷は幻ではなかったはず。

 さらにこの話には後日談があります。結局出れなかったその大会当日の夕方、アパートに帰宅するとなぜか自分の部屋の前に大きな荷物がありました。よく見ると土や草で汚れた大きなビニールシートで、どう考えても大会で使用したものです。それが僕の部屋の前に置かれているのです。これが意味することは、「一人で洗え」「乾かせ」「一人で畳め」「次の大会まで保管しろ」「例え今日の大会に出れなかったとしても」ということです。その夜、一人でびしょぬれになりながらビニールシートを洗いました。胸にできた傷に高見盛が塩を投げつけたような痛みを感じました。きっとあの痛みも幻ではなかったはず…。
 当時はちょっと鬱気味になりましたが、今となっては良い思い出です。自虐的な笑い話の1つになっています。ちなみにミックスダブルスには何度か無事に(?)出場できました。 

 そんな思い出のあるミックスダブルスですが、今になって出られるとは考えていませんでした。しかも一緒に出てくださいと僕が誘われたのです。学生時代ではありえなかった話です。明日は何が何でも頑張らなければなりません。誘ってくれたペアのためにも、自分の中に存在する忌まわしいミックスの過去を払しょくするためにも…。奇しくも今日は明日対戦する相手と比べたらハイパーオーバースペックな方と打ち合うことができました。明日の準備としてはこれ以上はない練習ができました。よーし、明日は頑張るぞー^^
日記・その他 | 投稿者 ジミー 15:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
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