2010年10月05日
ストリングの硬さなどについて
昨年のテンション維持検証企画でたくさんのストリングを試し、今年も色々なストリングを使いました。そうしたことで、ストリングに対する考え方もだいぶ変わりました。去年はほとんどストリングの知識がなかったため、間違ったことも書いているように思います。そこで、ストリングの硬さとその影響について改めて考えたことを書こうと思います。このブログにはバボラのリベンジとRPMブラストの検索の結果でたどり着いている人が多いようなので、この2つを例に出します。他にもこの2つを出す理由はありまして、この2つのストリングを使った人には、パワーがあると感じる人とないと感じる人に分かれることに疑問を持っていたこともあります。そんなこんなでいろいろ考えてたのです。すると、柔らかいストリングの方がボレーやスライスがしやすいと感じることなども説明できるので、そのことについても書きたいと思います。今更なことかもしれませんし、間違っているかもしれません。
まず、リベンジ(orRPMブラスト)でパワーがあると感じる人とないと感じる人がいるのはなぜかについてです。スイングスピードが速い人ほどリベンジ=パワーある、RPMブラスト=パワーないと感じると思います。逆に、遅い人にとってはリベンジ=パワーない、RPMブラスト=パワーあると感じると思います。これは、ボールをどれほど潰せるかによって差が出ると考えられます。つまり、スイングスピードが速い=ボールを良く潰せる、スイングスピードが速くない=ボールをそこまで潰せない、ということです。言い換えれば、ボールの反発力を使ってボールを飛ばすか、ストリングの反発力を使ってボールを飛ばすかの違いだと思います。
リベンジ=パワーある、RPMブラスト=パワーないと感じる人は、スイングスピードが速くて、ストリングよりもボールの反発力を使っている人だと思います。ボールを潰せば元の形に戻るので、その元に戻る反発力でボールを飛ばせます。ですので、ボールを大きく潰せる人はリベンジという硬いストリングでボールをよく潰せますので、その分ボールを飛ばせる=パワーあると感じるのだと思います。そして、RPMブラストは(ポリエステルとしては)とても柔らかいので、ボールを潰しにくく、パワーが無いと感じるのだと思います。
逆に、リベンジ=パワーない、RPMブラスト=パワーあると感じる人は、スイングスピードがそんなに速くない=ボールをそこまで潰せないため、ボールよりもストリングの反発力を使ってボールを飛ばす人だと思います。ボールをそこまで潰せない人はボールが元に戻る反発力が使えません。そのため、ストリングの反発力を比較的多く使ってボールを飛ばします。ですので、硬いリベンジではストリングがたわみにくく、元に戻ろうとする反発力が弱いことから、パワーがないと感じます。一方、柔らかいRPMブラストではストリングが大きくたわみ、元に戻ろうとする反発力が大きいのでパワーがあると感じると考えられます。
突っ込みどころもあるかもしれませんが、続けて読んでください。
このように考えると、柔らかいストリングでスライスやボレーがしやすいということも説明がつきます。スライスやボレーは、トップスピンやフラットのストロークよりもスイングスピードが遅くなります。そのため、ボールを潰しにくいことからボールの反発力を使えず、ストリングの反発力を使ってボールを飛ばす比率が大きくなります。ですので、ストリングの反発力が大きな柔らかいストリングの方がボールを飛ばしやすいため、ボレーやスライスがしやすいと感じるのだと考えられます。
自分でも若干腑に落ちない部分もある気がしますが、うまく説明がつきます。そうすると、そこまで間違っていないようにも思えます。たぶん…。
ストリングを選ぶ基準は人それぞれですが、自分がいいと思う硬さのストリングを選ぶのがいいのではないでしょうか。最近はポリエステルでも柔らかいものが多く出てますので、選択の幅が広がっています。もちろん、ポリエステル以外でも今回書いたことは当てはまると思います。ストリングが決まったら、今度はテンションで微調整するのが一番手っ取り早いと思います。みなさんのストリング選びやテンションの参考になればと思います。
余談ですが、自分のストリングについて。今までで一番良かったのはリベンジです。それからころころ変えて、今ではウェイスキャノンのシルバーストリングです。これはどうかというと、自分にとっては柔らかすぎてフォアハンドの決定打に欠けるなぁ、という印象を最近では持っています。他の人には勧められる良いストリングですが、リベンジが忘れられない…。実業団の東北大会で爆発した豪腕フォアハンドが忘れられない…。リベンジに戻そうか、リベンジとシルバーストリングのハイブリッドにしてみようかと考えています。
まず、リベンジ(orRPMブラスト)でパワーがあると感じる人とないと感じる人がいるのはなぜかについてです。スイングスピードが速い人ほどリベンジ=パワーある、RPMブラスト=パワーないと感じると思います。逆に、遅い人にとってはリベンジ=パワーない、RPMブラスト=パワーあると感じると思います。これは、ボールをどれほど潰せるかによって差が出ると考えられます。つまり、スイングスピードが速い=ボールを良く潰せる、スイングスピードが速くない=ボールをそこまで潰せない、ということです。言い換えれば、ボールの反発力を使ってボールを飛ばすか、ストリングの反発力を使ってボールを飛ばすかの違いだと思います。
リベンジ=パワーある、RPMブラスト=パワーないと感じる人は、スイングスピードが速くて、ストリングよりもボールの反発力を使っている人だと思います。ボールを潰せば元の形に戻るので、その元に戻る反発力でボールを飛ばせます。ですので、ボールを大きく潰せる人はリベンジという硬いストリングでボールをよく潰せますので、その分ボールを飛ばせる=パワーあると感じるのだと思います。そして、RPMブラストは(ポリエステルとしては)とても柔らかいので、ボールを潰しにくく、パワーが無いと感じるのだと思います。
逆に、リベンジ=パワーない、RPMブラスト=パワーあると感じる人は、スイングスピードがそんなに速くない=ボールをそこまで潰せないため、ボールよりもストリングの反発力を使ってボールを飛ばす人だと思います。ボールをそこまで潰せない人はボールが元に戻る反発力が使えません。そのため、ストリングの反発力を比較的多く使ってボールを飛ばします。ですので、硬いリベンジではストリングがたわみにくく、元に戻ろうとする反発力が弱いことから、パワーがないと感じます。一方、柔らかいRPMブラストではストリングが大きくたわみ、元に戻ろうとする反発力が大きいのでパワーがあると感じると考えられます。
突っ込みどころもあるかもしれませんが、続けて読んでください。
このように考えると、柔らかいストリングでスライスやボレーがしやすいということも説明がつきます。スライスやボレーは、トップスピンやフラットのストロークよりもスイングスピードが遅くなります。そのため、ボールを潰しにくいことからボールの反発力を使えず、ストリングの反発力を使ってボールを飛ばす比率が大きくなります。ですので、ストリングの反発力が大きな柔らかいストリングの方がボールを飛ばしやすいため、ボレーやスライスがしやすいと感じるのだと考えられます。
自分でも若干腑に落ちない部分もある気がしますが、うまく説明がつきます。そうすると、そこまで間違っていないようにも思えます。たぶん…。
ストリングを選ぶ基準は人それぞれですが、自分がいいと思う硬さのストリングを選ぶのがいいのではないでしょうか。最近はポリエステルでも柔らかいものが多く出てますので、選択の幅が広がっています。もちろん、ポリエステル以外でも今回書いたことは当てはまると思います。ストリングが決まったら、今度はテンションで微調整するのが一番手っ取り早いと思います。みなさんのストリング選びやテンションの参考になればと思います。
余談ですが、自分のストリングについて。今までで一番良かったのはリベンジです。それからころころ変えて、今ではウェイスキャノンのシルバーストリングです。これはどうかというと、自分にとっては柔らかすぎてフォアハンドの決定打に欠けるなぁ、という印象を最近では持っています。他の人には勧められる良いストリングですが、リベンジが忘れられない…。実業団の東北大会で爆発した豪腕フォアハンドが忘れられない…。リベンジに戻そうか、リベンジとシルバーストリングのハイブリッドにしてみようかと考えています。