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テニスと心理学の架け橋 心理学のテニスへの応用を考える…よりもストリングのことを考えているかも

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メンタルトレーニングについて

 メンタルトレーニング(以下MT)という言葉を聞いたことがある人は多いでしょうし、興味がある人も多いと思います。今回はMT全般のお話です。

まず始めに
 現場がMTに期待するのはパフォーマンス改善の即効性ですが、現実的には「わずかな投資で奇跡を期待してはならない」
というMT界の偉い方の言葉通りだそうです。また、現在では日本スポーツ心理学会が公認する、「スポーツMT指導士」という資格があるそうです。このことからも、MTの敷居は高いような印象を受けます。ですが、MTに関する本は数多く出版されているので、それを参考にすることは出来ると思います。理論やデータに基づかない、非実証的なものもあるかもしれませんが、次の3つはちゃんとした内容の本らしいです。紹介文もあわせて書いておきます。

「メンタルトレーニングワークブック」 中込四郎(1994)道和書院
MTで用いられる主要な心理技法について豊富な実践例に基づき解説している
「日本人のメンタルトレーニング」 長田一臣(1995)スキージャーナル
著者独自の立場から、トップアスリートへの心理サポートの実践例が豊富に紹介されている
「スポーツメンタルトレーニング教本」 日本スポーツ心理学会(2002)大修館書店
日本スポーツ心理学会が認定するスポーツメンタルトレーニング指導士のためのテキストとして位置づけられている

MTの役割
 MTの役割はスポーツ選手の心理的要因を強化することです。その要因を具体的に挙げると、意欲の向上、不安・緊張のコントロール、集中力の向上、チームワークの強化…などなど多岐に及びます。

MTではどのようなことをするのか
 始めはアセスメント(評価)から始まります。現在の自身の状態を把握して、MTにおける課題を明確にするためです。
アセスメントは面接や、専用の質問紙テストなどで行なわれます。アセスメントを元にトレーニングするのですが、次のようなことを行ないます。(詳細はわかりませんので、どのようなことをするかだけです…)
リラクセーション技法
呼吸法、筋弛緩法など
イメージ技法
理想的な動作のイメージをするなど
目標設定技法
明確に目標を設定し、それを達成するためのプランを立てる
ピークパフォーマンス分析
最高のプレーが出来たときの心理状態を分析し、理解する
暗示技法
自分に語りかけるなど
モニタリング技法
自分の行動を観察して記録し、自分にとって最適な状態を把握する



MTという言葉は知っているけど、具体的なMTは知らない方が大多数だと思いますが(私もその1人でした)、そのような方々向けに書いたつもりです。少しでもMTについての理解に貢献できたら幸いです。
スポーツ心理系 | 投稿者 ジミー 15:03 | コメント(0) | トラックバック(0)
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