2011年02月21日
ポリスター・ターボの特徴
こんなマイナーなストリングについて詳しく紹介してもしょうがないかもしれませんが、色々書いてみようと思います。ポリスターの中でもエナジーはダビデンコが使用していることから名が知られましたが、このターボはあまり知られていません。
ターボの馴れ初めはStringforumでした。リベンジで肘に痛みを感じた頃でしたので、ComfortとPowerの評価が高いポリエステルを探していました。そして見つけたのがポリスターで、その中でもエナジーとターボを実際に試しました。そしてターボのスピン性能に驚き、エナジーを使ったことは記憶ありません(;・∀・)
使ってみての感想は、概ねStringforumの評価と一致しますが、ひと通り説明します。
このストリングの一番の特徴は形状です。Stringforumにちょうどいい画像がありましたので拝借。
ギザギザです。スピン性能はこのおかげでしょう。今まで使った中で最もスピンがかかります。
パワーに関しては結構満足しています。ボヨーンと飛ばすのではなく、伸びのある打球になります。スピンが多く掛かるストリングなのでありがたいことです。
打感に関しては、ポリエステルの中では柔らかい方です。しかし、それが災いして耐久性やテンション維持は悪いと思います。ギザギザな部分があるので、実際のゲージよりも一回り細いと考えたほうが良いでしょう。ポリエステルなので切れることはあまり無いとは思いますが、張るときには注意が必要です。ノットを作る時にペンチで引っ張ったらちぎれたことがあります。その時は瞬間接着剤でノットを固めましたが、グロメットごと固定してしまい…。
また、ノッチ(メインとクロスの交点でできるくぼみ)ができやすいです。ギザギザの部分が潰れやすいためです。さらに、ギザギザ形状はボールを打つと次第に潰れていきます。ずっと使っているとラケット中央付近は真ん丸になってしまいます。総じて張替えを多く要すると思います。
使ってみての感想は以上ですが、次は張る際の感想です。今まで張った中では文句なしに最も張りにくいです。その元凶は表面の塗布されたオイルです。さらに表面のギザギザで表面積が少ないことから、相乗効果でかなり滑りやすくなっています。ついでにギザギザで指の表皮が持っていかれることも…。
また、テンションを掛けて引っ張るとかなり伸びます。自分が今までプリストレッチされているリベンジを張っていたから、尚更伸びるように感じます。このことからもテンション維持があまり良くないことがうかがえます。出来ることならプリストレッチしたいけど、分銅ではきつい話です…。
(あくまで自分の)張り方ですが、ロールからストリングを出すときにはウェスペーパーで油を拭き取りながら出します。最初のメイン4本を張るときには、パーツクリーナを噴霧したウェスペーパーでストリンググリッパーに当たる部分だけを擦ってオイルを極力落とします。それ以降は他のストリングとは変わらずに張っています。立派なマシンであればオイルを拭きとらなくても張れるでしょう。その他の注意点としては、クランプはきつくすること、ノットを作る際には丁寧に優しくすることでしょうか。あと、テンションを掛けてからクランプで固定するまで、少し間を置くようにしています。ストリングが伸びやすいためです。
張りにくいストリングであるため、マシンやストリンギングの腕などによって張り上がりの固さに大きく差が出やすいと思われます。
腕のある人が立派なマシンで張れば、他のストリングよりも固く仕上がるかもしれません。これは表面のオイルによって、クロスがメインを通る際の抵抗が少ないためです。
逆に腕のない人が安物マシンで張れば、テンションが出せずに柔らかい仕上りになります。オイルと表面積の少なさによって滑ってしまうからです。ホームストリンガー泣かせと言えます。
張るのが難しいくせに張替えを多く要するストリングなので、非常に手がかかります。しかし、それに見合った対価は得られると思っています。上手くこのストリングと付き合っていきたいです。
ターボの馴れ初めはStringforumでした。リベンジで肘に痛みを感じた頃でしたので、ComfortとPowerの評価が高いポリエステルを探していました。そして見つけたのがポリスターで、その中でもエナジーとターボを実際に試しました。そしてターボのスピン性能に驚き、エナジーを使ったことは記憶ありません(;・∀・)
使ってみての感想は、概ねStringforumの評価と一致しますが、ひと通り説明します。
このストリングの一番の特徴は形状です。Stringforumにちょうどいい画像がありましたので拝借。
ギザギザです。スピン性能はこのおかげでしょう。今まで使った中で最もスピンがかかります。
パワーに関しては結構満足しています。ボヨーンと飛ばすのではなく、伸びのある打球になります。スピンが多く掛かるストリングなのでありがたいことです。
打感に関しては、ポリエステルの中では柔らかい方です。しかし、それが災いして耐久性やテンション維持は悪いと思います。ギザギザな部分があるので、実際のゲージよりも一回り細いと考えたほうが良いでしょう。ポリエステルなので切れることはあまり無いとは思いますが、張るときには注意が必要です。ノットを作る時にペンチで引っ張ったらちぎれたことがあります。その時は瞬間接着剤でノットを固めましたが、グロメットごと固定してしまい…。
また、ノッチ(メインとクロスの交点でできるくぼみ)ができやすいです。ギザギザの部分が潰れやすいためです。さらに、ギザギザ形状はボールを打つと次第に潰れていきます。ずっと使っているとラケット中央付近は真ん丸になってしまいます。総じて張替えを多く要すると思います。
使ってみての感想は以上ですが、次は張る際の感想です。今まで張った中では文句なしに最も張りにくいです。その元凶は表面の塗布されたオイルです。さらに表面のギザギザで表面積が少ないことから、相乗効果でかなり滑りやすくなっています。ついでにギザギザで指の表皮が持っていかれることも…。
また、テンションを掛けて引っ張るとかなり伸びます。自分が今までプリストレッチされているリベンジを張っていたから、尚更伸びるように感じます。このことからもテンション維持があまり良くないことがうかがえます。出来ることならプリストレッチしたいけど、分銅ではきつい話です…。
(あくまで自分の)張り方ですが、ロールからストリングを出すときにはウェスペーパーで油を拭き取りながら出します。最初のメイン4本を張るときには、パーツクリーナを噴霧したウェスペーパーでストリンググリッパーに当たる部分だけを擦ってオイルを極力落とします。それ以降は他のストリングとは変わらずに張っています。立派なマシンであればオイルを拭きとらなくても張れるでしょう。その他の注意点としては、クランプはきつくすること、ノットを作る際には丁寧に優しくすることでしょうか。あと、テンションを掛けてからクランプで固定するまで、少し間を置くようにしています。ストリングが伸びやすいためです。
張りにくいストリングであるため、マシンやストリンギングの腕などによって張り上がりの固さに大きく差が出やすいと思われます。
腕のある人が立派なマシンで張れば、他のストリングよりも固く仕上がるかもしれません。これは表面のオイルによって、クロスがメインを通る際の抵抗が少ないためです。
逆に腕のない人が安物マシンで張れば、テンションが出せずに柔らかい仕上りになります。オイルと表面積の少なさによって滑ってしまうからです。ホームストリンガー泣かせと言えます。
張るのが難しいくせに張替えを多く要するストリングなので、非常に手がかかります。しかし、それに見合った対価は得られると思っています。上手くこのストリングと付き合っていきたいです。