2008年05月03日
覚醒とパフォーマンス②動因理論
覚醒とパフォーマンスの関係についてはいくつか理論があります。その1つの、ハルの動因理論(Hull,1943)についてです。
図で表すと簡単そうですが、いくつか但し書きがあります。
・覚醒水準が高いほど、その人が身につけている動作をしやすくなる
・熟達者ほど、身につけている動作は適切なので、覚醒水準が高いほど良いパフォーマンスができる
・一方、初心者が身につけている動作は適切でない場合が多いので、覚醒水準が高いほど悪いパフォーマンスになってしまう
(簡単に言うと、覚醒水準が高いほどその人の「素」とか「地」が出やすい、ということだとおもいます)
しかし、この理論では過度に覚醒水準が高い場合に(過度に緊張している場合など)、熟達者でも失敗してしまうことについて説明できていません。
その点を補う理論が、次の逆U字仮説です。
図で表すと簡単そうですが、いくつか但し書きがあります。
・覚醒水準が高いほど、その人が身につけている動作をしやすくなる
・熟達者ほど、身につけている動作は適切なので、覚醒水準が高いほど良いパフォーマンスができる
・一方、初心者が身につけている動作は適切でない場合が多いので、覚醒水準が高いほど悪いパフォーマンスになってしまう
(簡単に言うと、覚醒水準が高いほどその人の「素」とか「地」が出やすい、ということだとおもいます)
しかし、この理論では過度に覚醒水準が高い場合に(過度に緊張している場合など)、熟達者でも失敗してしまうことについて説明できていません。
その点を補う理論が、次の逆U字仮説です。
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