2010年07月07日
勝つために最も重要なこと
ひどい状況だからこそ、根本的なことから考えてみたいと思います。テニスで勝つには何が最も重要なのか、についてです。ほとんど心理学も関係ない内容になると思いますので聞き流してもらえたらいいです。
テニスのルールから考えてみます。テニスに勝つには沢山のポイントを取らなければなりません。1ゲームを取るためには最低4ポイント、1セットを取るためには最低6ゲームも必要です。トーナメントを勝ち進むには、それはもうたくさんのポイントが必要です。このルールがあるからこそ、テニスは番狂わせが起きにくいスポーツと言われるのだと思います。確率的に考えると試行回数が多いのですから、実力差があればその通りの結果になりやすくなるはずです。
さらに、点数は1ポイントずつしか入りません。芸術点もなければ満塁ホームランもありません。1ポイントは1ポイントですから、これまた実力差通りの結果になりやすくなる要因の1つだと思います。
では、勝つためには何が必要なのか。僕は確実性や安定性だと思います。例えば、いくらボールが速くても入らなければ相手にポイントが入るし、相手にしっかり返されたらこれまた意味がありません。まずはボールをコートに入れること、そしてコースを突くことの方が重要だと思います。パワーを武器とする強い人は、それらの上にパワーが成り立っていると思います。逆に、パワーだけあってミスが多いとか、コースを突けない人とかは強くないと思います。そんな人がトーナメントを勝ち上がっているのを、僕は見たことがありません。逆に、パワーがなくても確実性・安定性に優れ、コースをうまく突く人が勝ち進むのは毎度のように見ています。相手よりも多くポイントを取るには一か八かではダメ、確実性・安定性が不可欠だと思うのです。
では、具体的な技術として何が必要なのかというと、その1つはストロークのトップスピンだと思います。
トップスピンがあれば、ボールはコートに入りやすくなります。ある程度ネットの上を通さなければいけないのでネットは少なくなりますし、ネットを超えればボールは落ちるのでアウトにもなりにくいです。
そして、トップスピンがあればコースもつけやすくなります。一番大きいのは、ダウンザラインが打ちやすくなることです。ダウンザラインをクロスと比較すると、ネットが高くてベースラインまでの距離は短いため、ネットかアウトのリスクは高くなります。ですが、トップスピンがあればそのリスクは大きく減らすことができます。右利き同士(左利き同士)の対決なら、相手のバックハンドに打っていけることも大きいです。ダウンザライン以外にもショートクロスができますし、回りこんでの逆クロスも厳しいコースを突けられます。総じて、トップスピンがあればコースの幅が広くなると思います。
トップスピンでなくても、遅い球なら同じようなことができます。ですが、トップスピンがあれば速い球でこれらのことができるようになります。要するにパワーと確実性を両立できるということです。
まとめると、トップスピンを使いこなせばボールをコートに入れやすいという確実性が得られるし、その上コースもつけやすくなる、だからテニスで勝つための重要な技術のひとつである、という内容です。改めて話すほどでもないですが、僕はそう考えました。どうでしょうか?ナダルはその最たる例だと思います。
今日はそんなことをグダグダと考えていました。そこで今の自分のバックハンドについても考えたのです。
…うむ、バックハンドに関してはトップスピンを意識したことなど皆無である。なんでフォアとこんなに違うんだー!とか思っていましたが、冷静に考えたら全く違いました。なんて馬鹿なんだろうか…。
以上のことから、バックハンドの方針が決まりました。まず、片手打ちか両手打ちかについては、両手打ちを採用します。世間的には両手の方がトップスピンを打ちやすいと言われていますし、自分でもそう思うからです。
そして誰の打ち方をモデルにするか?
チャンです。なぜかこの人が出てきました。画像の通り、この方のバックハンドはボールの下にラケットヘッドをセットして振り上げるように打つので、スピンを掛けるには最適な打ち方だと思ったのです。今ではこんな打ち方をする人は少なくなりました。でも、いいんです、時代に逆行しても。トップスピンという自分の哲学(?)を実現するには、この打ち方が一番だと思うんです。
ここまで考えて決めたのですから、今度こそはバックハンドに悩まないようにしたいと思います。
テニスのルールから考えてみます。テニスに勝つには沢山のポイントを取らなければなりません。1ゲームを取るためには最低4ポイント、1セットを取るためには最低6ゲームも必要です。トーナメントを勝ち進むには、それはもうたくさんのポイントが必要です。このルールがあるからこそ、テニスは番狂わせが起きにくいスポーツと言われるのだと思います。確率的に考えると試行回数が多いのですから、実力差があればその通りの結果になりやすくなるはずです。
さらに、点数は1ポイントずつしか入りません。芸術点もなければ満塁ホームランもありません。1ポイントは1ポイントですから、これまた実力差通りの結果になりやすくなる要因の1つだと思います。
では、勝つためには何が必要なのか。僕は確実性や安定性だと思います。例えば、いくらボールが速くても入らなければ相手にポイントが入るし、相手にしっかり返されたらこれまた意味がありません。まずはボールをコートに入れること、そしてコースを突くことの方が重要だと思います。パワーを武器とする強い人は、それらの上にパワーが成り立っていると思います。逆に、パワーだけあってミスが多いとか、コースを突けない人とかは強くないと思います。そんな人がトーナメントを勝ち上がっているのを、僕は見たことがありません。逆に、パワーがなくても確実性・安定性に優れ、コースをうまく突く人が勝ち進むのは毎度のように見ています。相手よりも多くポイントを取るには一か八かではダメ、確実性・安定性が不可欠だと思うのです。
では、具体的な技術として何が必要なのかというと、その1つはストロークのトップスピンだと思います。
トップスピンがあれば、ボールはコートに入りやすくなります。ある程度ネットの上を通さなければいけないのでネットは少なくなりますし、ネットを超えればボールは落ちるのでアウトにもなりにくいです。
そして、トップスピンがあればコースもつけやすくなります。一番大きいのは、ダウンザラインが打ちやすくなることです。ダウンザラインをクロスと比較すると、ネットが高くてベースラインまでの距離は短いため、ネットかアウトのリスクは高くなります。ですが、トップスピンがあればそのリスクは大きく減らすことができます。右利き同士(左利き同士)の対決なら、相手のバックハンドに打っていけることも大きいです。ダウンザライン以外にもショートクロスができますし、回りこんでの逆クロスも厳しいコースを突けられます。総じて、トップスピンがあればコースの幅が広くなると思います。
トップスピンでなくても、遅い球なら同じようなことができます。ですが、トップスピンがあれば速い球でこれらのことができるようになります。要するにパワーと確実性を両立できるということです。
まとめると、トップスピンを使いこなせばボールをコートに入れやすいという確実性が得られるし、その上コースもつけやすくなる、だからテニスで勝つための重要な技術のひとつである、という内容です。改めて話すほどでもないですが、僕はそう考えました。どうでしょうか?ナダルはその最たる例だと思います。
今日はそんなことをグダグダと考えていました。そこで今の自分のバックハンドについても考えたのです。
…うむ、バックハンドに関してはトップスピンを意識したことなど皆無である。なんでフォアとこんなに違うんだー!とか思っていましたが、冷静に考えたら全く違いました。なんて馬鹿なんだろうか…。
以上のことから、バックハンドの方針が決まりました。まず、片手打ちか両手打ちかについては、両手打ちを採用します。世間的には両手の方がトップスピンを打ちやすいと言われていますし、自分でもそう思うからです。
そして誰の打ち方をモデルにするか?
チャンです。なぜかこの人が出てきました。画像の通り、この方のバックハンドはボールの下にラケットヘッドをセットして振り上げるように打つので、スピンを掛けるには最適な打ち方だと思ったのです。今ではこんな打ち方をする人は少なくなりました。でも、いいんです、時代に逆行しても。トップスピンという自分の哲学(?)を実現するには、この打ち方が一番だと思うんです。
ここまで考えて決めたのですから、今度こそはバックハンドに悩まないようにしたいと思います。