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テニスと心理学の架け橋 心理学のテニスへの応用を考える…よりもストリングのことを考えているかも

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アルゴリズムとヒューリスティクス①

 題名を「アルゴリズム的方略とヒューリスティック的方略」としたかったのか、文字数がたりませんでした。今回はアルゴリズム的方略(戦略、ストラテジー)とヒューリスティック的方略についてです。とりあえず、「アルゴリズム」と「ヒューリスティック」をウィキペディアで見てみました。

”アルゴリズム(英: Algorithm)とは、数学、コンピューティング、言語学、あるいは関連する分野において、問題を解くための効率的手順を定式化した形で表現したものを意味する。算法(さんぽう)と訳されることもある。”
”ヒューリスティクス(heuristic、Heuristik)とは「必ず正しい答えが導けるわけではないが、ある程度のレベルで正解に近い解を得ることが出来る方法」。答えの精度は保障されないが、回答に至るまでの時間が少なくてすむ。”

 ヒューリスティクスは心理学でも使われる言葉でもあり、上の意味で問題ありません。しかし、アルゴリズムは、ヒューリスティクスとの対義語的に扱うには上の意味とは少し異なってしまうかもしれません。ヒューリスティクスとは対義語的なので、上の引用に沿って書き換えると、

ヒューリスティクス
ある程度のレベルで正解に近い解を得ることが出来る方法。答えの精度は保障されないが、回答に至るまでの時間が少なくてすむ。
アルゴリズム
確実に正解を得ることができる方法。答えの精度は保障されるが、回答に至るまでの時間が多い。

という具合で捉えればいいと思います。

 具体例を示して説明したいと思います。
 「A市があります。その市の中に、あなたの親戚が1人住んでいます。その人を探してください。」。このとき、どのような方略をとるでしょうか。
 アルゴリズム的方略では、家を一軒一軒回る、という方略が挙げられます。この方法では、いずれは親戚の人を見つけることが出来るでしょう。しかし、時間・費用はかなりかかってしまい、対費用効果、効率が悪いとも言えます。
 ヒューリスティック的方略としては、電話帳で自分と同じ名字の人を探して電話を掛ける、という方略が挙げられます。この方法で、まず見つけられるだろうと考えられますが、親戚の人の名字が変わっていたり、固定電話を持っていなかったら見つけられません。しかし、時間・費用はずっとかからず、対費用効果、効率が良いとも言えます。

 では、テニスではどちらの方略で考えればよいのか、という問題になります。長くなったので、続きは次に書こうと思います。
認知系 | 投稿者 ジミー 23:36 | コメント(0)| トラックバック(0)
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